【初心者】飛行機の操縦方法の覚え方
今回は、マジでまっさらの状態からいかにして飛行機の操縦方法を習得したのか紹介したいと思います。
これはあくまでも「ボクはこうだった」だけなので効率性や正確性には非常に大丈夫とは思えません。
こんなんなのね、くらいに思ってくれたらと思います。
まず、飛行機にはメーカーが販売する公式のマニュアルがあります。これは全部英語。
へっぽこな私たちが読めるわけもなく、和訳された冊子が自衛隊公式のマニュアルとして配布されます。
しかし、こいつがとんでもなく重たくてデカい。
とても全てに目を通してフライトに臨む余裕などありません。
そこで配布されるのが所属している部隊作成の簡易マニュアル。
飛行機に乗り込む前の外部点検から着陸した後の点検まで、手順だけを網羅した一番親切で分かりやすいマニュアルです。これが最初のとっかかり。
1内容を読んで、スイッチがどこにあるのか覚える。
2操作の意味を理解する。
3動きを体に覚え込ませる。
やっかいなのが、操作を全て口で話さないといけないということ。
例えば油圧のスイッチも「オイルバルブ、スイッチオン」と一つずつ話さないといけない。
これはベテランも同じことだから慣れるしかない。
ここまでできたらやっとスタートライン。
これに管制官との通話や実機を操る難しさ、教官からのプレッシャーがあるせいでボロボロの初フライトになる。
当然一回のフライトで数十万単位の金が飛ぶので、シビアになるのは当然だ。
そこで私たちはフライトシミュレータ、の前に通称「ゆりかご」と呼ばれる操縦席を再現したアイテムを使用する。これですいって血の位置を体に叩き込むのである。ここまで終わってフライトシュミレーターに臨むことができる。