TWSNMPのテストで活躍しているEVE-NGの環境を引っ越した話
今朝は5時に自力で起きました。助手の猫さんは3時半ぐらいに騒いでいましたが、かみさんがお世話したようです。
TWSNMPシリーズのテストに活躍しているEVE-NGの環境を引っ越ししました。その方法を書いて起きました。
EVE-NGは
です。仮想版のルーター、スイッチングハブ、PCなどを配置してネットワークのテスト環境を作るものです。
のような感じでテストネットワークを作れます。
5月の終わりからいろいろ環境を作ってテストしていました。
EVE-NGを動かしているPCが5年ぐらい前に中古で買った年代物で調子も良くないので別のPCに引っ越ししようと思っていました。
引っ越し元はDell OptiPlex 9020で
引っ越し先は
です。
のような感じです。
引っ越し先のmini PCは、プリインストールされているWindows 11を消してUSBメモリからEVE-NGをインストールしました。
引っ越す方法を調べていると、最近のEVE-NGには、バックアップ・リストア機能があることがわかりました。
PDFのマニュアルに
13 EVE Backup Solution
があります。
ポイントをまとめると
引っ越し元と先にeve-backup-managerをインストールする
SFTP(FTP)サーバーを準備する
SFTPサーバーに元からバックアップする
SFTPサーバーから引っ越し先にリストアする
だけでした。
eve-backuo-managerは、SSHのコンソールから
でインストールできます。
SFTPサーバーは、Linuxマシンがあれば、ほぼ設定ないで使えます。
NASでもよいです。何等かのユーザーIDとパスワードでログインできるようにして起きます。
でバックアップマネージャーを起動すると
のようなメニューが表示されます。
を実行します。
の画面でSFTPサーバーの設定をします。
引っ越し元と先で同じ設定でよいです。
設定したら引っ越し元で
を実行します。
転送したい項目を選びます。私は、考えるのが面倒なのでAllにしました。
MirroringもONにしました。Mirrorrngは、バックアップ先が日付のフォルダーではなく、同じフォルダになるという違いがあります。引っ越しのためには、どちらでもOKです。
実行すれば、コピーを開始します。しばらくすると終了します。
コピー終了したら引っ越し先でバックアップマネージャを起動して、SFTPサーバーの設定を同じにしたら
を実行します。SFTPサーバーに接続して、うまくバックアップが作成されていれば、
のような画面になります。リストアするバックアップを選択してリストアを実行すれば、引っ越し完了です。
これで、古いPCがいつ壊れても安心です。
明日に続く