デニム工場見学第2回目~染色編~
こんにちは。モリタです。
前回に引き続き、工場見学の様子を書いていこうと思います。
今回はデニムに欠かせない要素であるインディゴ染めの工場にいってきました。
坂本デニム
坂本デニムは国内で糸のインディゴ染めができる数少ない工場です
デニムの糸は果たしてどのようにして染められるのか見て行きましょう
ロープ染色
デニムのインディゴ糸はロープ染色という工程で染められます
ではその染める工程を順に写真で説明していきますね
原糸倉庫
染める前の糸がたっぷりあります
整経
整経とは、染めるときにムラが出ないように、スムーズに染めができるように糸をビームに巻いていく作業です
この糸を
ビームに巻いていきます
染色
それでは染めていきましょう
ロープ状の糸をインディゴの浴槽に漬けていきます
インディゴ染めはすぐには染まらず、染めてから空気に触れて(酸化還元)色を固着させていきます
このように、染めて、空気に触れさせてという工程を何度も繰り返して色を濃くしていきます。最初は淡い色ですが、徐々に色がついていきます
分繊
染めた糸をビームに巻いていきます
サイジング
その後、分繊で巻き取った糸に糊を付ける作業(サイジング)をして糸染め工程は終了です。
糊を付けることによって、糸の強度をUPさせる効果があります。
まとめ
今回の工場見学どうでしたか?
染めの工程は写真NGなことが多く、こうやって各工程を写真付きで説明できるのはかなり貴重だと思います。今回は坂本デニムさんのご厚意によってバンバン写真を撮らせてもらいました。
次は紡績工場の見学の様子を書いていきますね。
それではまた
モリタ