見出し画像

中距離界隈で噂の画期的なプロダクト RUCOE RUN【後編】


<ハマる仕組み>


ーーなるほど。飯島さんと横田さんの使い方で腑に落ちました。
これは電気刺激とは脳波のかわりのようなことなんですね。

荒井
本来ならば脳からの指令で動かすことをRUCOE RUNで動かしてあげて
そのフィードバックを脳や筋肉が覚えていくんです。
体幹のように深いところにある筋肉は
動け動けとただ頭で念じていても、筋肉はどこだっけ?となっちゃう。
そこに電気をいれてあげると「ここだったんだ」と気づく。
そうして使いやすくしていって本来の力を出せるように改善していくんです。

横田
ここが入ってないという感覚がわからない子が多いですね。
入ってないのがわかっても入れ方がわからない。
自分で走っててもどうやったら力が入るのかとか。
腹筋やってても抜けてしまうんです。
うちの選手はみんな腹筋が下手なんです。
下腹部に力が入らない。
下腹部が抜けると骨盤が入ってしまい脚が流れたり、脚があがりにくかったりと
明らかにパフォーマンスに直結してくる。
そこをRUCOE RUNである意味、無理やり動かすことで
身体で覚えることができる。
たとえば、小学校の運動会でリレーを走るお父さんたちのスネをRUCOE RUNで動かしてあげてたら、
全力で走ってもコケたり、肉離れすることもないでしょう笑

飯島
市民ランナーの向けに陸上教室をやっていると
動かし方を知らないという人がかなり多くて
やったことがない人はより効果を感じることができるはずです。
自分のいいポジションがわかるようになってきます。
ですから、中高生のときから、この感覚がわかるようになれば
競技レベルもあがってくるはずです。

画像5

横田
とくに長距離を走る人におすすめですね。
とくに駅伝をやっている子たちです。
短距離の子たちは感覚で走ってるので、簡単に使いこなしそうな気がします。
トレーニング理論よりも感覚を大事にするところがある。
一方で長距離は生理学的な側面が強い。
だからこそ、自分の身体を知る機会が必要になると思います。

日本選手権に向けて選手をひっぱりつづけたことで足底を痛めたんです。
「まさか新谷の怪我が俺に感染ったのか?」と笑
RUCOE RUNでケアしはじめてから違和感が消えました
足底とかって、ちゃんとやらないと使えなくなるんです。
タオルギャザーとかじっくりやらないと。
こりゃ、面倒くさくなるぞ。と覚悟してたんですが、
電気流していたら、すぐに使えるようになったんです。
足底筋膜炎って、かなりやっかいなやつなんです。
でも、走り続けながら違和感をなくすことができたんですよ。

荒井
甲と足底をパットで挟むと効果的です。
刺激をいれつつ、温めたりしておくといいですね。
患部を治すというよりは使えるようにするという考え方です。
自然にいいポジションで運動ができるようになるから治っていく。
そういう循環です。

飯島
ケアができるだけじゃなくてパフォーマンスが上がる
それが大きな特徴ですね。

画像1



<RUCOE RUNの偉いとこ>


ーーいままでRUCOE RUNの効果についてお話してもらったのですが、
こういうギア好きとしてはいくつか「偉いぞ!」と思うポイントがあって。

荒井
どうぞ、どんどん褒めてください笑

ーー
まずね、充電についてなんですけど。
USB-Cケーブルを採用したこと。これはとても偉い!

横田
そう!それ俺も言おうと思ってたとこ。
あの平たい台形みたいな端子だったらダメなんですよ。
このUSB-Cケーブルだったらスマホやパソコンと同じ端子で充電できる。
これはとてつもなく大きい。

荒井
あの平たい台形みたいなケーブルにしたほうがコストは格段に下がるんです。
でも、合宿にこのためだけに、あのケーブルをもっていくのは面倒でしょう。
だから、これは開発陣に強く要求しました。ついでに「5時間もつようにしてね♡」と。

飯島
そうなんです。これ一度充電したら2〜3週間はもつんですよ。

荒井
ええ。楽勝で2~3週間はそのままで大丈夫です。
フルパワーの100段階で使い続けて5時間持ちます
開発陣がこれはとても頑張りました。

横田
これまでの伊藤超短波の低周波治療器は
ラジコンで使うような変わった電池を使うものだったんですよ。


画像2


ーー
なるほどラジコンをフルパワーで動かすくらいの出力が必要だったんですね。
それをこのスマホ1.5回分フル充電できるくらいの
モバイルバッテリーサイズにまとめたのはホント偉い!
この手の商品は筐体自体が熱をもってしまう怖さがあるんですが
そこもクリアされているように思います。
安心して使い続けることができます。

荒井
そうなんです。これまでは9ボルトの出力がどうしても必要だったんです。
あの電池、コンビニでもそんなに売ってないし、500円くらいして微妙に高いし、
「USB充電式にしながら高い出力を出す」というリクエストに応えた開発陣が偉かった!

ーー
これまで業務用、つまりBtoBをメインに行ってきた会社が
コンシューマー向けの商品を作ろうとすると、
デザインや規格、そして一番やっかいなのは値付け。
技術や性能に自信があるがゆえの高い値付けになりがちです。
このRUCOE RUNは税込だと42900円になりますが、
税抜39000円という値付けにこだわりを感じます。


荒井
家庭用治療器などはやっていたのですが、
スポーツ用というのは全くはじめてのことで。
このRUCOE RUN開発のために
社長を中心としたプロジェクトチーム
を作りました。
値付けについては会社内でも大きなハードルがありましたが、
一人でも多くのランナーに届けたいという思いで、最大限のチャレンジをしました。

どれだけいいものができても
市民ランナーが手の届かないものであったとしたら
誰しもがいい走りができるためのツール。
という、そもそものミッションが達成できませんからね。

ーー
どうやってこの値段を実現したのですか?

荒井
まず治療器などの競合のことを頭から忘れてもらって
プロジェクトメンバーにカーボン厚底シューズやスーパースパイクで走る選手たちの映像をたくさん見てもらいました
シューズの世界で起こっているイノヴェーションをまず知ってもらったんです。
これらのシューズやスパイクと一緒にスポーツ店の店頭に並んでいることをイメージしてもらい。こう伝えました。
「このRUCOE RUNは治療器ではないんです。アスリートが戦うためのツールなんです」と。

横田・飯島
かっこいい!

画像3

荒井
戦うためのツールというイメージがチームで共有されたことで
社内の理解を得ることができました。
ぜひ、トップアスリートだけでなく、
市民ランナーのみなさんもRUCOE RUNを競技生活に取り入れてみてください

横田
MDCファイナルを走る前はRUCOE RUNで刺激をいれて走ってほしいですね。

荒井
横田さんにはRUCOE RUNでたむじょーさんに勝っていただかないと!

一同
それは責任重大!

横田
たむじょーにはMDCが終わるまで教えない笑


画像4


(文章・写真:EKIDEN News 西本武司さん)


★告知★MDC Finalでお試しRUCOE RUNブース開設

10月30日駒沢陸上競技場で行われるMDC Finalのグラウンドに
荒井さん自ら懇切丁寧に使い方をお伝えしながら、これからレースに出る選手のコンディショニングサポートのためにブースを開設いたします。
MDC Finalは最後に誰でも参加できるリレーもありますから、出走前にぜひブースにお立ち寄りください!!



●ブランドサイト
https://rucoe.net/run/

●ショップページ
https://ito-ec.jp/product/rucoe-run



いいなと思ったら応援しよう!