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楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)をiPhoneで利用する方法とは? SIMフリーのiphone11で使ってみた

今日から今まで格安SIMプレイヤーにすぎなかった楽天モバイルの第二章、Rakuten UN-LIMITサービスが始まったということで我が家にも申し込んでおいたsimが届きました!

開通後1年間は無料、その後は2980円(ただし楽天回線のみ、ローミングはのぞく)、通話番号、SMS付き、ローミング費用無料(月2Gまで→4/8から5Gに増強)、契約期間中は楽天スーパーポイントで1%増量というなんだかすごいプランです。

破格のサービスということで、これまでDoCoMoやKDDIがどれだけ暴利を貪ってきたかがよくわかる代物となっています。(だからあんなQRコード決済にバカみたいにキャンペーンに対してお金を使うわけですよね、日本人ってホントバカだよなあ、と)本日はサービスリリース当日ということもあり、昼間でも回線が混雑しているという感じではありません。MVNOではないので、接続・認証状況が安定すれば、かなりのダークホースになるように思いました。

最初は接続がうまくいかず苦労しました。何点か注意点があるので、まとめておくためにnoteを書くことにしました。

4/16に発表された新型iphoneSEでも使えると思いますので参考にしてみてください。

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読むのがわずらわしい人向けにラジオコンテンツ(podcast)もあります。

1.iPhoneは2020/4/8サービス開始時点では非サポート機種だけど??

楽天がいよいよ「Rakuten UN-LIMIT」という楽天モバイル回線を使えば、データ通信量が月額定額らになるサービスを開始することは以前より知っていたのですが、キャンペーンで、1年間無料になるというのを最近知りました。

最近仕事がら動画の事業企画を考えることが多くなり、データ通信容量が増大し、昨年秋に契約したYモバイルで当初3GBがすぐに足りなくなってしまい上位プランにしていたところでした。

もともと自分は昨年秋に香港でiphone11を購入していて、iphoneなのに物理simが2枚挿せるのでデータを使い切ってしまったあとは毎月のようにair simを使っていました。

airsimは香港の通信キャリアのsimのNVMOなため、日本国内ではsoftbankやdocomo回線でローミングで使用できますが、マネロン防止のためだと思うのですが、paypayなどのQRコード決済のアプリが使えなくなってしまう問題点がありました。

そこでairsim用に使っていたものを楽天モバイルのsimにしてしまえばよいのではと思い立ちました。

そこに楽天モバイルのウェブサイトでsimフリーなどのiphoneはサポート対象外との記述が。。。。。

もはやこれまでかと思いましたが、ネットでいろいろ調べてみるとどうもうまく使えそうな気配を見受けたので、simの購入と事務手数料が3000円するのですが、3000ポイント帰ってくるらしいということもあり、購入してしまうことにしました。販売サイトだとすぐに届くような言い方をされていたので期待していたのですが、4/8のサービスインの日に届くことが後日わかり心待ちにすることにしました。

2.開封の儀、疎通確認は?プロファイリングダウンロードはいる、いらない?

我が家は4/8の朝佐川急便で届きました。シンプルな包装で特に詳細なマニュアルという感じではありません。これはもしや簡単に使えるようになっているパターンなのではと期待が高まります。

従来使っていたYモバイルは、プロファイリングファイルをインストールして使っていて、これが海外ローミングをしたり別のsimを差した時に悪さをしていることは周知だったので、Yモバイルのプロファイリングを削除してみました。

この表示まで進んだのですが、どうもうまくつながらないです。そもそもピクトアイコンが灰色になっているのに、4本たってたりして挙動が少しおかしい。やはり楽天モバイル用のプロファイルファイルを入れないといけないのではいかと思い嫌な予感がします。ネット上に楽天モバイルのiphone用のプロファイルファイルのDL情報が出できました。

がしかし、これは罠です。DLしても動きません。これは今まで楽天モバイルが提供してきたドコモなどの回線を借りて運営してきたMVNOのためのプロファイルファイルなので、今回は使用しません。これは重要です。

twitterをいろいろ見ていたところ、どうやら手動でAPN情報に「rakuten.jp」と入れれば動いたという報告を発見しました。これを入れて見たら、、、、、

動きました!これで疎通確認は終わり。(疎通確認をした日から1年間無料ということのようです。)

がしかし、先ほど説明したピクトアイコンはそのままなのになぜかつながります。しかもこの状態だとデータ通信とSMSは届きますが、音声発信と着信ができない状態になっています。

3.ピクトアイコンの表示が変だけどどうすれば?

またtwitterをいろいろ調べて見ます。でもまあ一応データ通信は使えているのだしいいのでは。もしや契約がデータ通信専用契約だったのではとすら思うようになりました。ほどなくして有力な情報をゲットします。

どうやら「VoLTEの設定をONにすると表示が改善される」とのことで、早速いじって見ました。すると。。。。。

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表示が直りました!電波強度が正しく表示されるようになりました!

SMSや音声通話もできるようになりました。2枚目のsimで刺すとこの部分の初期設定がOFFにされてしまうことが多いので気をつけるべきポイントかと思いました。

また楽天モバイルは今回のプランはMVNOでないためかプロファイリング設定がいらないです。APN情報を直接編集した形なので、その後確認してわかりましたが、Yモバイルのプロファイリング情報を削除しなくてもそのまま使えました。これでデータ通信メニューで簡単に2つの通信キャリアを自在に切り替えながら使える状態になりました。電話番号とSMSは2つのものが同時に使えます。

楽天モバイル側は接続が不安定になりますが、iphoneの設定アプリ内、モバイル通信メニュ内のモバイルデータ通信メニューでどちらの回線をメインに使うかを選択する画面で「モバイルデータ通信の切替を許可」にチェックを入れると、楽天モバイルが接続できない時に自動的にYモバイルに接続してくれる設定ができるのでONにしておくことにしました。これは便利です。

今回自分はeSIMではなく香港iphoneなので、物理simですが同じです。2枚目のsimの維持費が1年間は完全に無料なのでonにしておくことにしました。

4.速度を測ってみた

私は東京都中央区に住んでいるのですが、だいたい40〜50Mbpsぐらい毎回コンスタントに表示されました!昼の時間帯も特に混雑はありません。快適でびっくりしました。

ただ時々不安定になったり、圏外になったりするのは前評判通りかもしれません。

5.当面の楽天モバイルを使う方針と月額コストについて

最初に書きましたが、YモバイルでもともとスマホプランSだったのが、動画をよく見るようになったため、最近はスマホプランMを使うことが多くなりました。

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もともと2980円(1年間はさらに割引で1980円)だったのが3980円(1年間は割引で2980円)になってしまっていましたが、楽天モバイルはそこそこ使いねものになりそうなため、プランをMから再びSに戻して3GBにして(ボーナス期間2年間は5GB使える)足りない部分を楽天モバイルを使う運用方式にしようかなと思っています。そ

ゆえに、楽天モバイルを今回契約したことで、年間12000円の圧縮が実現できました。しかもスーパーポイントのベースアップ付きです。

しかもこの楽天モバイル、なんと海外のローミングは月2GBまで無料らしいので、ちょっとした海外旅行や出張ぐらいなら(2泊ぐらいまで)多分現地simもいらないしローミング費用もいらない形にできそうです。

とはいえコロナ問題が片付くのは海外との行き来においては来年4月に収束しているとは思えないのでこちらは期待しないようにしておこうと思います。

ということで、楽天モバイルはかなりお勧めです。実質無料simで電話番号がもらえてしまうわけですし、先着300万人限定らしいですけど、これは申し込まない理由がない気がします。

ドコモやKDDIは5Gに投資するのもいいですけど、こなれた4GLTEを安心して安く使えるようにしてもらうことにもっとパワーをかけてもらいたいところです。4Kぐらいまでの動画は正直LTEで十分です。そうすると動画コンテンツの全盛時代が到来しそうです。

6.日本で買った人がesimを使って普通に使える?

とはいえ私が今回試したのは香港で購入した中華系iphoneです。中華系iphoneは物理simが2枚挿せて、日本で購入できるiphoneとは違うのですが、このたび日本国内で購入しても、参考になりそうな情報も発見しました。(4/16に発表された新型iphoneSEでもきっと使えると思われます)

simフリーiphone買った人はこれを入れない理由が全くないです。私みたいに香港でiphoneを買っていない人でもesimを使えば、2つのキャリアを同時に使いこなせそうですよ。

7.今後の通信業界への影響

楽天モバイルの初日の接続品質は個人的には想像以上でした。ソフトバンクで初めてiphoneを買った時iphoneのプロダクトとしての感動はありましたけど、通信は遅かったし品質が良くなかった。時代が違うとはいえ、その時とは雲泥の差です。設定は少し戸惑いましたが、そこまで難しい感じでもなかった。

しかも、

楽天スーパーポイントがもらえる。楽天市場のベースのポイントが加算される、今の時代っぽいサービスになっています!

法人向けにどう切り込むかとか課題は山積していますが、楽天市場・楽天トラベルの法人向けの提供とか、楽天証券と連動した機能とか多分たくさんネタがあるのだと思います。ぜひDoCoMoとKDDIの牙城に切り込んでいだたければと思います。

とはいえ、大手に食い込んでいくというよりは逆なことが最初は起こりますかね。多くの格安SIMのMVNOは楽天モバイルの躍進でおそらく退場してしまうことでしょう。LINEモバイルはソフトバンク・ヤフー連合側に取り込まれてちょうど良かったのではと思いました。

8.その他注意事項

楽天モバイルを使い始めて少し経ってからわかったのですが、iphoneだけで今回の無料運用しようとすると無料でSIMカードを獲得するためのの用件についてiphone端末だけでやろうとすると、問題点があることがわかりました。

大抵の「楽天モバイルでiphoneが使えるようにする」系の記事は「使い方」ばかりにフォーカスしていると思うのですが、実際スーパーポイントがもらえなかったからSIM購入費は自腹になってしまうので意味がないですよね。

とはいえ3000円負担でもあまりあるメリットばかりだとは思います。

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Takashi SATO
この記事は「投げ銭」記事です。ポジティブにお金が回る仕組みにしてみたいと思いました。記事をおもしろいと感じてくださった方は「投げ銭」をよろしくお願いします。