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自分で変えるか、自分が変わるか モヤモヤの乗り越え方

こんにちは わらいばの山田です。

仕事やキャリアに対してモヤモヤすること、よくありますよね。

そんな状況になったときにどのように解消していくか、
自分なりの考えていることをまとめていこうと思います。

おもしろき こともなき世を おもしろく


私の好きな言葉に
おもしろき こともなき世を おもしろく
という言葉があります。

幕末の志士の高杉晋作が読んだ句です。

この句には少し変わった論争があって、
意味が2種類あるといわれています。

一つ目の意味は、
「おもしろくも何ともないこの世の中をおもしろく生きるかどうかは心のありよう次第だ」
というものです。

このように解釈する理由は、
実はこの句には続きがあって、
高杉と行動を共にしていた歌人が読んだ下の句が関係しています。

それは、
住なすものは こころなりけり
というものです。

おもしろくないと感じてしまうことでも、
そう感じているのは自分の心次第なので、
考え方を変えれば、見え方が変わっておもしろく感じることができる。

そんな意味が込められているとされています。

確かに、悩んでいたことが、
自分なりに考えたり、親しい人の意見を聞くことで、
少しいままでとは目線が変わって、
悩みが軽くなったりした経験があると思います。

自分の置かれている状況そのものは変わらないけれど、
自分が変わることで上手にその状況を楽しんでいく、
そうやって乗り越えていくのも一つの方法だと思います。

もう一つの意味と言われているのが、
「このおもしろくない世の中を自分がおもしろく変えたい
という意味です。

この句を詠んだ時の第一印象はこちらの意味の方が近いのではないでしょうか。

この意味が込められているといわれる理由は、
高杉晋作は倒幕を目論んで革命を起こすほどの人物なので、
おもしろくないものを心のありようで片付けてしまうのではなく、
自分の力で変えることを望んでいたはずだ
。と考えられているためです。

下の句は高杉晋作とは別の人が読んだものであり、
本来言いたかったことではないのでは、
というのが2つ目の意味を支持する人の意見です。

確かに、自分の力でおもしろくないものを変えてやる、
そのために何か具体的な行動を起こす、というのも素晴らしいものだと思います。

世の中を変えるほどではなくても、
自分の直面したモヤモヤを解消するために何かひとつアクションを起こしてみる。
そうすることで少しずつ自体が好転していく、そんなこともあると思います。

自分が変えるか、自分で変えるか


おもしろき こともなき世を おもしろく

本当に高杉晋作が伝えたかった意味はどちらだったのか、真偽のほどは分かりませんが、あなたはこの2つの意味のどちらが好きですか?

私は「自分で変える」という2つ目の意味の方が好きです。

私は普段、大企業で働きながらキャリアに悩む方の相談を聞き、
悩みを解決するための伴走支援をしています。

組織で働く中で、
自分の思いとは違う進め方を求められたり、
希望するキャリアをなかなか実現することができない、
そう感じてしまうことはよくあると思います。

最初のうちは自分の考え方を変えることで
晴らすことができていたモヤモヤが、
どうしても解消することができなくなってきた。

そんな時には、これ以上自分を無理に変えたり、
今の状況に適応しようとせずに、
自分がアクションを起こしてその状況を変えることに
挑戦してみてもいいかもしれません。

自分一人では解決できないモヤモヤを抱えている方は
ぜひ私たちにお気軽にご相談ください。


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