少し早いクリスマスプレゼント ~ちゃすい的先週の日向坂~(10/17~10/23)
noteを開いていただきありがとうございます。
ちゃすいです。
リアルが忙しく約1ヶ月ぶりの更新と空いてしまいましたが、これからまた更新していこうと思いますので、お暇なときにでもお読みいただけたらと思います。
さて今回は、「おひさま化計画 2021」において、全公演にて「overture」より先に「NO WAR in the future」が披露されたことについて、ちょっとした考察を書いていこうと思います。
前回の記事にて「広島公演のセトリ」について書かせていただきました。
その際は、「NO WAR in the future」が1曲目にきたのは、過去に原子爆弾が落ちた場所であり、平和への祈りないし、継承と言う意味があるのではと書きました。
しかしその後の福岡、大阪、宮城、東京、愛知と全公演にて「NO WAR in the future」が「Overture」より先に披露されました。
ということは、広島での過去の記憶の継承とは違う意味がこの「NO WAR in the future」には込められていたということになります。
一体どういった意図があって、「NO WAR in the futre」が最初に披露されたのか。
ということで基本に立ち返って公式HPを覗いて見ました。
すると「全国おひさま化計画 2021」のオンライン配信決定のページがありまして、そこには「2度の延期を経て、ついに開幕した日向坂46にとっての初の有観客アリーナ・ツアー」と書かれていました。
なぜアリーナツアーは延期されたのか、そしてなぜわざわざ「有観客」とあるのか。
それで思い出したんですが、「そういえば今コロナ禍だな」と。
当たり前すぎて、すっかりと見落としていたんですが、今はCOVID-19のために自粛など様々な制約を受けている時代でした。
このコロナ禍によって職を失った人、誹謗中傷を受けた人など辛い目にあった方も多くいるでしょう。
また国際レベルに目を向けても、ワクチン接種の進む国もあればそうでない国もある。
そういったことに目を向けたうえで再度、「NO WAR in the future」の歌詞に目を向けてみると、日向坂46がこのアリーナツアーで伝えようとしているメッセージの一端を垣間見れるのではないかと思います。
「愛しあってるかい?
世界の人と...
やさいしくありたいんだ
"好き"になってみよう」
について、コロナ禍において、色んな事に敏感になり、他人に対して不寛容になってしまう人もいたと思います。
そんなときに、(自分はもちろん)他の人を愛してるか?と、少しやさしくいてみようよと語り掛けているように思えます。
そして
「そばにいる誰かのため
遠くの誰かのため
感情を譲り合えば
分かり合えるだろう」
相手の「マナー違反」を見て、怒りの感情を出すのを少し留めてみる。
こうしていくことで、他者とぶつかることも減るのではないかと。
そしてお互いに笑顔でいることのできる世界を、少しずつながら始めることができるのではないか。
そういったことをアリーナツアーを届けようとしていたのではないでしょうか。
最近はほとんど聞かれなくなった「ハッピーオーラ」。
ライブを通して少しでも笑顔になってもらい、心の余裕をもって日々を送ってもらう。
そして他者に、以前よりちょっとでいいから優しくする。
この優しのやり取りが続いていけば、ちょっぴりいい社会に近づくかもしれない。
そういった期待とメッセージが隠れているように思えます。
(まあ個人の優しさをあてにする社会は、ご遠慮したいものですが)
最後に推しメンの一人である宮田愛萌さんの2021年1月10日のブログから、少し長いですが、お気に入りの文章を引用させていただきたいと思います。
こういうご時世だからこそ、今まで以上に思いやりの心って大切だなって思うんです。
例えばマスクをしていない方を見たときに
「どうしてしてないんだろう…」
ってちょっとモヤっとした気持ちを抱えるのではなく、
「何らかの事情でマスクがつけられないのかもしれないから、そういう方のためにも、できる人がきちんとマスクをしないと」
と考えることもきっと思いやりなんです。
自分の考えや経験、知識に基づいて、正しさを意識することも大切ですが、
他者について、想像をして、慮ることもきっと大切だと思います。
こういうご時世だからこそ、みんなで協力していけたらなと
ということで、今回は「NO WAR in the future」を「Overture」よりも前に持ってきた理由について考えてみました。
ぜひ皆さんのご意見も教えて頂けたらと思います。
ではでは最後までお読みいただきありがとうございました。
失礼します。