911同時多発テロという名の不思議な話11

巧妙に消された運行記録

米国運輸統計局は離陸する全ての定期航空機の航空会社名、フライト番号、識別番号、出発空港名、最終目的地、予定出発時間、実際にゲートを離れた時間、実際に着陸した時間を記録した日付別のチャートを持っています。

しかし、WTC1に突っ込んだアメリカン航空11便とペンタゴンに突っ込んだ事になっているアメリカン航空77便の2機は9月11日に飛行予定がなく、実際に飛んだという記録もありませんでした。

その両機の代わりに臨時便と思われる記録のない航空機がそれぞれ離陸していることが航空機離発着記録から判明しています。

通常、破損した航空機は24時間以内に登録が取り消されますが、11便と77便の機体登録番号は2002年1月14日に登録から抹消されました。

WTC2に突入したユナイテッド航空175便とシャンクビルに墜落した事になっているユナイテッド航空93便は、どちらも滑走路で25〜27分間待機したあと、到着地変更になっており、どこへ向かったかは記録に残っていません。

この175便と93便と同一の機体登録番号の旅客機が、どちらも事件後もそのまま運行していて、2005年9月28日になってようやく登録が抹消されています。

現場は軍事演習だと勘違いしていたのか?

元FAAボストン航空管制センター航空管制官のロビン・ホードンは

「私は2001年9月11日の攻撃から数時間のうちに、それが内部犯行であると感じました。FAAとNORAD(北米航空宇宙防衛指令部)が米国上空と戦闘機を常に監視し、パイロットが24時間体制で対応しています。米国上空を飛ぶいかなる不審な飛行機も10分から15分でジェット機が迎撃することができるのです。」

と語っています。

ところがハイジャックされたと言われる4機の飛行機は、短いもので40分間、長いものは1時間半近くもコースを外れて飛行しているのに、ハイジャック機に接近した戦闘機は1機もありませんでした?

事件当日は、朝から北米大陸の全体を舞台にして4つの大掛かりな軍事訓練が実施されており、そのうち一つは飛行機がハイジャックされて、それに対処するという内容でした。

そのため演習なのか本当のハイジャックなのか判断できず、現場が混乱した模様です。

この軍事訓練によって、テロ攻撃を許してしまったのですから、本来であれば、この軍事演習を計画した統合参謀本部長代理とNORADの最高責任者の2名は責任を負うべき立場だと思うのですが、何故か不思議な事に911事件後すぐにこの2名は昇格人事を受けているのです???

つづく

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【参考文献】『国際銀行家たちの地球支配/管理のしくみ』 阿部芳裕 (徳間書店)

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