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ステキなMVを勝手に紹介 #6

サカナクションの他にもあった!素敵なサカナバンド!


これは、ただの音楽好きの私が、イチオシのMVをジャンル問わず勝手に紹介していく記事の第6回です。なお、紹介するものは記事作成時点で再生数50万回以下のものとしています。

今回はSAKANAMONという3ピースバンドの「矢文」という楽曲のMVを紹介します。


SAKANAMONは、上京と同時に組んでいたバンドが解散し一人で曲作りを続けていた藤森が、2007年11月専門学校の同級生である森野と出会い結成。
「聴く人の生活の肴になるような音楽を作りたい」という願いからSAKANAMONと命名する。
2009年4月より木村が加入。

メンバー
Drums: 木村浩大(キムラ コウタ)1988.3.17 青森県出身
Bass: 森野光晴(モリノ ミツハル)1988.3.8 東京都出身
Vocal/Guitar: 藤森元生(フジモリ ゲンキ)1988.3.6 宮崎県出身
(公式より引用)


世間で有名なサカナバンドといえばサカナクションなのかもしれませんが、もう一つ素敵なサカナバンドをあなたには知っていただきたいのです。
もっとも、こちらのサカナは「魚」ではなく「肴」なのですけどね。そこがなんとも素敵です。このバンド名の由来だけで肴です。ごちそうさま。

さて、今回紹介したMVですが、今この現代において「ラブレター」とか「恋文」ではなくあえて「矢文」としているちょっと一筋縄じゃいかないところにSAKANAMONらしさが詰まってるなぁって思います。

SAKANAMONはメロディアスな楽曲も多く、その点も評価されていますが、一番のストロングポイントは藤森元生さんの書く、飾らずそれでいてインテリジェンスあふれる歌詞だと私は思っています。この「矢文」においてもそれが遺憾無く発揮されています。

この曲では、最後に「貴方が」で終わるのが最高ですね。その後に続く言葉は、やっとの思いで喉にこめて、狙いを引き絞って放つものなんです。本当に素敵だ。


今回は会心の楽曲だ!と思うものが来てもMVがちょっとふざけていたりしてとにかく素直じゃないのでなかなか紹介してスッと伝わるものが少ないんですが、本人たちにしてみればそんなこと求めてないのかもしれないですね。聴きたい人に聴いてほしい、みたいなスタンス。そんなところも含めて好感の持てるバンドだと思っています。

私は「幼気な少女」という曲が一番好きです。そもそもこの曲を大学の軽音楽部時代に先輩のバンドがコピーでやっていてカッコよくって聴き惚れたのがSAKANAMONとの出会いでもあります。ぜひ聴いてみてくださいね。


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