薬王堂presents招待男子800mBreaking147の見どころを薄田健太郎が解説!
はじめに
みなさん、はじめまして!筑波大学で800mをやっている薄田健太郎です!
さて、MDCの兵庫大会が迫ってきました。個人的にはエリート1000mに出場することになっており、普段走ったことのない距離に不安を抱えています。
そんな僕がエリート800mの解説をすることになりました。僕なりに精一杯解説しようと思うので最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
本レースのコンセプト
まずは本レースのコンセプトを頭に入れていきましょう!
本レースはBreaking147とあるように1'47''切りを狙ったレースが行われます。
これまで1'47"切りを達成した日本選手は14人しかおらず、もし見ることができればかなり珍しいことだと言えます。
これまでの歴代記録を載せておくので、これを見ながらレースの記録に注目してもらえればと思います!
日本歴代記録
①川元奨(日本大学)1:45.75
①源裕貴(環太平洋大学)1:45.75
③金子魅玖人(中央大学)1:45.85
④横田真人(慶應義塾大学)1:46.16
⑤薄田健太郎(筑波大学大学院)1:46.17
⑥小野友誠(法政大学)1:46.18
⑦近野義人(ダイエー)1:46.22
⑧四方悠瑚(宝塚市陸協)1:46.49
⑨松本啓典(自衛隊体育学校)1:46.52
⑩クレイアーロン竜波(相洋高校)1:46.59
11田母神一喜(阿見AC)1:46.68
12口野武史(富士通)1:46.71
13根本大輝(順天堂大学大学院)1:46.73
14梅谷健太(サンベルクス)1:46.89
------------------------------------------- Breaking147
ここを見て!
ズバリ2周目のバックストレート!
800mで好記録を出すためには400m-600mのスピード低下を最小限に抑えることが重要であるとデータが示しています。加えてその時にストライド(歩幅)を大きく保つことが重要です。
本レースは順位よりも記録を狙っていくレースなので、各選手がバックストレートでいかに大きなストライドでスピードの低減を抑え、好記録につなげるかを見てほしいと思っています(走っててもきついところ。応援必須)。
MDC兵庫大会ではグラウンドレベルで競技を競技を観戦することができるため、選手たちの大迫力の走りを体験してみてください!
https://youtu.be/OniE76TaOhE
ドーハ世界選手権↑
優勝するブレイジャー選手がバックストレートで強くいっているのがわかります!
個人的注目選手
①山崎優希選手(広島経済大学)
山崎選手の強みはラスト200mの追い込み!一緒に走ったホクレンディスタンスでは最後の200mで相当詰められました…
ちなみにこの時の記録は学生歴代9位で日本トップレベルの実力を有しています。
https://youtu.be/q6nXhkYGUDU
また1500mの持ちタイムも速いため、有酸素性能力を武器にして最後まで脚を動かし切ることができれば好記録が期待できます。加えて国体の代表枠を四方選手に譲る形になり、悔しい思いをしているはずなのでその思いが爆発する可能性も…
②杉本仁選手(中京大中京高校)
恵まれた体格を生かし、大きなストライドで800mを駆け抜ける杉本選手。中学時代には中学記録まであと0"01と肉薄しています。
今の自己ベストは1'50"30と高校生としてトップレベルのタイムを有しているものの、彼の実力や走りを考えるとやや物足りない印象。
中距離の名門である中京大中京高校のユニフォームを身に纏い、どこまで自己ベストを伸ばすことができるのか注目です!
③落合晃選手(滋賀学園)
今期絶好調で、あのクレイアーロン選手が有していた高校1年生歴代記録を塗り替えた落合選手(1'50"67⇨1'50"19)。
栃木国体の決勝では唯一の1年生ながら先頭を引っ張るという積極性を見せています。
https://youtu.be/u77YDib-GwA
彼の積極性とMDCでのハイペースが噛み合えば、再び高校1年生歴代記録が塗り替えられるなんて可能性も!
最後に
魅力たっぷりで僕も大好きな800m。
しっかり見てみたら虜になること間違いなし!
チケットはこちらから⇩⇩⇩
https://teket.jp/4043/16087
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