これが望みのゴールだ!・・・成果物は? シュンスケ式ゴールシーク使っても、やっぱり最終目標(ゴールのイメージ)が重要!?
先日、『シュンスケ式ゴールシークプロンプト』の教祖であるシュンスケさんが、虎の巻である「ゴールシークの図解」を公開されました!!
この図解の図(PDFファイル)がすごいんです、、、何がすごいかって、「この図自体のコピペがプロンプトになっているんです!!」
は?何を言っているの?って思われるかもしれませんが、シュンスケ式ゴールシークプロンプトを使ってみたことがある人は、ぜひ試してください。
すると、シュンスケさんのChatGPTのように動きます!!
何も加筆してません、でも実行されるプロセスは完璧なんです。。。今まで自作していたプロンプトはなんだったんだろう、、、これ以上は言うまい。
(理論を知りたい方はコチラでご確認ください。)
試した人によく見られる現象「ゴールが決まったけど、成果物って何?」(筆者経験済み)
さて、シュンスケさんのゴールシークプロンプトを獲得したあなたは、もしくはシュンスケさんの動画を見て試したあなたは、「あとはフィードバックさえすれば、自分が欲しい成果物を出せる!(ChatGPTが書いてくれる!)」とワクワクしたと思います。
でもその後にChatGPTとのやり取りをしても、、、どこまで行っても、ChatGPTとの会話が長くなるだけで、どうも効率が悪く感じる。着地しない。。
そんな現象になった経験、ございませんか?(私も経験しました。)
あなたが初期設定したゴールは、実はゴールになってない!?(ということが多い?)
実は前々回のNoteの記事でも、前回のNoteの記事でもお伝えしているので、本当にしつこいのですが、
ということなのです!!
これが、私があらゆるお題(課題)にてシュンスケ式ゴールシークの検証をした体感の結論です。
そして、ChatGPT(やLLM)の本質や特長を理解しきっているシュンスケさんから見ても、そうなるのは自明であることも、おっしゃっていました。
どういうことなのか?成果物さえ指定すれば、変数を見直して、フィードバックすれば、最終目標(ゴールイメージ)に近付くはずでは?
この謎を解釈するため、私は約一週間、ひたすらシュンンスケ式ゴールシークを試しました。
その検証の中で、成果物が得られたケースと得られないケース(通称:ゴミゴールが溜まるだけ)が明確に分かれました。
そしてその複数の検証方法の中で、私のような一般人が考え出したわかりやすい検証方法と結果考察を参考情報としてご提示します。(実はもっと多くの検証をしているのですが。)
正直言ってあまり効率の良い方法ではないためお勧めはしませんが、もしあなたに時間があれば「試してみる価値はあるテスト」だと私は思っています。
(詳細は割愛しますので、詳しく聞きたい方はお問い合わせください。)
検証方法:
AとBの2パターンの「ChatGPTで解決したいお題」を用意
Aのお題は、普段から課題として認識し、解決できそうな方法は思いつくものの、その手段や手順が多すぎてわからないこと(具体名の言及は不要なので割愛します)
Bのお題は、漠然とした目標(例えばですが、50歳までにFIREしたいとか)で、もちろんその手段や手順も本での知識がある程度のこと
ChatGPTに与える情報の粒度を揃えるために、Aのお題をあえて漠然にしておく
上記AとBについてChatGPTを用いて、ゴールシークプロンプトでゴール設定をして、成果物を一旦決めて、変数を確認し、考えられるだけフィードバックをした後、ゴールを確定させ、再度変数を確認しながら、満足のいくフィードバックを繰り返し、最後に成果物として書き出させる検証を実施
検証結果:
結果考察:
最終目標(ゴールのイメージ)が整理(分解が)できていない状態で、シュンスケ式ゴールシークプロンプトを使っても、妄想や想定が拡散するだけで着地しません。
ゴールのイメージが出来ていない場合、必ず「どのようなゴールの形なら納得できる自分をイメージできるのか」を整理することが先に必要です。
※シュンスケ式ゴールシークプロンプトを、妄想や想定を拡散させる使い方で利用する場合は、また別の話です。
この考察はあくまでも私の持論ですが、ChatGPT(またはLLM)の性質や特長を踏まえてゴールシークをするのであれば、どうしてもそうなってしまうのです。
つまり「シュンンスケ式ゴールシークプロンプト」自体のせいではなく、ゴール設定をする側の
思考(ゴール解決への強い思いや分析、解決までの方法の想定)が圧倒的不足している状況であることが根本原因
ということです。
したがって、あなたが初期設定したゴールが、実はゴールという設定を可能な状態になってないと、「シュンンスケ式ゴールシークプロンプト」を使っても成果物をうまく導き出せない、と考えられます。
シュンスケ式ゴールシークプロンプトのコツとポイント(再掲)
それでも、シュンスケさんのシュンスケ式ゴールシークプロンプトがとても魅力的であり、このプロンプトの概念自体の素晴らしさが少しでも伝わってほしい、というのが私の心底の本音です!!
ですので、もしシュンスケ式ゴールシークプロンプトを使っても、ChatGPTからの回答が最終目標(ゴールのイメージ)に向かってない!と感じているときには、このように考えてみることをご推奨いたします。
そもそもChatGPTは、膨大な言語の塊から引き出す手段(しかも対話形式で便利)ではあるが、ゴールまでの道のりを引き出すまでの方法(プロセスパス)が『ほぼ無限に存在』しているため、1つの方法だけでは自分の最終目標(ゴールのイメージ)までは一発ではたどり着きにくい
ましてや、ゴール自体が大きいふわっとしたものだと、ゴールの設定すらChatGPTに伝わりきれないから、(たとえシュンンスケ式ゴールシークプロンプトを使っても)成果物までは着地出来ないことを知っておく
逆に考えれば、シュンンスケ式ゴールシークプロンプトを使って自分の思考状態(ゴール解決への強い思いや分析、解決まで方法の想定)が、不明慮であることを検証(事前確認)できる!
検証が可能なお勧めタイミングは、前回のNoteの記事でお伝えしたフェーズで「これまでの流れを処理の過程と処理の過程それぞれの実行結果を対比させて表で表してください」を実行し、この方法でゴールにたどり着けるかを表形式で書いてあるものを自身で俯瞰する(見直す)と、わかりやすい(気づきやすい)と思います!!
本当に解決したいものをゴール設定したい時には、目標を達成するために必要なステップを設定し、出来るだけ小さく実行可能なステップに分解して、どのような順で実行する必要がありるかを整理することで、シュンスケ式ゴールシークプロンプトを使って一発で成果物に到達できます!!!
シュンスケ式ゴールシークプロンプトの素晴らしいところは、自分がどこまでその
ゴールを実現したいのかの本気度を問われている
と言っても過言ではないところです。
自分にとって本気で解決したいものや、最終目標(ゴールのイメージ)があるのにその手法や手順が明確でないこと、そういったものをこのシュンスケ式ゴールシークで分解して整理してくれるとても便利かつ有用なプロンプトだと思います。
実はシュンスケさんが秘伝にしている「最強版の呪文」が解消してくれるのでは??
シュンスケさんの天才的な発想力と、ChatGPTの性質を最大限に活用したプロンプトを産み出す力とスピードは、他のChatGPTを題材にしたインフルエンサーや情報商材として扱うプレイヤーとは全く異なる魅力があり、稀有な存在であることは間違いいありません。
シュンスケさんの動画でも少し触れられてますが、このゴールシークプロンプトについても、改良された「最強版の呪文」を使えば、色々なことが解決できそうなので、お早目に出していただけることを期待しつつ(とプレッシャーをかけつつ)、私自身もプロンプトエンジニアリングと問題解決力を鍛え続けたいと思います。
補足:挿絵は Microsoft ImageCreator(Prevew版)を使って生成したものです。
この記事で何か分からない点や、こんなシーンをピックアップしてというご要望あれば、いつでもご連絡ください。
みんなでシュンスケ式を使い、成果物をゲットしましょう!