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気軽に楽しめるエンタメとして手堅さが半端ないシリーズ「パージ:大統領令」見た
The Purge: Election Year / 2016年製作の映画
鑑賞:2022.7.1 記事公開:2022.10.18
監督・脚本:ジェームズ・デモナコ
時間があったのでシリーズ3作目のこちらを鑑賞。
サクッと見やすい109分。
映画としてあいかわらずちゃんと面白かった。
今作は大きな流れでみせるスタイル。政治的な陰謀も絡んでお話のスケール感が上がってた。展開はめまぐるしいが、整理されているので見やすい。
一作目のようなホラーっぽさは薄れつつある。パージ独特の面白さは薄れてきているかも。
これを見て思ったのは、パージの面白さは殺人者の強さではなく不気味さだったのかも。狂気の人も多いしそれもパージっぽさだけど、単純に鉄砲を持った人が怖いというのは新鮮だったかも。
戦闘部隊やボディガードはいかにも強そうだし、普通に鉄砲撃ちそうだし、その点での緊張感はない。それよりも、普通の人だけど覆面しているってだけで、ヤル気が伝わってきて怖い。
今作だとあの女子高生達がやはり良い。
キャスティングはゲットアウトのお姉さんが見れて良かった。印象深い佇まいが魅力的。今作もきっちり仕事をこなしていたので、きっとオファーが増えるに違いない。
強者に対する弱者の抵抗という構図も、この題材なら外れていないと思うので、今作がナシという感じは無かった。この方向性で徹底的にエスカレートしたものも見てみたい。剣を持って試合をしている人達とかが軍隊に切り込む展開とか想像すると胸が熱い。