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TWLogAIAN:Wails + Svelet環境の画面デザインにPrimerを使うことに決める 後編

今朝は久しぶりに3時に起きました。昨日、おうちクラウド用に奮発して買ったPCが届いたので動作確認するためです。今年最初のお買い物です。

おうちクラウド用のPC

VMWare ESXi 7.0をインストールしようとしましたがネットワークドライバーがないというエラーであえなく失敗しました。ESXi 6.7 でも失敗でした。
Debian 11は簡単にインストールできそうです。
オープンソースのドライバーを組み込むんでESXiで使うかべきか?Debian 11の上いKVMで仮想環境を作るべきか?悩んでいます。PCは問題なく動作したので、この課題は今週末じっくり悩もうと思います。

さて、Wails

+Svelte

で作るアプリの画面デザインを格好良くするためにCSSに

を使う話の続きです。

Wailsでプロジェクトを作る

Wails initコマンドでプロジェクトを作ります。

$wails init -t svlete -g -n primer

Primer CSSのインストール

npmでインストールできます。

$npm install @primer/css

Primer CSSを配布ファイルに含める

98.cssの時は、rollupのプラグインでCSSを組み込んでいましたが、単純にCSSファイルをコピーするようにrollup.config.jsに設定しました。

rollup.config.jsの変更

primer.cssをdist/にコピーしています。今回の使用方法ではこれでOKだと思っています。wails initで作成されたglobal.cssは不要なので、コピーしないようにコメントにしておきます。ほんとは削除してもよいと思います。

Primer CSSをアプリで読み込む

src/index.htmlを編集してCSSをprimer.cssに切り替えます。ついでにダークモードにします。(私の好み)

index.htmlの編集

ここまででCSSはPrimerになったので、Primerのドキュメントにあるclassをつければデザインを変えることができます。

アイコン(Octions)も組み込む

Primer CSSとセットで使うアイコンは、

です。ボタンにつけて使うには、

のようにSVGをコピペして使っています。

<button class="btn mr-2" type="button">
  <!-- <%= octicon "search" %> -->
  <svg class="octicon" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" viewBox="0 0 16 16" width="16" height="16"><path fill-rule="evenodd" d="M11.5 7a4.499 4.499 0 11-8.998 0A4.499 4.499 0 0111.5 7zm-.82 4.74a6 6 0 111.06-1.06l3.04 3.04a.75.75 0 11-1.06 1.06l-3.04-3.04z"></path></svg>
</button>

のような感じです。これだとちょっと大変なので、Svleteで対応しているものを探しました。ありました。

です。npmでインストールできます。

$npm i svelte-octicons
<script>
  import { Alert16, Diamond16, Rocket16, Video16 } from "svelte-octicons";
</script>

<Alert16 />
<Diamond16 />
<Rocket16 />
<Video16 />

のような感じなので、かなり楽になります。

App.svelteを編集する

表示を確認するためにApp.svelteを編集します。

<script>
  import {
    Alert16,
    Diamond16,
    Rocket16,
    Video16,
    Moon16,
    Sun16,
    Table16,
    Thumbsup16,
    X16,
  } from "svelte-octicons";
  let name = "";
  let greeting = "";
  let errMsg = "";
  function greet() {
    if (!name) {
      errMsg = "名前を入力してください";
      return;
    }
    errMsg = "";
    window.go.main.App.Greet(name).then((result) => {
      greeting = result;
    });
  }
  let dark = true;
  const switchMode = () => {
    dark = !dark;
    const e = document.querySelector("body");
    if (e) {
      e.dataset.colorMode = dark ? "dark" : "light";
      e.dataset.darkThme = dark ? "dark" : "light";
    }
  };
</script>
<main>
  <div id="input" data-wails-no-drag>
    {#if errMsg}
      <div class="flash flash-error">
        {errMsg}
        <button
          class="flash-close js-flash-close"
          type="button"
          aria-label="Close"
          on:click={() => {
            errMsg = "";
          }}
        >
          <X16 />
        </button>
      </div>
    {/if}
    {#if greeting}
      <div class="flash">{greeting}</div>
    {/if}
    <div class="mt-3">
      フォーム:
      <input
        class="form-control"
        type="text"
        bind:value={name}
        placeholder="名前"
      />
      <button class="btn btn-primary" on:click={greet}>あいさつ</button>
    </div>
    <div class="mt-3">
      アイコン:
      <Alert16 />
      <Diamond16 />
      <Rocket16 />
      <Video16 />
    </div>
    <div class="mt-3">
      アイコン付きボタン:
      <button
        class="btn"
        type="button"
        aria-label="switch"
        on:click={switchMode}
      >
        {#if dark}
          <Sun16 />
        {:else}
          <Moon16 />
        {/if}
      </button>
      <button
        class="btn"
        type="button"
        aria-label="switch"
        on:click={() => {
          simpleTable = !simpleTable;
        }}
      >
        {#if simpleTable}
          <Table16 />
        {:else}
          <Thumbsup16 />
        {/if}
      </button>
    </div>
  </div>
</main>

<style>
  main {
    height: 100%;
    width: 100%;
  }
  #input {
    width: 95%;
    margin: 5% auto;
  }
</style>

のようにすれば、

Primer CSSとOpticonsの画面

のような表示になるはずです。ライトモードでは、

ライトモード

ボタンでダークとライトモードを切り替えできます。

ライトとダークの切り替え

デザインはPrimer CSSで、動きはSvleteで対応という方針で作っています。
いい感じだと思います。
今朝は、ここまで、データテーブルの話は明日にします。

明日に続く


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