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2024年8月期 通期決算説明会の内容を公開~質疑応答編~

こんにちは!TWOSTONE&Sons(以下 当社)のPR/IR Teamリーダー森川です。
前回の記事では、10月15日(火)に開催した2024年8月期 通期決算説明会本編の動画と本編のサマリーパートの書き起こしをお届けしました。

今回の記事では、ご参加の方よりいただくご質問に当社代表取締役CEO河端が回答する「質疑応答」の様子をまとめた動画・全ご質問と回答から抜粋した書き起こし内容をお届けいたします!
改めて、今回の会では非常に多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。質疑応答の内容も、皆さまのご参考になりましたら幸いです。

詳細をご覧になりたい方は、当社のIRページよりご覧くださいませ。




2024年8月期 通期決算説明動画(質疑応答)


質疑応答書き起こし

当決算説明会における主な質疑応答の要旨は、以下の通りです。
回答者は当社代表取締役CEO 河端 保志が務めさせていただきました。
なお、記載内容につきましては、ご理解いただきやすいよう、加筆修正しております。

Q1 M&Aアドバイザリー事業について

M&Aアドバイザリー事業と既存事業との関連性が今ひとつ理解できません。御社が目指されている世界観との関係もどう考えればよいのでしょうか? 自分たちがM&Aするのではなく、他社のM&Aを支援する意味を詳しくご解説願います。

回答

当社の新規事業は根本的に、今後社会的に成長性が確実にあるか、マーケットとして今後の成長性があるかをまず考えています。また、そこにおいて当社のバリューが提供できるかどうかも考えています。

その中の1つであるM&Aアドバイザリー事業は、今後非常に大きなポテンシャルを秘めていると考えています。

これから少子高齢化が進んでいく中で、後継者不足は非常に大きな課題となっていきます。しかしながら、いまだにM&Aの件数は非常に少なく、国内のM&Aは今後間違いなく加速していくと考えています。

そのような中で、既存のM&Aアドバイザリー会社を調べていくうちに、私たちならばできることがかなりあることに気づきました。

例えば仲介会社によっては、かなり高いコストをかけて一生懸命M&Aの案件を獲得したものの、「これは売りづらいよね」といったかたちで、売り案件をどんどん捨てているという実態が多くありました。

このような場合、売りづらくなってしまう会社の課題は大きく分けて2つあります。1つ目はDXがかなり遅れていることです。2つ目は、商品在庫をかなり抱えていること、つまり当社の得意なエンジニアリング力とWebマーケティング力を駆使すれば相当飛躍できるということです。

そのような会社が抱える問題については、当社のケイパビリティによって解決できると考えています。その部分を組み合わせることが、非常に重要なポイントになってくると思っています。

また当社自体も、ITエンジニアを抱えることによって、さまざまな企業のアセットをさらにスケールさせていくことに取り組んでいます。その中で、「この会社同士が組んだほうがいい」ということも出てきます。

当社もM&Aを行っていく中で、今後の日本企業にとって、M&Aの重要性は非常に大きいと考えています。そのような意味でも、今後の当社の世界観ともぶれていないと認識し、事業を開始しました。

また、ビジネスとして取り組むからには、高い成長性や再現性を持って業界でも確実にトップクラスになるために邁進していこうと思っています。今後も応援していただけると幸いです。


Q2 Carecon社について

新しくM&AしたCarecon社はどのような強みを持った企業でしょうか?

回答

MapleSystems社とかなり似ている部分はありますが、MapleSystems社よりもう少し営業に強い会社ではあります。採用に非常に強く、社員のエンジニアをしっかり雇用している会社です。

フリーランスとのシナジー効果が非常に大きく、MapleSystems社にさらに営業要素を付け加えたような会社になっています。


Q3 人材育成を通じた生産性の向上について

必要とは理解しているものの、販管費が毎期増えているように思います。したがって、販管費を抑えればさらに利益が出そうだと感じました。それに伴い生産性を上げていくことが大事になると思いますが、テーマに合った人材の育成を通して、どのように生産性を上げていく予定でしょうか?

まさにおっしゃるとおりで、現状販管費に関しては、先行投資度合いが高いと思っています。

市場の独占性を上げていくために、この先行投資が効いている部分はあります。この市場での地位を確立していくためにも、これからも先行投資は行っていこうと思っていますが、一方で生産性を上げていくことも非常に大事だと思っています。

具体的な取り組みとして、生成AIなどを活用して業務効率をかなり高めています。お話しできる範囲で言うと、例えば今まで1時間かかっていた作業を5分でできるようになっているなど、業務の短縮を実現しています。人材会社の中でも、おそらくAI活用においてはトップクラスだと考えており、実際にそれが足元で効いてきている状況です。まだまだ改善点は多くありますが、この取り組みが利益率に対して、多少貢献しているポイントであると思っています。

また、足元では1人当たりの生産性が非常に上がってきています。ここも今後さらに強化していくポイントであると考えています。そのため、これらの改善点をよりよくしていくことで、将来的には高い営業利益率を狙っていけると考えています。


Q4 投資家に与えるインパクトと今後の展望について

2024年10月7日に上方修正を発表したにもかかわらず、株価が下落しました。株価的に相当先の利益を織り込んでいると思われるため、投資家に対しては、今後はさらなるインパクトが必要になると思います。そのあたりも踏まえ、今後の展望についてお聞かせください。

回答

大変申し訳ありませんでした。私たちはどうしても、ファンダメンタルしか追うことができないため、株価の需給という部分に関しては、みなさまにご迷惑をかけている部分があると考えています。

計画についてはコンサバに作っており、他にもさまざまなかたちで、みなさまの期待をいい意味で裏切るような、高い成長性を実現するために日々邁進しています。それを着実に結果として表していきたいと思っています。

今回発表した2024年8月期に関して、私の中で兆しのあった光が第4四半期にはより鮮明に見え始めている状態になっています。ですので、2025年8月期には、さらによいかたちにできると考えています。みなさまも、2025年8月期にご期待いただければ幸いです。


このほかにも、多くのご質問をいただき回答させていただきました。
全文をご覧になりたい方は、下記より詳細をご覧ください。


今回も多くのご質問を頂戴し、誠にありがとうございました。
アンケートでもいただいている、励ましのお言葉・期待を込めた応援、どれも有り難く拝読しております。
今後の会の運営およびIR活動に反映させていきたいと考えております。

河端からの説明にもありました通り、既に始まっている2025年8月期の当社にもぜひご期待いただければと思います。
よろしくお願いいたします。


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