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風穴をぶちあける

高校生の頃に見ていたドラマの中で
カップルがイヤホンで曲を聴くシーンがあって
一瞬やったと思うけど、その一瞬流れた曲が
頭から離れんくて気になってなんとか調べて
辿り着いた銀杏BOYZ
バンドに強く興味を持ったのはこの時かな
(今たまたまシャッフルで音楽を流していたら
BABY BABYが流れてきたので思い出した)

がむしゃらにひたすらにまっすぐに
その時々の自分の直感や選択を
信じて進んできて、今年26歳になる(なった)
ターニングポイントというか、
すごく色々なことを考える年齢だと思う。
そこでふと、
ドラムを叩くのが好きというより
バンドをやるのが好きなんやな〜私。と気付く。
いや、それで良いと思う。それで良かった。
けど自分が思い描いている場所に行くには
それじゃダメなんや。ということにも気付く。
そこから自分なりにドラムに向き合いはじめた。
出来る限り、全ての時間を使って
ドラマーとしての自分に向き合おうと決めた。

そんな日々の中で
目標を着々と叶えていく友達や
音楽を辞めていく友達
SNSでそういう情報が
数えきれないくらい目に入る。
辞める っていう決断は簡単じゃなく
とてつもない覚悟だと思っているので
そのうちのどちらにも当てはまらない自分に
とてもとてもとても焦ってしまって
焦りが故にどれだけ練習しても、
もはや下手になってる気がするし
自信もなくなって、いわゆるスランプ突入
史上最大のスランプや…。
逃げてしまいたいと何回も思った。
けど逃げたら終わり。
なんとか、なんとか、なんとか乗り越えないと!

そんな時に始まった『風穴をぶちあけるツアー』
それぞれ色んな思いをのせて
このツアーに挑んでいると思うけれど
私は自分で自分の風穴をぶちあけないといけない
という気持ちでこのツアーに挑んでいる。
ドラマーとしても人間としても、
変わらないといけない。
自己満かもしれないけれど、
このツアーが、自分にとってそのチャンスであり
自分との勝負のツアーでした。

03.18(月)福島LIVE SQUARE 2ndLINE
04.16(火)越谷 EASYGOINGS
05.08(水)吉祥寺WARP
05.09(木)千葉Sound Stream Sakura
05.22(水)広島ALMIGHTY
05.23(木)山口 rise SHUNAN
06.11(火)渋谷 Milkyway
06.12(水)新栄 RAD SEVEN

(ツアーの思い出や出来事を書きたいけれど
えげつない文字数になりそうなのでひとまず控えます)

ライブをしていたら、ごくごくごくたまに
その時の空気とか、お客さんの顔とか、
メンバーの言葉とか、グルーヴ感とか、
そういうひとつひとつが
混ざって化学反応を起こして
自分に何かが降りてきて
マリオでいう無敵モード
みたいになる時があるんですけど(伝わる?笑)
それがこのツアーのセミファイナルである
06.12の渋谷編のライブで起こった。

ツアー中のメンバーとの会話、
出会った人、場所、音楽、気持ち
全部がそのステージの音と繋がった気がした
ドラムを叩くのが楽しかった
ドラマーとしてバンドをするのが楽しい
ドラマーとしてもっとこれを感じたいと思った
風穴をぶちあけるとはこういうことかと思った
でも、まだあけられる

06.27(木) ESAKAMUSE
風穴をぶちあけるツアーファイナル

AIRTONICとのツーマン
挑戦であり、夢であり、
ファイナルであり、スタートである

NEAD THE BEAT Vol.8

よろしくお願いします!












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