意外な費用が… 上下水道
自宅建築に具体的に動き出すと、最初に確認されるものに水道があります。
我が家の場合、両親が住んでいた土地に建て直しするのですから、何の心配もしていなかったのですが…
不動産会社は、水道局で現状を調査します。
結果、隣のビルへの水道管が、土地を横切り存在しており、工事で止水すれば、お隣は水が出ない事態になってしまいます。この状況は、両親からは聞かされていない話でした。
その昔『向こう三軒両隣』とはよく言ったものです。
私の生まれていない、家もまばらにしか存在しないその時代に、お隣同士、仲良く水を分け合えたら、
といった感覚だったのでしょうか‥
慌てて水道局に出向き確認したところ、両隣と相談し同意したことを示す、古い書類を見せてもらう事になりました。
お隣のビルオーナーにお話に行き、幸いにもご理解が得られ、水道を先方で引き直してもらえる事になりました。
ほっと思う間もなく、自分の新たな上下水道工事を指定業者に見積もり依頼。
自宅新築を機会に、今までのように裏から引き込むことは水道局に許可されず、表の県道側からの工事が指示されました。
県道の舗装は、アスファルトとコンクリートで数十センチの厚さがあり、工事の通行止めに関わる費用など、百万単位の驚きの金額が見積もりで上がってきました。
想定外の更なる費用に、冷や汗‥
余裕ある資金計画の大切さが身に染み、
時代とともに様変わりする状況の変化に、対応しなければならない難しさを実感させられました。