一時期、ホテルの清掃バイトしてたんよ。
絵をかきおえた。この絵、形がかわいいから量産していろいろ試してみる。
これを2月の出展のメインにするかも。
んでー。
一時期ホテルの清掃バイトをしていたことを今日は書く。
市内のいいホテルだったから、基本部屋がきれい。私は派遣で働いていたからパートの方たちと違って、部屋の指定されたところを掃除するのがメインで部屋を回っていく。手洗い場・お手洗い・お風呂・あとは部屋のごみ集め。
最初は慣れない体勢で次の日身体がバキバキに筋肉痛になった。それに最初の方は効率よくやる順番を掴むのが難しくて手間取っていた。
途中からつかんできて、まずお風呂をごしごし洗って水で流す、すぐにはタオルで拭かず、次にお手洗い・手洗い場の順で自分はやってた。
完全に乾ききってしまうと水のあとがつくのでよくない。でも流したあとだとタオルが濡れすぎてしまう。と思ったのでこの順。
流すのも中途半端はだめ。洗い残しがあると浴槽がざらざらしてしまうから。とにかく完璧に流して、完璧に拭ききる。
つるっつるのぴっかぴかにするのです。
手洗い場は水をだすところ・鏡は水あか一つ残さない。
そして、タオルをめっっっちゃきれいに畳む(スピードも命)。
真っ白でふかふかのタオル。
余裕があるときは、今日ここにとまる人が快適にすごせますように、と小さく一瞬脳内で祈る。🛐
私はどれだけ急いでやっても、パートの方並みに早くなれなかったけど、役に立ちたい一心でやってた!
途中からベッドメイキングも教えてもらった。こっちはもっと体力がいる。キングサイズ?くらいある大きなベッドのマットを上げてシーツを入れ込んだりするからね。腕に筋肉がつくよ、あれは。パートの方もそうは見えなかったけど絶対筋肉あると思った。
ベッドも布団も重い!でも、きれいに完成したときの達成感は尋常じゃない。
ピシーッと伸ばすからね。ここに泊まって寝る人はきっといい夢みれてると思った。
ベッドメイキングの方が自分はすきだったな。部屋がスーッとするのがわかるから。
どっちもやり終えたときの達成感と部屋の澄みきった空気が気持ちよくて、今でも思い出せる。
体力仕事だから身体がばっきばきになる。終わりになると、全身の力が抜ける。ちょっとオーバーにいいすぎたかも。
そんなのも含めて、終わったときの達成感が気持ちいい。
それに、自分が働いたホテルは人にも環境にもめちゃ恵まれていた。最初に仕事を教えてくださった方のおかげもあって、自分は楽しく仕事ができた。
(元気かなぁ。朝礼のときいつも笑顔をくれて、ちがう階数の担当のときでも会えたときにいつもお菓子をくれた.…。)
絵を描きたくなったのもその方のおかげなのでした。
もう会えないかもしれないし、私は一時のバイトだったので覚えてもらってないと思うけど、自分はずっとその人のこと忘れない.…。
その後ちがうバイトで出会った大学生の子のお母さんがちがうホテルで働いていて状況をきくと、また全然ちがう環境であることをしり、ホテルによりけりなんだなぁと思った。派遣とパートの違いも大いにあると思うしね。
いい経験だった。
人に恵まれたら、けっこうがんばれると思った。
働いていたときの、あのスーッとした空気と、いい香りがする廊下と部屋、お世話になった人が纏うきれいな風とやさしさ、
ずっと思い出せるほど好き。
いいこと思い出せたね。
もうちょっと今をがんばることにする。
明日もいい日でありますように。