「体験しながら学ぶ ネットワーク技術入門」のテスト環境のルーターとスイッチ経由でSNMP通信できない問題の謎が解けた
今朝は4時に自力で起きました。寒いので助手の猫さんは夜中に、かみさんの布団に来てから寝たままでした。6時前に、かみさんを起こそうとして大騒ぎしていました。
「体験しながら学ぶ ネットワーク技術入門」のテスト環境に設置したTWSNMP FCからスイッチ経由でルーターとSNMPやDNSの通信ができない問題を調べました。
M2 Mac + multipassの環境が良くないのかと思って、この本で紹介されているWindows + WSL2 の環境でも試してみました。
結果は、同じ現象が発生しました。
問題を整理すると
新規の設置したTWSNMPからルーターへのPINGはOK
SNMPとDNSはパケットキャプチャーでは届いているが受信しない
netcat(nc)コマンドで他のポートでも発生する
TWSNMPをルータへ直接接続するとSNMPはOKになった
クライアントPCからスイッチ経由でnetcat(nc) で試験するとOK
キャプチャーしたUDPパケットはOKの場合とNGの場合で違いはない
でした。ということでクライアントPCとTWSNMPのノードの設定の違いを見比べて
ethtool -K net0 tx off rx off tso off gso off gro off
のコマンドの実行の有無を見つけました。
試しに、TWSNMPのノードでも実行してみると、なんと問題解決です。
テスト環境の各ノード設定で、このコマンドが鬼のように実行されているのには秘密があったようです。
このコマンドがどういうものか、書きたいところですが時間切れです。
TWSNMPとルータを直接接続する必要がなくなったので
の構成を
できました。SW1のPort5にTWSNMPを接続するだけでOKになりました。
かなり嬉しいです。
明日に続く
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