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オンライン授業・研修の配信環境(9)ATEM Mini Pro の マルチビュー モニター
こんにちは、やまおかです。
今回は、ATEM Mini Pro の特徴的機能である、マルチビュー用のモニターについて記載します。
ミニモニターを導入して、各HDMI入力映像の確認、各音声入力のdB確認、現在の映像・音声出力の確認が すこぶる快適になりました。
導入して大正解でした。
さて本題、マルチビュー機能は、ATEM Mini シリーズでも Pro 以上に搭載されている機能です。ATEM Mini にインプットしている、HDMI の映像と、HDMI、マイクの音圧を表示してくれます。
下の写真のモニター表示が、マルチビューの内容です。
詳しくは以下のサイト御覧ください。
写真のミニディスプレイを導入する前は、DELL製の23インチディスプレイにマルチビューを出力していましたが、
23インチディスプレイをマルチビューのためだけに、机の上に鎮座させるのももったいないですし、
たまに23インチディスプレイを、ノートPCの外部ディスプレイとして利用した場合、色設定を YPbPr から RGB へ変更しなおさないといけないのが面倒でした。
ATEM Mini Pro のマルチビュー出力は、色情報は、YPbPr 信号のようです。モニターに色信号の自動認識とかがあれば、メニューからの色信号の設定変更はいらないのだと思いますが、私の使っているDELL23インチモニターは、手動で色信号の設定変更をする必要があり、面倒です。
23インチをマルチビュー用として使い続けるのも勿体ないですし、マルチビューから切り離せれば、デスクトップPCの拡張ディスプレイの1面として利用もできるようになります。
そこで、以下のミニディスプレイを導入しました。
選定要件として
解像度1920×1080に対応していること。
大きすぎない10インチ程度
YPbPr に対応していること。
(ATEM Mini の HDMI 出力とつないだだけで信号認識してくれました。)
です。
10インチ以下のモニターでは、解像度が1920×1080に対応していなものが多く。インチ数を上げると値段も高くなり2万円を超えてきてしまいます。なるべく安価に要件を満たすものを選びました。
付属のHDMIケーブルでATEM Mini Pro と接続しています。
入力インターフェースは以下のような配置です。
本体上面のボタン配置です。
背面には、75*75mmVESAブラケット、底面にはカメラ三脚などのねじサイズのメスがついています。底面のネジ穴にManfrottoのミニ三脚を取り付けてみましたが、ネジ穴精度が悪いのか、途中までしかねじ込めませんでした、、、
ミニモニターを導入してからは、ビデオカメラの液晶モニターも使わなくなり(液晶モニターを開かないのでかさばらない)、書画カメラの映像も、zoom に映すまえにマルチビューで確認することができ非常に便利になりました。
以上 今回は、ATEM Mini Pro マルチビュー用に導入したミニモニターのお話でした。
次回は、音響系か液晶ペンタブレットの話を予定しています。
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