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豆寄席:オンラインファシリテーション

先日開催された自社の勉強会へ参加したのでメモ的に残しておく。

プレゼンター:クラスメソッド株式会社 高柳 謙 氏

ファシリテーション

リアル(オフライン) と オンライン のファシリテーションって一部共通するところもあるけど異なるよね というのが大方の考えただけど

リアルの良い所を包含したのがオンラインのファシリテーションと捉えている。

ファシリテートの4ステップ

① 場を見る
② 場からフィードバックをうける
③ 考える(ファシリテーション的な考え)
④ 作用(介入・振る舞い)👈これをファシリテートと呼ぶ人もいる

④ で思った方向(目標・ゴール)に近づく場合もあるし、遠ざかる時もあるが、①~④を繰り返しゴールに近づけていく

各ステップでオンライン特有なこと

① 見るを画面越しに カメラ映像やチャットの内容とかを見る

③ カメラ画角外のカンペを見たり

④ ジェスチャーだったり、チャットで応答したり、ホワイトボードでビジュアル化するとか 自分の姿を見せたり・見せなかったり


オフラインの時にはなかったことかもしれない

自分と相手で 見ているものが異なったり、聞こえ方が異なる。


オンライン空間の種類別け

・ 対面型:zoom, meet, teams

・ 空間型:oVice, teamflow

・ 3D空間:メタバース


オンラインでの見え方

画面共有した時に、相手に強制で画面を見せることができる

可読性(拡大とか縮小が可能)が高い

視覚を誘導するのがオフラインと比較して強めになる。



オンラインでの聞こえ方

音を遮れないので、ノイズが乗っていたり、音圧が違ったりするとストレスになる。リアルではなかった。オンライになって自分の音声を確認する手法も工夫する必要がある。

自分と相手やオンラインでの感覚の違いを認識する

視覚・聴覚のアップデートをする必要がある。


参加者からの質問やコメント

「場」ってなんですか?

人がいて、空間(区切りがある discordのチャンネルとか)があって テーマ(フリートークだというのもテーマ)がある

井戸端会議とか給湯室での話とかはファシリテートしづらいので場とは捉えづらい


フィードバックは、リアスよりオンラインの方が少なく感じるか?

感覚 視野角とか、聴覚の先鋭化

ミュートで拍手をして音を伝わらないが、拍手をしたことで自分が感じるものがある

人間関係も考慮して、感覚を広げられる

電話でのコーチングの話

オンラインでのコミュニケーションのアップデートが必要

場にたいする許容(ルール)を設けると良い

見せる化 見る事で、人間は考える(考えてしまう)


皆が話だしてカオスになることも、逆に皆が黙ってしまうこともある

対面型だと声がかぶると、皆黙ってしまう

空間型は声被りが気にならない(より音に集中しているかもしれない)ツールの音の取り扱い・処理に依存するところがある

オンラインの方がファシリテーションの役回りがある、オンラインだとお互いが見えないので、誰かが場を回す必要がある。昔はモデレーターと言われていた。

オンラインになってファシリテーションが感謝される事が多くなった

ブレークアウト機能だと完全に切り離して場に委ねるというファシリテートもできるようになった。


発言の譲り合いの話

カメラONにして顔を見ていれば譲り合えるのかもしれない。

マイクのミュートを外すという行為。ミュート外したなを見る。

カメラONにするとか。


テーマは目的と言ってもいいのか

それは難しい。テーマは話のフェーズによって目的が異なる。

このテーマで発散するといのが目的とか、このテーマで何かを決めるのが目的とか。


場の温度が上がる上では、ファシリテーターだけではなくフォロワーシップのある参加者が重要な感じがしますが、どうやってそういった人に人をつけたり掘り起こしたりしますか?

コメントを早めに入れてくれる人とかカメラONになっている人とかを見て、誰が温度が高いかを見極める。

直接的に目で見えているものだけではないが、人間関係とかも考慮して把握している情報をもとに判断する


オンライン研修だと、個人的な印象では時間が押しがち、詰め込みがちになるような気がします。そうならないようにするにはどのような工夫が必要でしょうか?

短縮するための準備をしておく。


以上

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山岡敏夫
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