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【作例あり】NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sをレビュー!
ニコンがZマウントのフルサイズミラーレス一眼を発売したのが2018年、そこから数多くのレンズが登場しました。
このレンズは2020年8月28日と比較的早くに発売されましたが、私が購入したのは2022年1月頃。それから2年以上経過しているので、作例や所感を紹介したいと思います。
結論としてNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sは
万能レンズ!神レンズ!
スペック
まずはレンズのスペックから。
価格:¥303,800(2024/4/21現在、価格com)
F値:F2.8
焦点距離:70mm-200mm
レンズ構成:18群21枚
(EDレンズ6枚、非球面レンズ2枚、蛍石レンズ1枚、SRレンズ1枚、
ナノクリスタルコートあり、アルネオコートあり、最前面のレンズ
面に フッ素コートあり)
手ぶれ補正:約5.5段
最短撮影距離:0.5m(焦点距離70mm)、0.63m(焦点距離85mm)、
0.68m(焦点距離105mm)、0.8m(焦点距離135mm)、
1.0m(焦点距離200mm)
最大撮影倍率:0.2倍(焦点距離70mm)
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
テレコン使用:可
寸法:約89mm(最大径)×220mm
(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
質量:約1440g(三脚座を含む)
大三元レンズの望遠を担っているこのレンズの現在の価格は約30万円ほどと、高額なレンズです。
ニコンもミラーレスカメラに移行してカメラのサイズが小さくなり、レンズも小さくなって軽量化されると個人的に思ってましたが、FマウントのAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRとほぼ同サイズでした。
キヤノンもそうですが、軽くて小さいレンズを目指すのではなく、より光学性能を追求したレンズを展開していくと実感しました。
外観、特徴
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レンズにはコントロールリングとFnボタンが配置されていて操作性をサポートする機能が搭載されていますが、コントロールリングは何も設定をしていません。
※コントロールリングは撮影時に不意に手が触れたりして、意図せず設定値が変更されてしまうため。
FnボタンにはFXフォーマットとDXフォーマットの切替を設定しています。ボタン一つで素早く画角を変更する場合にとても重宝しています。
また、360°回転三脚座リングも搭載されているので、三脚使用時の縦横位置構図を簡単に切り替えられるのがとても便利です。
作例と所感
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このレンズの使用シーンは、主に3つ
①ストックフォト撮影
屋外での人物撮影、屋内でも広い部屋であれば使用、風景撮影
②スクール撮影
発表会撮影で使用しています、発表会は主にホールで行われるため、照明が暗めです。手ブレや被写体ブレが起きないようにシャッタースピードを確保する必要があり、そこからISOを上げて適正な露出を決めていきます。
ただ、ISOを上げることは画質とのトレードオフのため上限はISO8000に設定しています。
F値が2.8とズームレンズの中では明るいレンズであり、開放付近にすることでISOを下げたり、シャッタースピードを稼いだりするのに重宝しています。
※発表会での基本絞りはf5.6、ワンショット撮影であれば絞りを開けていきます。
また、屋外のスポーツ撮影(野球・ソフトボール・テニスなど)では、焦点距離が400mmは必要です。70mm-200mmだと焦点距離が不足するので、テレコンバーターx2.0をつけて対応しています。
数多くスポーツ撮影をするのであれば、NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sなどの超望遠レンズの購入も検討しますが、私の場合スポーツ撮影はそんなに案件をこなしていないので、テレコンバーターx2.0で十分です。
※テレコンバーターx2.0装着時はf値が5.6になります。
③家族撮影
屋外での家族撮影で使用していましたが、焦点距離が70mm-200mmだと被写体の表情や全身写真は撮影できるのですが、全景写真が撮れません。
そのため、もう1台カメラを用意して全景写真に対応しています。
2台体制で撮ることになるのですが、このデメリットとして2台のカメラを操作するので、重量が重くなり疲労が溜まりやすくなります。
また、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sは1440gと決して軽いレンズではないので最近はNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sの1本のみを使用するようになっています。
スクール撮影や家族撮影は著作権の関係からお見せできないので、ストックフォトの撮影事例をどうぞ!
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まとめ
私にとってポートレート、スクール撮影、スポーツ撮影、そして風景撮影と色々多岐にわたるシーンを撮影できる万能な望遠ズームレンズです。
焦点距離が足らなければテレコンを装着して焦点距離を変えられますし、f値も2.8と明るいレンズ、描写性能は当たり前に高い、AFは爆速!
まさに神レンズです!