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30歳の年の瀬

年末になるとなぜか文章を書きたくなって「今年はいつ書こうかな」って最近思ってたんだけど結局31日になってしまった。

今年も色々とあったなあ(しみじみ)。

最近だと家の鍵を忘れて家族に締め出され、セブンで一夜を明かすことになるとか。他だとトイレの鍵が壊れてトイレに半日閉じ込められるのも衝撃的だった。9月ぐらいだったか。

他にも色々とあった気がするけど正直ほとんど覚えていない。まあ今に全力でフォーカスしてるから当然といえば当然だけれど。

ただ去年の文を読んでたら違和感を感じた。こんな書き方してたんだ俺、みたいな。その違和感が変化だと思う。

来年の俺も多分そう思ってるだろうけど。この文も来年の俺に宛てて書いてるフシはある。

にしても、やっぱり今年1年で俺もそれなりに変わった。

まず、働き始めた。

去年の冬あたりから作り始めた動画制作業が自分の性に合ってたのか、動画編集の仕事をするようになった。

今は六本木と千葉で1つづつ。六本木は不定期だし千葉のはまだ完全に始まってはいないけど、それでも大きな一歩だと思う。

収入がもうちょっと安定すれば少しは生活(とメンタル)にゆとりが出来てくるはず。

動画制作業とは別にミラーレス一眼を手に入れたのも1つのターニングポイントだったかも。

現状静画しか撮ってないけど割と楽しい。三脚欲しい。スタビライザーも欲しいけど、どちらかといえばDJI Pocketというハンディカムのが欲しいから一眼は静画用になりそうだ。

物欲といえば昔好きだったブランドのショールームに再訪して爆買いした。昔というか今も好きだけど。

itheの服はシンプルで着やすくて、それでいてなんかいい。よくわからないけど「なんかいい」。ライフスタイルに合うのかも。今もニットを着てるけど、とても暖かい。買ってよかった。

ここら辺は嬉しかったこと。ただ、やっぱり悲しいこともあった。

母方の叔父が亡くなったこと(と、それに付随するあれこれ)は大きかった。

初夏のことだった。確かガンと糖尿病。亡くなる前日に父と母と一緒に千葉のがんセンターへ見舞いに行ったのだけど余りの痩せっぷりに愕然とした。その時は普通に元気でまだ生きれそうだと思ったけどその翌日に容態が急転して...報せを聞いた時はとても驚いた。

昔は体重100kgオーバーの熊みたいな人だったのにすっかり痩せてて。母方の叔父は2人いて痩せて始めてお兄さんの方とめっちゃ似てたことに気づく。

今思い返すとポール・オースターの「ムーン・パレス」に出てくる主人公みたい。

葬式はそのお兄さんの方の叔父と母(1番下)がすごく泣いていたのを覚えている。

そんな叔父も亡くなる直前でモンゴル人の女の人と結婚(3度目)してたのが発覚したり、借金がとてもあったり。なかなか奔放な人物だったらしい。

叔父が持っていた倉庫や工場を売るための手伝いに駆り出されたこともあった。

確か七月で、もう既に暑くて倉庫の中は特にヤバくてしんどかった。本当にしんどかった。お昼ご飯はセブンで買ったパスタを親父と倉庫の駐車場で食べた。

その時に倉庫から出てきたレコードは俺が遺産として貰い、今は俺の部屋にある。

EaglesのHotel CaliforniaやCreamのLive Cream、SantanaにRainbowと亡くなった叔父は俺とセンスが似てたのかも。

まあ一部は売ったけど。お金が無かった。

辛気臭い話もここまでにして、来年の目標をそろそろ書こうと思う。

「稼ぐ」が来年の俺の目標だ。

レコードを売ったのもそうだけど実は今年の大掃除で部屋の使わないものや読まない本・漫画を売った。

最近お金を支払う時に仕事してる自分を思い浮かべる。「このお金を稼ぐのにどのような労力を費やしたか」を思い浮かべる。

自分のお金の使い方を見直したい。そのためにも「稼ぐ」のが目標。あと単純に金を使い過ぎた。あれも欲しい、これも食べたい。コーヒー美味しい。

そんな感じで今年は終わり。気が向いたら何か書くかもしれないけど、気が向いたら。とりあえず今回はもう飽きた。

では、また来年。

#2018 #エッセイ #日記 #年誌

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