Gemini で画像生成が再開されました!/ SynthID による電子透かし
※ この note は、2024年10月17日付の情報をもとに作成しています。利用の際は、必ず公式の情報を確認してご利用ください。
モデルとしては、Imagen 3 というモデルとなっています。
実は、Gemini によって生成された歴史上の人物の描写に一部不正確な点があったために、画像生成機能が制限されていました。
今回、それを改善できたとして再開されることになりました。
ログインすると次のような案内があります!
これは、無料アカウントでも使用することができます。
今回は、普段次のアカウントを使っているので、これらで試してみたいと思います!
gmail.com アカウント無料
gmail.com アカウント Advanced
学校アカウント
組織アカウント(有料)言語設定英語
重複するなーと思って、
gmail.com アカウント無料
gmail.com アカウント Advanced_英語プロンプト
gmail.com アカウント Advanced_日本語プロンプト
学校アカウント
組織アカウント(有料)言語設定英語_英語プロンプト
組織アカウント(有料)言語設定英語_日本語プロンプト
で試しました!
プロンプトパターン1:ヘッドホンをかけている狼、遠吠え、紅葉を楽しんでいる、イチョウ、イラストを作って
gmail.com アカウント無料:⭕️
gmail.com アカウント Advanced_英語プロンプト:⭕️
gmail.com アカウント Advanced_日本語プロンプト:⭕️
学校アカウント:⭕️
組織アカウント(有料)言語設定英語_英語プロンプト:⭕️
組織アカウント(有料)言語設定英語_日本語プロンプト:⭕️
どのアカウントで実行しても問題なく作成できます!
狼かわいいな、、、、
プロンプトパターン2:文化祭を楽しむ高校生の画像を作って
gmail.com アカウント無料:❌
gmail.com アカウント Advanced_英語プロンプト:❌
gmail.com アカウント Advanced_日本語プロンプト:❌
学校アカウント:❌
組織アカウント(有料)言語設定英語_英語プロンプト:❌
組織アカウント(有料)言語設定英語_日本語プロンプト:❌
⬆️のような感じになります。
こちらは、このようなエラーが出ます。
生成できません!
この特定の種類というのが、未成年の画像になります。
禁止されている項目はこちら
児童の安全に対する脅威
児童性的虐待に関する出力を生成しない。
危険なアクティビティ
自傷行為(自殺や摂食障害)の指示や、違法薬物や武器の購入方法など、現実世界での危害をもたらす可能性のある内容を生成しない。
暴力と流血
過度の暴力や流血、残虐行為、動物に対する不当な暴力を含む描写を生成しない。
有害な事実上の不正確さ
健康や安全に関する誤情報や、不正確なニュース(災害警報など)を生成しない。
嫌がらせ、煽動、差別
暴力を煽る、いじめ、脅迫、特定の個人やグループに対する差別的な出力を生成しない。
性的に露骨な素材
ポルノ、性的暴行、強姦などの描写を含む性的に露骨なコンテンツを生成しない。
公式ページはこちら
プロンプトパターン3:文化祭を楽しむ人の画像を作って
gmail.com アカウント無料:❌
gmail.com アカウント Advanced_英語プロンプト:❌
gmail.com アカウント Advanced_日本語プロンプト:❌
学校アカウント:❌
組織アカウント(有料)言語設定英語_英語プロンプト:❌
組織アカウント(有料)言語設定英語_日本語プロンプト:❌
これは、うまくいくときもあるのかも?しれないけど、"文化祭"というのが未成年をイメージさせるのかな🧐
組織アカウント言語設定英語_英語プロンプト が一番可能性がありましたが、ダメでしたね。
プロンプトパターン4:祭を楽しむ人の画像を作って
gmail.com アカウント無料:❌
gmail.com アカウント Advanced言語設定英語_英語プロンプト:⭕️
gmail.com アカウント Advanced言語設定英語_日本語プロンプト:❌
学校アカウント:❌
組織アカウント(有料)言語設定英語_英語プロンプト:⭕️
組織アカウント(有料)言語設定英語_日本語プロンプト:❌
これはいけました!
日本語ではまだ生成できません!
という記載が元ですね!
言語設定さえ英語にすれば、無料アカウントでもOKでした!
ただし、もう一度言いますが、現状は言語設定を英語にしておかないといけません。
商用利用に関して
頑張って探したんですが、、、結論
が、現状です、、、。
次は、Google Cloud のページですが、、、どうなんでしょうかね。
一方で、最近は画像を作るような仕事だと、著作権譲渡の関係で、画像生成AI の使用に関する規定がある場合がほとんどです。
お仕事で作って、納品する際はクライアントによく確認してみましょう!
(著作権を持つのが、ツールの提供者にある場合、依頼者が著作権を持てないことが懸念されている)
色々と調べると、利用できるって書いてあるページも多いんですけど、ソースのページが見当たらないので、分かる方、ページを教えてください笑
SynthID
ただ、Google が生成する画像には、SynthID という電子透かしがついています。
これにより、AI によって作成されたかどうかの判定ができるようになっています。
Imagen (Gemini で使われている画像生成AI)によって生成された
Imagen (Gemini で使われている画像生成AI)によって生成されていない
生成AIで生成された可能性があるので取り扱い注意
まだ Google 検索だと確認はできませんが、Google レンズ を使うと、それがAI で作られたかどうかの判定ができるんです!
Google アプリ からでも、ウィジェットからでもいいので、このカメラのアイコンをクリックして、画像をアップ!
画像を選択して、
下にスクロールしていくと、"この画像について"というメニューが出てくるので、クリックする!
次のように、Google AI によって生成したかどうかの記述が出てきます!
この画像は、一見良い写真ですが、実は Gemini で作ったんです!
しっかりと判定されていますね!
皆さんもぜひ試してみてください!
ImageFX
知らない方もいらっしゃるかもですが、この ImageFX でも Google の画像生成が使えます!
これはまた解説記事を作りたいと思います!