Oh my teethはものづくりの会社であるという話
こんにちは、Oh my teeth 採用チームの山田です。
今日は「Oh my teethはものづくりの会社だよ」っていう話をしていきたいなと思っています。この前ある方と話しているときに「Oh my teethはものづくりとか工夫が詰め込まれている会社だよね」って言われたことをきっかけに考えてみたので備忘録として。
なんでものづくりの会社なのか?
Oh my teethは名前にもある通り、歯科領域で事業を展開している会社です。でもあんまり歯科領域っていわれてもどんな事業をやっているのかってピンと来ないと思います。ぼくも最初は歯医者に対してSaaSとか提供しているのかなーくらいに思っていました(笑)
でも実際に中に入ってみると、もちろん歯科領域で事業を展開しているのはそうなんですけれども、 それ以上に「ものづくりの会社だ」という印象が強かったです。どういうところで「ものづくりの文化」を感じたか?振り返ってみると下記の2つが印象として大きいですね。
代表の西野がもともとエンジニア出身で、プロダクトの成熟度が高い
エンジニア以外にも、歯科技工士や歯科医師という技術職がこだわりを持って仕事をしている
代表西野のものづくりへのこだわり
まず西野の話からなんですけど、彼は元々ワークスアプリケーションズという会社でエンジニアをやっていた人間で、そもそもものづくりとか体験づくりがすごく好きなんですよね。それも相まってか、いわゆるガジェットが大好きで、リュックとかノートとかペンに異様にこだわっていますw
ガジェット好きが災いしてYoutubeチャンネルでおすすめのマストバイ商品を紹介していますw
すごく象徴的なのは、Apple Vision Proが発売されるとなった時に、アメリカで先行発売されるということを聞きつけて、どうしてもアメリカの発売日に欲しいということで日本から最寄りのハワイのApple Storeに行って実際に購入してきたという話です(笑)それくらい新しい体験やプロダクトが好きな人間なので、ものづくりに対するこだわりが圧倒的だなと感じています。
こんな記事にまで載っていました(笑)
特にはじめてOh my teethの実際の業務フローを中に入って見た時に結構びっくりしました。まだ5期目の会社でアーリーフェーズの会社ではあるんですけれども、それに比べてプロダクトのクオリティがめちゃくちゃ高いなと。具体的には、ユーザーの予約情報や問診情報、診断の情報などが内製で作ったカルテの中に格納される。そしてそれらのデータが自動的にSFDCやBig Queryにすべて連携されており、そのデータを基にユーザー分析とかもめちゃくちゃ簡単にできるし、メッセージ送付の自動化などが成されています。そんなプロダクト設計になっていて、オペレーションエクセレンスが会社のフェーズに比べて徹底されているなーという印象を受けたのを覚えています。
歯科技工士・歯科医師の職人としてのこだわり
あとはエンジニア以外にも歯科技工士や歯科医師が在籍していることも「ものづくりの会社」感を出すことに一役買っていると思います。
ぼくらのオフィスには工場が併設されており、そこでは3Dプリンターが稼働してマウスピースを作るための歯型が製造されていたり、歯科技工士が月に何万枚ものマウスピースを製造しています。マウスピースの細かいカットや効率を上げるための切り方にめちゃくちゃ工夫が詰め込まれていたりします。リアルな工場でリアルなものを製造していくシステムが存在しているところがものづくり感があっていいですよね。
歯科医師も技術者として、何ミリの世界で歯を削ったりの処置をしてくれる方々です。歯を削る技術者として、やはりそこには仕上がりがキレイかどうか、処置が速いかどうかという基準が存在し、より良いものを目指していく職人魂を感じます。より高みを目指していくための技やこだわりがめちゃくちゃ詰まっている領域です。
ものづくり × テクノロジーの可能性
こういうものづくり文化は、Japan as No.1、ものづくり大国日本と言われていた高度経済成長期に全盛を迎えていたものです。そこから一気にIT化の波がきてアメリカや中国のプラットフォーマーが台頭、さらにはAI時代に突入していて多くのスタートアップがITやAIを取り入れた事業を展開しています。
このITやAIというビッグワードが全盛の時代の中で、我々のような「こだわりを持ったリアルなものづくり」という土壌にITやAIなどのテクノロジーを高いレベルで融合させている事業はあまりないんじゃないかなと本気で思っています。うちのサービスではユーザーさんからNPS(Net Promoter Score)を回答してもらっているのですが、その中にはプロダクト自体の使いやすさももちろんのこと、マウスピースのクオリティや歯科医師の処置のクオリティ、さらには接遇なども言及されていることがあります。ものづくりの文化とテクノロジーを高次元で掛け合わせることで、革命的なプロダクトを作れるんじゃないかと考えています。
ここからは余談ですが、将来的にはぼくたちは「Oh my ホールディングス」になっていて、その下に「Teethカンパニー」とか他の領域の事業部がぶら下がっているみたいな形で展開していってもいいんじゃないかと個人的には思うくらい(そんな構想はいまのところありませんが(笑))、この会社はものづくりや人を喜ばせるためのちょっとした工夫を大切にするカルチャーがあるなと感じました。「ものづくりの会社」であることが、ぼくがOh my teethが好きな理由です。
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