インド バラナシの英雄 バダル
みなさんこんばんは!杉本朋哉です。
私は9/17〜9/24の一週間バックパッカーとしてインドへ行きました。
その時に起きた悲劇と奇跡についてお話ししようと思います。
異国の地へ旅をすると、多種多様な価値観との接触機会が増えて世界観が広がったという声もよく聞きます。
そんなバックパッカーに憧れて、私もインドで初のバックパッカーを体験してきました!!
初めてのインド。初めての一人旅。初めてのバックパッカー。
そしてインドの情報を調べると「詐欺師が多い、腹痛になる」といった嫌な噂ばかり耳にします。なかなか一歩が踏み出せませんでした。
私はなんとか踏み出す事が出来ましたが、危険な状況に遭遇することが多かったです。
しかし、これから紹介する人物をあらかじめ知っておくことで、これからインド(バラナシ)へ行こうと考えているあなたも貴重な経験がバラナシでできます。
インド バラナシでの旅
私は完全にノープランでしたが、とりあえずガンジス川に向かって一人歩いていました。
「僕がバラナシの色んなところを紹介してあげるよ」と一人のインド人男性に声をかけられました。
前日にデリーでぼったくられていたので全然信用していませんでしたが、ひとまずついていくことにしました。
出会った彼の名前はバダラ。日本語が上手で、観光案内をすることもあるそうです。
火葬場→マザーハウス→カシミナの生産している家庭訪問→マーケット→カシミナ・シルクの手芸ショップ(政府公認)
とても優しく、いろんな場所へ案内してくれました。怪しさは増すばかりです。
手芸ショップでは全身シルクのオーダメイドを注文しました。
その時の写真です。
次に私はこんな要望もしてしまいました。
「子供たちと触れ合いたい」
するとバダラは小学校へ連れて行ってくれました。
食事に飲料水まで用意してくれました。
怪しさも徐々に薄れ、感謝の気持ちでいっぱいでした。。
夕方頃に子供たちと踊ったりゲームをしました。とても元気で可愛かったです。
ちなみにこの学校は全てボランティアによって活動できているそうです。
そんな私も寄付しようとしました。が、クレジットカードの制限で使用できませんでした。。
そして財布の中身を見ると現金も残りわずかだということに気づきました。
物乞いが多いインドでは、多少なら全然構わないと考えていたので次々寄付していたのが起因だとわかりました。
そんな計画性のない私の残りの所持金は850ルピーでした。残り4日間インドで過ごすことをかなり困難でした。
心配してくれたバダラはひとまずディナーに連れて行ってくれました。
「ウエスタンユニオンを使えば大丈夫だよ。家族の人に日本から送金してもらえば、インドで受け取ることができるんだよ。」
バダラが親切に生き延びる方法を教えてくれました。
バダラありがとう。。。
ディナーのカレーまでご馳走になりました。
バダラありがとう。。。
こうして私は次の朝の列車でコルカタまで行き、コルカタのウエスタンユニオンでお金を受け取ることができました。
初めてのインドでパニックになっていた私ですが、バダラと出会ったおかげで貴重な体験ができました。
騙されてばかりの旅でしたが、バラナシでは人の心の温かさを感じました。
そしてもう一つ気付いたことがあります。
貧困は人格の欠陥によるものではなく、貧困は現金の欠如によるものである。
ということ。
私たちは日本人は豊かな生活を送っていますが、他国には最貧層の人間もいます。
その中で騙し取るのは現金が欠如いている環境が作り出した人格だと判断できます。
かといって、全てが許容されるわけではないので、バラナシに行く前にバダラとコンタクトを取っておくことをお勧めします!!!
バダラからlineIDを掲載してもいいとの事だったので貼って起きますね!
LineID:baldal.indo
追加したらバダルに一言お願いします!
最後までご覧頂きありがとうございました。