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正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解に ~ちゃすい的先週の日向坂(8/15~8/21)~

noteを開いていただきありがとうございます。

ちゃすいです。

前々回のnoteで、トークを取り始めたという話をさせていただきましたが、その際気付いてしまいました。

Google Playで「3年目のデビュー」レンタルできるということを。

恥ずかしながら、未だに「3年目のデビュー」を見ていませんでした。

映画館ではやってないし、DVD買っても見るものがないしで諦めていたのですが、今回、スマホで見れてしまうということが分かってしまいました。

はい、ということで「3年目のデビュー」を見てきました。



見ていて思ったのは、日向坂46は好きという感情がしっかりと、形になったグループなんだなということです。

作中に「メンバー同士で目が合うと、それだけで笑顔になれる。」といった言葉がありましたが、まさにこの言葉が、日向坂46を表現しているように思えます。

一緒にいるだけで、笑顔になれる。

メンバー各々が、お互いのことを好きでいるからこそ、目が合うだけで笑顔になれる。

とてつもなく強いグループだなと。



そしてこの根幹にはやはり佐々木久美さんがいるのではないでしょうか。

というのも、佐々木久美さんは、ひらがなけやきのとき、「かわいくない」、「二軍」といった言葉を浴びせられる中、一人、このメンバーなら大丈夫だと確信していたそうです。

そして早くその魅力を知ってほしい、気付いてほしいと思っていたと。

だからこそ、2017年8月のライブにおいて、心を鬼にして他のメンバーを叱ることが出来たのだと思います。


またこの思いはスタッフさんの中にもあったのでしょう。

長濱ねるさんが漢字欅との兼任を解除された際、スタッフさんがメンバーに語り掛ける様子が私の中では非常に印象的でした。


「僕たちもひらがなけやきが大好きだから」


恐らくですが、この言葉に救われたというメンバーもいるのではないでしょうか。

ひらがなけやきが解散になるのかどうか、これから先どうなるのか全く分からない、真っ暗闇の中にいる際、この言葉は、大きな支えになったと思います。


最終的に、漢字欅とは違う、ひらがなけやきを目指して、例えばお辞儀を揃えるといったことや、挨拶は他のどのグループにも負けないといった姿勢で、仕事に望むといったところに繋がっていったのではないでしょうか。

この姿勢があったからこそ、2018年の武道館ライブ3Daysを任せてもらえることになったのだと思います。

佐々木久美さんの「このライブ勝ちに行きたい」という言葉。

この言葉を全メンバー及び、スタッフさんが大勢いる中はっきしと言い切る姿。

この言葉だけで、任せてよかったと思えるのではないでしょうか。

実際、3日間とも満員で、最終的には単独アルバム発売決定という嬉しい話が届きます。

そして、その1年後には改名・単独シングルデビューを果たします。



といっても全てが順風満帆に行ったわけではありません。

柿崎芽美さんの卒業や濱岸ひよりさんの休業などがありました。

その中でも後に日向坂の強みと言われる「グループで行こう」という姿勢が垣間見れたのが、小坂菜緒さんが初代センターに就任したときの様子です。

小坂菜緒さん自身が言及されていますが、センターになった際、嬉しいよりも苦しいと感じたそうです。

というのも「ひらがなけやきの3年間」をインタビューなどで聞かれるが、それを知らないからです。

体験していないことを、聞かれる。

自身が体験していないことを、あたかも体験したかのように、これまでの歩みを話すというのは、かなりしんどいことだと思います。

しかし、ここも他のメンバー同士が助け合うことで乗り切っていきます。

この点は、ひらがな時代を知っている1期生だけでなく、2期生も(もちろん3期生も)日向坂46のメンバーなんだよということを示していると思います。

1期生という特定の集団にのみ与えられたものではなく、ひらがなけやき、日向坂46が、後輩に継承されるものであるということを示していると言えます。

この点は、日向坂46というグループが特定の誰かに依存していないということの表れでもあるでしょう。

実際、小坂菜緒さんがライブなどでセンターを務めることができないときに、代理センターが楽曲を披露しました。

全員がいることが望ましいが、必ずしも全員いれるとは限らない。

そういったとき、他の誰かがその穴を埋めることができる。

誰か一人に依存した、属人的でない、グループの在り方が示されているように見えます。

以上の点は、オードリーのお二方の「一人が目立ったらもっと目立たせてあげよう」、「グループで行こう」という言葉にも垣間見れます。


なんでしょう、誰がセンターになるのか、誰がフロントに立つのかといった競争はあるのですが、それがただの競争に終始せず共創(もしくは協奏)といったものへと昇華されている点が、日向坂らしさなのかなと勝手ながら思います。


最後にメンバーの皆さんが言っていた言葉を紹介してこのnoteを終えようと思います。


「助けてくれるから返したい」(高本彩花)

「みんなで認めてもらうから始める」、「近くにいる人のおかげで頑張れるというのを経験している」(潮紗理菜)

「雲一つない気持ちでみんなで頑張ろう」(佐々木久美)




最後までお読みいただきありがとうございました。

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