TWRMON v1.0.0 リリース
SNMP RMONプローブのTWRMON v1.0.0をリリースしました。
使うためにはLinux環境でソースコードからビルドする必要があります。
玄人向けです。
CPUが100%になる問題も64ビットOSに移植したことが原因でした。IPアドレスをu_longで定義していたので8バイトになって取得するIPアドレスがずれた場所のデータになりランダムなIPアドレスを大量に記録していたことが原因でした。SNMPの管理テーブルが膨大になりどんどん遅くなっていったのです。
15年前に自分で作った、このRMONのソースコードを昨日1日じっくり読みましたが、よく出来ています。64ビットに変えたことによる問題以外はほとんどバグはないようです。処理性能を上げるための小技を編み出したのを思い出しました。最初、その部分がバグかと思っていましたが、その処理をなくすと格段に遅くなりました。15年前の私を褒めてあげたい。
TWSNMPのRMON管理からアクセスすると、
のようにRMON2まで全部取得できます。エラーも起きなくなりました。
履歴もとれます。
アプリケーションとホスト別のパケット数も取得できます。
自分でも作ったことを忘れてましたが、MACアドレスとIPアドレスの関係を示す面白いグラフがありました。
同じIPを使っているPCが2つあると赤い丸になるものです。ルーターを経由のIPアドレスは黄色です。このネットワークにつながっているPCなどは水色です。これはなかなか便利です。
まともに情報を取得できるRMONのプローブができたので、TWSNMP FCもRMON対応したくなりました。明日から考えようと思います。
明日に続く
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