スゴキラ文化

｢スゴキラ｣という言葉は私たちが使っている造語で、発案者は高校時代のごきさんだ。

｢スゴキラ｣という言葉は｢スゴスゴとキラキラ｣の略である。

そして｢スゴスゴ｣とはいじめっ子タイプの男子を指し、｢キラキラ｣とはいじめっ子タイプの女子を指す。

高校時代、私たちの周りにはスゴキラがたくさんいた。

そして私たちはその中で生きていくために、スゴキラの気持ちになりきって詩を書くということをするようになった。いじめっ子の気持ちを想像して詩を書くのである。

実際に作品を作ってみると、ある種のカタルシスのような効果が働き、なぜかとっても気持ちがすっきりする。

周りがスゴキラだらけで悩んでいる方には是非一度試してもらいたい。

ということで

今回は私が高校時代に作ったスゴスゴの気持ちになりきった作品を紹介する。

※かなり実際の出来事より盛っている。

なにか感じて頂ければ幸いである。

◆◆◆◆

『スゴスゴinステーション』

ヘイ

俺達は街で一番の

スゴスゴさ

毎日、駅に集まり

アピール大会

盗んだチャリで

カッコつけ

ビュンビュン

ガタガタ

パフォーマンス

黄色のシャツに

赤いシャツ

カラフルなTシャツは

学業をやめた印

もう高校なんて

ダサいんだよ

おいお前

俺が前に行ってた高校と

制服同じだな

よし

俺達の仲間に入ることを

許可する

一緒に遊べば

皆、友達さ

さぁ、俺様を担げ

お前の初仕事さ

嬉しいだろう

高いところにいる

俺様最高

さぁ、これで駅のみんなは

俺様に夢中ダゼ

よし

次は爆竹だー

３、２、１

ドドドドドーン

駅に響き渡る

爆竹の音

みんなが振り向く

俺様の方

この街で一番の

スゴスゴは

やっぱりこの俺達だー

この記事は下記のサイトで2018年4月13日に投稿した記事の転載です
https://izimedarake.hatenablog.com/entry/20180413/1523577017