赤ちゃん猫の世界
子猫はすでに全身の毛が生えた状態で
生まれてきます!
目も開かず、耳も殆ど聞こえません!
臭覚と触覚による匂いと暖かさを頼って母親を探し
乳房をさぐりあてます。
人間の乳首はふたつありますが
猫は8つあります、もちろんご存知ですよね^ ^
実は赤ちゃん猫は自分が吸う乳首を決めています!
まだ目が見えないのに触感と臭覚だけを頼りに
自分専用の乳首を決めているみたい♬
理由としては、おそらく乳首を取り合うという
無駄な争いを防いでいるのだと思われます。
こうして生まれてしばらくの間は
自分では体温調節が出来ないので
母親と兄弟姉妹と寄り添う形で体温を保ちます。
子猫は母猫に肛門の周りを舐められる刺激によって
排泄を行います
そのとき子猫は、なめてもらいやすいように
尻尾を立てます!
愛猫も飼い主に餌をねだったり甘える時に
尻尾を立てるのはその名残とも言われています。
排泄物は母猫が食べてしまいます
そうすれば周りの清潔が保たれ、赤ちゃん猫を
狙う敵にもみつかりにくくなります!
どんな敵かというと、蛇(アオダイショウ)やタネキ
カラス、オス猫も敵となる場合があります!
赤ちゃん猫を見つけたオスは、首のあたりを咬んで
瞬時に殺す場合もあれは、そのまま食べてしまう
ような場合もあるようですね!
とってもショッキングなことですが、
それなりの理由が考えられます!
同じネコ科の動物のライオンでは、このような
オスによる子殺しは普通に見られる行動です。
ライオンと同じような理由によるものかどうかは
まだ証明されていません。
ライオンの社会では、このようなプライドの乗っ取りは
頻繁に繰り返されてるようです。
生後数日で赤ちゃん猫からへその緒が取れ
10日くらいで体重も2倍くらいになります
そしてようやく目が開き始めます^ ^
生後2週間を過ぎるとヨチヨチ歩きをしだします!
そして3週目に入ると乳歯が生え始め離乳の準備が
整ってきます。
因みに人間の赤ちゃんの乳歯が生え始めるのが
生後6ヶ月くらいですね。
自分で排泄も、できるようになり、生後4週目になると
走ることもできるようになり兄弟姉妹とじゃれあって
遊びも激しくなってきます!
6週目になれば離乳です!
出産から授乳を終えるまでの1ヶ月半、母猫は
通常の約2倍ものカロリーが必要になります
飼い猫ならば飼い主から十分な餌を貰えますが
ノラ猫の場合、自分で餌を探しにいかなくては
なりません!
そして、産後でお腹の皮が垂れ、痩せこけた母猫が
小走りに餌を探す姿を見ると、目を見張るものが
あります、応援したくなりますね。
猫の社会では、オスが餌を運んで来てくれたり
留守の間、赤ちゃんねこの面倒をみてくれは
してくれないので、人間としては歯痒くて
仕方がないですね。
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