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いじめの後遺症(5)ネガティブな出来事は、基本的に自分のせいだと

「また事件が起こりました」

「異常気象が発生しています」


テレビからネガティブなニュースが流れてくる度に「私のせいだ」と罪悪感に襲われていた時期が私にはある

クラスの中でなにかある度に「またアイツかよ」と囁かれたり、「あの子さえいなければ」と邪魔者として扱われてきた経験を何度も重ねた結果

考え方が極端になっていってしまったのだと思う


「あぁまた私のせいで周りが迷惑している」

「そうか。私さえいなければみんな幸せなんだ」

私はなにかある度に「全て私が原因」と考えて自分を責め続けるうちに

気がついたら、テレビのニュースなど、自分と全く関係のない場所で起こったネガティブな出来事まで「自分のせい」と考えて真剣に落ち込んでしまうほどになってしまっていた


「こんな自分なんていないほうが世界中のみんなは幸せなんだ」


当時の私は本気でそう考えていた


だからこそ

自分の将来をこれ以上ないほどに悲観していた


それなのに

いまの私はすごく幸せで

自分の将来はもっともっと幸せで満ちあふれていくことを確信している


私はいつの間にか別人のような価値観を持つようになっていた

私がこんな風に変わったのはいつからだろう


正直、私はいつこの後遺症から抜け出したのか

はっきりとは覚えていない


ただひとつ断言できることがあるとすれば

この後遺症を乗り越える方法は一つしかないということ


それは「全て私のせいってわけじゃないんだ」って実感できる経験を「全て私のせい」って考えてしまった経験の100倍以上積むこと

これ以外にこの後遺症を乗り越える方法はないと私は思う


私自身はとてもラッキーなことに

たくさんの方々からチャンスを頂いたおかげで

「全て私のせい」って思ってしまった経験の100倍どころではなく

1000倍か10000倍くらい

「全て私のせいってわけじゃないんだ」って実感できる体験を積むことができ

気がついたらこの後遺症を乗り越えてしまっていた


だからもし

いま真剣に「全て私がいけないんだ」って昔の私のように考えている人がいるとしたら

私は「とにかく行動してみること」をオススメしたい


「全て私のせい」って思った瞬間に「本当にそうなの」って考えて、実際に私のせいだったのか確かめるために「行動」してみてほしい

そして「本当の原因」がなんなのか分かったら

今度はその原因となっている問題を解決すべく「行動」してほしい


「行動」することを続けることができれば

「私のせい」って落ち込むだけでなにも変わらなかった毎日が180度激変する


きっと気がついたときには「またあの人のおかげなの」と驚かれたり、「あの子がいると本当にいいよね」と囁かれたりすることが日常になっているはずだ


逆に、「行動」しないままでは

300%この後遺症は悪化していく


だからこそ

まず「行動」してほしい


きっと君の将来も地球の将来も明るくなっていくことを保証する

この記事は2015年9月7日に下記のサイトで投稿した記事の転載です
https://izimedarake.hatenablog.com/entry/20150907


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