klipperの導入準備

klipperはすばらしいですが、導入を解説している日本語のサイトがあまり多くないようなのでさわりだけ書いておこうと思います。

まずは自分のプリンターがklipperに対応しているのかを検証してみましょう。
こちらhttps://github.com/KevinOConnor/klipper/tree/master/config
に載っている機種やマザーボードが設定ファイルまで含めてklipperが対応している機種です。(載っていない機種も対応していないわけではないが、設定を探すためにそれなりに労力が必要になるかも)
そして、自分の機種がファームを更新できるのかを確認した方が良いでしょう。(具体的にはEnder3等のブートローダーを持たない機種はブートローダーを書き込まないとSDカードにファームを入れただけではファームが更新されない等の問題が有る)

必要な機器
・ラズベリーパイ本体
公式では処理能力の問題により2以降を勧めています。ZEROなどの処理能力が低い機種は不適です。
個人的にはWiFiが使えるように3以降の機種が便利だと思います。(私は3Bを使用していますが、300mm/sでプリントの時も処理不足の挙動になることはありません)
・ラズベリーパイに使用するMicroSD
容量は8GB以上が良いでしょう。
klipper自体の容量が大きいようなので4GBでは容量不足になってしまいました。
・ラズベリーパイ用電源
安定してラズベリーパイが動くように電流は3A使えるアダプター、もしくはプリンターの電源から5V電源がとれる画像のようなコンバーターを用意しましょう。

画像1

導入をするおおまかな流れとして、
・ラズベリーパイにklipperをインストール
     ↓
・そのラズベリーパイで本体ボード用に合わせた簡易ファームを作成
     ↓
・作成した簡易ファームをラズベリーパイから取り出し3Dプリンターのボードを更新
     ↓
・ラズベリーパイに設定ファイルのprinter.cfgを入れる
     

メジャーな導入の仕方として
MainsailOSでklipperを使う方法と、
OctoPiでklipperを使う方法があります。

Mainsailは操作感がklipperに調整されていて素晴らしく、導入が簡単
OctoPiはOctoprintのプラグインが色々使えます。

当初、導入手順を書いていこうと思いましたが、他で導入方法を細かく丁寧に記載されているサイトが出てきているようなので、導入方法については投稿を取りやめることにしました。申し訳ございません。

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