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会社を辞めると決めた夜は、違う意味で眠れなかった。

会社を辞める。

昨日の晩、いやたった数時間前の夜中に、それを決断した。

もちろんまだ会社の人には伝えていない。

でも既に、自分の中では決定事項である。

ちなみにタイトルの「眠れなかった」というのは、今まさに寝ずにこれを書いているから。

休みの日は昼まで寝過ごしてしまうことも少なくないオレにとっては、寝なくても大丈夫な精神状態はあまり経験がないためとても楽しい。

かなりハイになっているのかもしれない。

それにしてもなんで、今回の会社を辞めるという選択は、

こんなにあっさりと決断できたのだろう。

決断できた理由

もちろん、今の会社の役員やIT業界の構造に失望しているというか、それに対する怒りやあきらめがあるのはかなり大きい。

しかしそれ以外に、自分の中で溜まりに溜まっていた何かが弾けたような気がした。

理由はわからないが、なんとなく心当たりはある。

ガキの頃の思い出

思えば昔から、どこか往生際が悪いというか、変に頑固で諦めが悪いところがあった。

サッカーは幼稚園~小学1年の頃からやっていて、大阪の地区選抜くらいには入れるようになったが、小学5年の10月頃に「もうやめたい」と言って、その日の練習の終わりには親が来てやめることを伝えることになった。

細かく感情は覚えていないけれど、
家ではやめる気マンマンだったのに、いざグラウンドに着いてみんなとボールを蹴ったりしゃべったりしていたら、

やっぱりやめたくないって思ったんだろう。

コーチに引き止められたのもあったが、結局オレ自身が「続ける」と言って、そのクラブには小学校卒業まで在籍していた。

そういうところがはっきりしないというか、流されやすかったというか……

おそらく、日々の練習もまったく本気ではやっていなかった(手を抜いていた)んだと思う。適当にやっているから、自分の限界もわからない。

だから、辞められなかったのだ。

親からもやる気がないように見えて、もっとガムシャラにやれと何度も言われた。親父には特にそんなことを幾度となく言われた。

高校時代にラグビーで全国大会(花園)に出場経験のある親父には、一度も褒めてもらったことはない。

(オレが忘れているだけかもしれないけど)

てか別に褒めてほしいわけでもない。

ただ酒に酔っては毎晩、そのラグビー部時代の話を聞かされていた時期が苦痛で仕方なかった。

たぶん、というか確信を持って言えるが、ただ仕事のストレスをオレに当てていただけだ。

ちょうど仕事の営業成績も落ち込んでいた時期だったんだろうが、団地暮らしだったしお世辞にも裕福とはいえない(てかボンビー)家庭だった。

まあそんなことはどうでもいいが、そんな感じでどこか不完全燃焼で生きているというか、負けたとしても「やりきった」みたいな清々しさや悔いのない感じが自分にはなかった。

煮え切らない子供だったと思う。

揺れた青春時代

高校では剣道をやったが、これも団体戦でインターハイ出場を目標にしていたものの、

あと1勝のところで大阪府予選で敗退した。

ベスト8以上でなければインターハイには進めなかったため、これまた不完全燃焼に陥った。

ちなみに、この剣道部時代にも一度退部している。(高2の秋から3ヶ月くらい)

しかも結局また撤回して戻って最後の引退まで続けた。

今振り返ると「さっさと辞めとけば、違う道があったんじゃね?」

と本気で思っている。

高校時代なんて、勉強もそうだがそんなことより

色んな才能を伸ばせるし様々な経験を積める絶好の時期だと個人的には感じているからだ。

大学生もそうかもしれないけど、高校生の若さやパワーはやっぱりすごい。

時間もあるし、部活にこだわらなくても趣味や恋愛やバイトや、、

いくらでもやろうと思えばやれたはずだし。

もっと楽しめたはずなのに!!!笑

その可能性の芽を自分で潰してしまったなという後悔は強い。。

そんな流れが結局いまの今まで続いてきてしまったのかな…と思ってしまう。。

社会人になって

それと今回の会社を辞めることとどう繋がるんだよと思われるかもしれないが、それは自分でも明確にはわからない……(どないやねん)。

ただ、新卒で入社するまでの間にも大学時代で色々あったため(これはまた書きます)、無意識にちゃんとしようという気持ちがあったのか、

一応仕事自体は入社してからは研修から手を抜いた記憶はない。

そもそもIT未経験でプログラミング能力も壊滅的状態だったため、同期には助けてもらいっぱなしで申し訳ないのとめちゃめちゃ感謝の気持ちでどうしたらええかわからんが。。

現場配属後もずっと気を張って過ごしてきたので、なんか緊張の糸が切れちゃったのかなーなんて思うけど。

とにかく会社を辞めることに関しては、何にも罪悪感も後ろめたさもない。

それは当たり前のことなんだけど、先に書いたように、

昔のサッカーの経験や剣道のときの悔しさ、後悔の気持ちはまったくない。

それが不思議だなと思う。

そして昔のように、もう迷ったり元に戻ったりは絶対しない!

っていうのは心に決めている。

コロナだの不況だ向かい風な情勢ではあるが、逆にチャンスと捉えてガンガン攻めて生きていきたい。

何よりも大事なのは「メンタル」だというのは学生時代の苦い経験から痛いほど理解しているから。

でもそれにしてもこんなに明るい気持ちになれたのは久々だ。

この勢いを死ぬまで継続したい笑

エネルギッシュに乗り越えていってやろうと思ってる。

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Fumiya
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