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デニム工場見学第3回目~紡績編~

こんにちは。モリタです。

デニムの工場見学第3回目。今回は紡績工場の見学です

紡績とは→綿を糸にしていく工程のことです。

今回は大阪は岸和田市の山忠紡績さんの工場を見学させていただきました。

山忠紡績

いつもなら外観を写真に収めてくるんですが、忘れておりました.....

それではいってみましょう

まずは綿が輸入されてきた状態のものがこちら↓↓

原綿倉庫

ベール

私たちはベールと呼んでいます

いろんな国の綿がありまして、デニムに使用されるのはオーストラリアとアメリカ、メキシコあたりが多いです

画像2

弊社の品番でも使われているCOTTON USAの原綿もありますね

綿は輸入される際に輸送コストを抑えるために圧縮されてから輸入されます

まずはこのベールをはがして、ほぐしていきます

混打綿(こんだめん)

混打綿

混打綿2

この機械の刃で

混打綿3

ゴリッと!

混打綿4

ほぐされた綿たちです

だいぶ本来のイメージの綿に近づいてきました

この工程により綿のカスや異物を取り除いていきます

混打綿5

こうしてほぐされた綿はラップと呼ばれる筒状に形を整えていきます

混打綿6

このローラーでぐりぐりっと

混打綿7

さて次の工程です

梳綿(りゅうめん)

ラップの状態だと繊維がもつれ合っているので、それを解きほぐしていって、繊維を均一方向にしていきます

りゅうめん1

この刃でラップを

りゅうめん2

りゅうめん3

スライバー状にしていきます

りゅうめん4

りゅうめん5

出来上がったスライバーたちです

粗紡(そぼう)

この工程では、スライバーを引き伸ばし細くし、撚りをかけて粗糸にしていきます

そぼう

そぼう2

もうだいぶ糸に近づいてきました

精紡(せいぼう)

粗糸を引き伸ばし、撚りを加えて強度を持たせ、糸が完成します

せいぼう

デニムの糸に欠かせないムラ形状はここで作られます

せいぼう2

映えポイントです

せいぼう3

出来上がった糸を巻き上げて

せいぼう4

出来上がりです!!

せいぼう5

梱包して、各地の染工場へ出荷されます

まとめ

3回にわたって工場を見学してきましたがいかがでしたでしょうか?

デニムの生地を作るのにいくつもの企業が携わっており、1社だけではどうやっても作ることができないんです

そのいろんな企業と共同してチームワークを組んで生地を作っています

工場見学シリーズはこれで終了です

今日はこのへんで。

モリタ


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