911同時多発テロという名の不思議な話14

無実の罪で100万人のイラク市民を大量虐殺

2006年9月9日付読売新聞に次のような記事が載りました。

【米上院報告書、イラク開戦前の機密情報を全面否定】米上院情報特別委員会は8日、イラク戦争の開戦前に米政府が持っていたフセイン政権の大量破壊兵器計画や、国際テロ組織アル・カイーダとの関係についての情報を検証した報告書を発表した。報告書は「フセイン政権が(アル・カイーダ指導者)ウサマ・ビンラーディンと関係を築こうとした証拠はない」と断定、大量破壊兵器計画についても、少なくとも1996年以降、存在しなかったと結論付けた。

世俗主義のフセイン政権がイスラム原理主義者を嫌っていたこと、国連の査察を受け入れていたのでイラクに大量破壊兵器がないことは、ちょっと事情に詳しい人ならば知っていたことです。

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つまり、理由をでっちあげて米国がイラクに侵攻したことを当の米国政府が認めたことになります。

いえ、それ以前、2004年6月16日には911調査委員会が「イラクのフセイン政権がアル・カイーダを支援した確たる証拠はない」とする報告を発表していました。

また、2008年3月13日には、国防総省も「イラク当局とアル・カイーダとの関係を示す決定的な証拠はみつからなかった」とする米国統合軍事司令部作成の報告書を発表しています。

イラク侵攻の正確な犠牲者数は把握されていませんが、100万人を超える市民が死亡していると言われています。

何の罪もない人たちが捏造された理由により殺されたのです・・

これは世紀の大虐殺と言っていいのではないでしょうか?

75%が「911は米国政府の自作自演」との世論調査?

2006年10月付ニューヨーク・タイムズとCBSの全国世論調査によれば、911事件について、政府が何かを隠していると思っている人は53%、政府が嘘をついていると思っている人は28%、政府が真実を語っていると思っている人は16%でした。

つまり米国民の大半は、911事件を「怪しい」と思っているのです。

CNNが行なった世界規模の世論調査によれば、「911はアメリカ政府による自作自演だと思うか?」

の質問に75%の人が「イエス」と回答しています。

「アメリカ政府の説明を信じる」と回答した人は、わずかに12・7%。

世界の4分の3の人は米国政府の公式見解を信じてないのです。

さて、日本で調査した場合、どのような結果が出るのか?楽しみですね。

つづく

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【参考文献】『国際銀行家たちの地球支配/管理のしくみ』 阿部芳裕 (徳間書店)

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