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ブルース&ソウル・レコーズ

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日本で唯一のブルース/ソウル/ゴスペルの音楽専門誌『ブルース&ソウル・レコーズ』の公式noteです。トゥーヴァージンズnoteへ移動しました!
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#音楽

No.178 特集 サザン・ソウルの基礎知識 ステップ2 全国の書店にて6月25日発売!

1960年代にアメリカ南部で誕生したサザン・ソウルは、1970年代に日本で熱狂的なファンを生み出…

No.177 特集 ブルース120年の歩みを知る【創刊30周年号】 全国の書店にて本日発売!

創刊30周年記念特集は、19世紀終わりの誕生期から現在まで、ブルース120年の歩みを重要トピッ…

No.176 特集 70年代ソウルの基礎知識 Pt.4: シンガー・ソングライター編 全国の書店…

ソウル入門特集[70年代編]の第4弾は、「シンガー・ソングライター編」です。70年代に入り、…

No.175 特集 ブルースCDコレクション[リイシュー/発掘音源編]全国書店にて発売中…

明けましておめでとうございます。 本年4月はブルース&ソウル・レコーズは30周年を迎えます。…

アルバムの重みを増した〈ローリング・ストーン・ブルース〉〜ザ・ローリング・ストー…

アルバムの重みを増した〈ローリング・ストーン・ブルース〉〜ザ・ローリング・ストーンズ『ハ…

ブルース&ソウル・レコーズ No.174 ソウル入門特集[70年代編]の第3弾「ファンク編…

ソウル入門特集[70年代編]の第3弾は、「ファンク編」です。昨年最新作を発表したアイズリー…

【伝えておきたいブルースのこと】㉕黄金のマディ・バンド

ロックを生んだシカゴのアンサンブル  南部からの黒人の流入が増加するとともに、シカゴの街に響く南部流ブルースの音が大きくなっていく。1943年にミシシッピからシカゴへとたどり着いたマディ・ウォーターズ(本名マッキンリー・モーガンフィールド。1913-1983)は、当初はシカゴの先輩たちの洗練されたブルースに倣ったが、1940年代後半にはギターをアンプに通し、ミシシッピ・デルタで培ったディープ・ブルースを唸り始めた。  その本領が発揮された南部風味のエレクトリック・ブルース

【伝えておきたいブルースのこと】㉔大都会の輝きに惹かれて

シカゴ・ブルースとマックスウェル・ストリート  「シカゴ・ブルース」。その名称はブルース…

【伝えておきたいブルースのこと】㉓ブルースの都メンフィス

荒削りが魅力のサザン・ブルース  現在は人気観光スポットとなっているメンフィスのビール・…

【伝えておきたいブルースのこと】㉒電波に乗ったブルース

人気ラジオ番組と黒人DJの登場  力のあるミュージシャンの影響はどのように広まっていったの…

【伝えておきたいブルースのこと】㉑ワイルドなヴァイタリティ

ヒューストンの泥臭ジャンプ・ブルース  「ジャンプ・ブルース」(略してジャンプ)も曖昧な…

【伝えておきたいブルースのこと】⑳カクテル・ブルースに酔う

ロサンゼルス〜西海岸の洒脱なブルース  カリフォルニア州ロサンゼルスを中心とした、1940年…

【伝えておきたいブルースのこと】⑲独立レーベル戦国時代

レコード産業の隆盛と〝戦後ブルース〟重要レーベル  1945年に第二次世界大戦が終り、不足し…

【伝えておきたいブルースのこと】⑱電気の力でパワー倍増

エレクトリック・ブルース  登場時、エレキ・ギターに求められたのはなにより音量だった。クラシックのコンサートのように聴衆が静かな場所ではなく、おしゃべりや怒号、ときどき銃声まで飛び交う夜の酒場でブルースは奏でられた。アコースティック・ギターの音はかき消されがちで、共演するピアノや管楽器の音に隠れてしまうこともあった。そのため共鳴板の付いたリゾネイター・ギターやサム・ピックを用い、少しでも音を大きくする工夫がなされた。  エレキ・ギターの登場は1930年代に入ってからで、ブ