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IR Monthly Report 【2024.8】
こんにちは!株式会社TWOSTONE&Sons(以下 当社)のPR/IR Teamリーダー森川です!
9月に入り、暑さの中にも時折秋の空気を感じるようになりました。
朝晩と日中との寒暖差も気になってくるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目なので、日中は熱中症、朝晩は気温の低下の対策をしながら体調を崩さぬよう気をつけていきましょう。
私は、季節の変わり目は化粧や小物から変えていくタイプなので秋服に合いそうな靴を用意してみました!👡
終わりゆく季節に寂しさを感じるものの、季節変化に合わせて何か行動を起こすと、迎える季節が待ち遠しくなるものですね。
さて、今回の記事は先月8月の振り返り内容をまとめた「IR Monthly Report」をお届けいたします。
ぜひ最後までご覧いただけますと嬉しいです。
・Midworksの登録ユーザー数が45,000人を突破
当社グループの主力サービスであるMidworksの登録ユーザー数が45,000名を突破しました!当社サービスを利用していただくITエンジニアが順調に増加しており、嬉しいニュースをお届けできました。
7月12日に実施した第3四半期決算説明会で解説した内容にはなりますが、現在フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービス「Midworks」を中心に、当社を取り巻く市場環境や展望について改めて解説いたします。
フリーランス人材を取り巻く環境・国内企業を取り巻く環境・当社の展望、の3つに分けてお話いたします。
①フリーランス人材を取り巻く環境
政府が推進している「働き方改革」、そして日本経済における「インフレの継続」などの社会情勢もあり、近年フリーランスという働き方を選択する人が増えています。
(コロナ禍でリモートワークが普及したことも、フリーランスを選択する後押しになっているかと捉えています。)
このような背景から拡大するフリーランス市場において、当社はITエンジニアを中心にフリーランス人材のキャリアコンサルティングや案件の紹介を行い、長期的なキャリア形成や関わる案件を共に考える伴走型で支援いたします。
②国内企業を取り巻く環境
一方、企業からこの情勢を見ると終身雇用という従前の雇用形態から時代の転換点を迎えているといえます。
これまで製造業を強みとしてきた日本にとって終身雇用は安定的な生産や供給を確保できる分、時代と日本の特性がマッチしていたといえますが、技術進歩の激しいIT業界においては人材の流動性が激しい海外に比べるとどうしても技術革新が起きにくいのです。
また、日本のIT人材不足は深刻であり採用も年々困難になってきています。
このような事情から、企業においてもフリーランス人材の活用意欲が高まっていますが、不安の声も拭えません。
そこでフリーランス人材を支援する当社は、企業に対してもグループで展開する企業への支援体制や、それらを叶えるサービスの提供を通して「フリーランス人材活用」において最適な提案や支援を行います。
日本企業が海外のような雇用形態を実現することは難しくとも、フリーランス人材の活用を行うことで人材の流動性が高まり高い技術力を持った人材を自社のサービス開発に取り入れることができ、「サービス競争力」が高まります。
企業にとっては、フリーランス人材の最適な活用が競合との差をつける一手になり得るのです。
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③当社の展望
海外との比較もお話しましたが、このフリーランス人材と企業双方への支援を通して当社が実現したいのは「【日本全体の】サービス競争力の向上」です。
製造業を長年強みとしてきた日本は、これまで世界でもトップクラスを誇る企業が多く存在していました。
しかし、IT技術が生まれた近年は海外企業の価値が高まり、日本企業は後れをとっています。
当社は、先ほども述べた通りこれらの原因には「人材の流動性」が鍵を握っていると考えています。日本国内の雇用形態そのものを変えていくのは難しくとも、フリーランス市場拡大の追い風も活かし、当社サービスを拡大することで日本国内企業全体のサービス競争力を高めることで、日本企業の価値も向上させていきたいと考えております。
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少し長くなりましたが、以上が当社主力サービスを取り巻く環境と展望となります。
当社の主力サービス「Midworks」が、今後社会へもたらしうる価値が伝わりましたら嬉しいです。
・グループ会社Yellowstone Consultingの社名変更
当社グループ会社である「株式会社Yellowstone Consulting」が9月1日に社名変更を行うことを発表いたしました。
Yellowstone Consultingは、当社グループの「企業への一気通貫型支援体制」の構築において重要なグループ会社です。
この度Yellowstone Consultingは、お客様へさらなる実践的なバリューアップ支援を行うという決意表明として社名変更を行いました。
新社名は「株式会社enableX」、読みは「イネーブレクス」です。
新社名とロゴには下記のような想いが込められています。
新社名となるenableXは、お客様のビジネス成長を実現する為の重要な要素=enablerになるという想いと、無限・トランスフォーメーション・お客様との共創を意味するXを掛け合わせたものとなっています。
新しいコーポレートロゴは、様々なお客様のビジネス成長課題を有機的に解決していく組織であることを表すマークを⽬指しました。シンボル部分に⾮幾何学的なオブジェクトを採⽤することで、「不確実性の高い未来をお客様と共に切り拓いていく」という想いを込めています。
このような想いと決意を込めた新生グループ会社enableXにご期待いただければと思います。
・通期連結業績予想の修正に関して(上方修正)
8月16日、「連結業績予想の修正に関するお知らせ」を発表いたしました。
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当期(2024年8月期を指します)においては3月19日に「連結業績予想の修正に関するお知らせ」を発表しており、今回は2回目となる業績予想の修正発表であるため流れと経緯をご説明いたします。
この経緯について、当社は上場以来継続的に中長期の成長を見据えた「戦略的投資」を行っております。
特に当期においては、企業に対しての「一気通貫型支援体制」構築のために「戦略コンサルタント」などの優秀層の採用を強めるため、これまでよりも積極的な採用投資を行う判断を下しました。
中長期的成長に向けた一時的な投資を強める判断から追加投資することとし、売上高は増収となるものの、営業利益・経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益については2023年10月13日発表の予想を下回る見通しとなりました。
しかし、その見通しの状況であったにも関わらず営業活動の効率化や利益率の向上等の取り組みがその想定を上回って進捗しております。
そのため、8月19日に売上高・営業利益・経常利益・親会社に帰属する当期純利益全て3月発表の予想を上回る見通しとなりました。
株主および投資家の皆さまには、度々の修正のお知らせにてご迷惑をおかけしておりますが、何卒ご理解賜れますと幸いです。
・プレスリリース情報(適時開示情報やお知らせ含む)
8月は、主に5件のニュース発信を行いました。
①フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービス「Midworks」の登録ユーザー数が45,000人突破
②「ZUU online」にて記事掲載のお知らせ
③TWOSTONE&Sonsの子会社 株式会社Yellowstone Consultingから株式会社enableXへ社名を変更
④連結業績予想の修正に関するお知らせ
⑤“学生起業から上場を牽引した代表へ事業アイディアをプレゼン”TWOSTONE&Sonsにて「新規事業立案インターンシップ」を開催
トピックでも触れたお知らせに加え、当社の採用イベントに関してもお知らせしております。
兼ねてより採用投資を強める方針をお伝えしている通り、当社は積極的な採用活動を行っております。
中でも新卒の採用活動においては、優秀な学生とのご縁を強めるべく新たな施策にもチャレンジしており、今回はその施策のひとつとして当社の差別化要素を活かした「サマーインターン」を開催いたします。
当社の差別化要素は、創業当時学生であった両代表が醸成してきた「【起業家】精神溢れるカルチャー」であり、その環境下でチャレンジし続けてきたメンバーたちです。
現場メンバーおよび両代表の直接フィードバックの場を設けることで、次世代の起業家に新規事業におけるヒントを得る機会を提供し、また当社への興味関心を持ってもらえたらという狙いの元開催いたします。
実は丁度この記事を準備しているタイミングがサマーインターン開催日でした。
開催場所をこっそり覗いてみると、参加する学生さん同士のグループでチームディスカッションが行われており、非常に活気溢れる雰囲気でした。当社メンバーとの交流も楽しんでいるようで運営チームメンバーも嬉しそうな表情だったのが印象的です。
・メディア掲載情報
①ZUU online 8月7日
②サードニュース 8月7日
③XEXEQ 8月8日
④日本経済新聞 電子版 8月16日
⑤日本経済新聞 朝刊 8月17日
⑥創業手帳 8月26日
⑦わたしのIFA 8月30日
8月はMidworksのニュースを取り上げていただき、また上方修正の発表については日経新聞電子版と翌日朝刊にて掲載いただきました!
当社の両代表である河端と高原それぞれのインタビュー記事も掲載いただき、当社の積極的な活動を発信できたのではないかと感じております。
代表インタビューの詳細に関して、高原が語る「創業手帳」では主に経営者に向けて起業のきっかけと変遷、河端が語る「わたしのIFA」では個人投資家の方に向けて創業からホールディングス体制への移行および社名変更や経営戦略などが主なテーマとなります。
お届けしたい方が異なる分、語り口の視点は多少異なりますが、両代表間でこれまでの変遷を経た現状の捉え方や目指す方針にブレがないことを感じていただける内容となっております。
ぜひ両方ともご覧いただけますと嬉しいです。
創業手帳(代表取締役COO高原インタビュー)
わたしのIFA(代表取締役CEO河端インタビュー)
・振り返り
8月は、当期(2024年8月期)の締めくくりでした。
締めくくりにふさわしい活動と発表ができたと考えています。
業績や経営における当期の振り返りは決算発表にてお伝えできればと思いますが、現場であるPR/IR Team視点からの当期振り返りとしては、ホールディングス体制になったことであらゆる点においてよりスピードが加速したと感じました。
これまでの発表内容を振り返ってみても、数や取り上げる内容の幅広さを実感しています。
当期の決算発表スケジュールに関しては、発表次第速やかにこちらのnoteでもお知らせいたしますので、お待ちください。
既に始まっている2025年8月期も、成長に向けて全力で走ってまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
また今後の当社のタイムリーな情報は、IRサイトやnote、当社公式XやPR/IR Team森川のXアカウントも合わせてご覧ください。
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それでは8月のIR Monthly Reportは、これにて以上とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(「IR Monthly Report」に関するご留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的として作成しております。有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございませんので、ご留意ください。