✈ Flying melting pot ~ ハードで楽しい地球半周 🌏 [ Paris 🇫🇷 ~ Sydney 🇵🇳 ]
地球半周は、地球一周よりもハードである。これが私の感想だ。
私がヨーロッパで仕事をする場合、通常は2週間位で、5 ~ 6ヵ所を移動する。当然、前後の往復を除いてそれと同じくらいのフライトをすることになる。
このぐらいの期間が、精神的にはちょうどいい。それは、1人であること、仕事上ではまったく日本語を使うことがないということにも関係している。プライベートであれば、どんなに長くてもなんともないことと思うが、仕事となればやはり、少しは日本語を使うことがあった方が精神的にはいいらしい。また仕事上であれば、現実的には日本語も必要になったりもする。
食事に関しては、ふだん日本にいる時でも和食はなくても全く平気で、むしろヨーロッパやアジアの現地での食事のほうが好きである。味噌汁なども年に数えるほどしか食べないし (しかも、自分からリクエストすることはない) ので「変な奴」と思われている。
ヨーロッパプラスα(2週間以上)の仕事をする場合には、3種類のケースがある。この場合は、3~4週間となる。
1) Europe → U.S.A.
2) Europe → Asia
3) Europe → Australia
というパターンてある。
このなかで、実はいちばんキツいのが3) である。
1) は、地球を一周することになるが、これは意外とイケる、それはヨーロッパから東海岸へは7~8時間ほどなのであまりたいしたことではないのである。「欧米」とはよくいったものであると思う。ヨーロッパやアメリカからみれば、日本は、まさしく「Far East」だなぁ、と思うわけです。
👇️👇️1) の地球一周編はこちら👇️👇️
さて、2) のヨーロッパからアジアコースは、Singapore, Taiwan, Hong Kong からTokyo となりますが、これはほどよくステップしながら、Chinese 系バリエーションをenjoy すれば退屈はしません。
3) のハードルートは、Europe - Singapore が長いのは仕方がないですが、次の Singapore - Sydney の7時間ぐらいがSingapore での仕事を挟んだとしても結構きつく感じます。
しかし、このコースはtransit ごとに、あらゆる人種や民族が入れ替わるのが、さながら Flying Melting Pot のように感じることができます。
Paris から Numea, New Caledonia 行きの丸一日コースに乗れば、次のようなことになります。
Paris では、New Caledonia 滞在の家族やビジネスマン、もちろん Dubai へのアラブ系、Singapore への東南アジア系、Sydney へ向かうBritish 系などです。日本人ビジネスマンもチラホラです。
Dubai でアラブ系が入れ替わった後、Colombo でイスラム系やインド系が乗ってきます。そして Singapore, アジア系に、意外に多いのがチベットへ行く僧侶の人達です。
さぁ、これでやっとSydney へ、Australian Englishを耳にしながらホテルへと向かうのですが、もちろん最終地であるNumeaへ行く家族やSydneyからのビジネスマンなどはもう一息です。
こういうMelting Pot を楽しめば、少しは時間が経ったように、、、。いややっぱり長いよね。