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ITニュースWEB 23/02/03

インターネットで飛び交う、今週1週間のIT・科学・経済のニュースを 独自の視点で振り返る「ITニュースWEB」、今回は「Googleが音楽生成AIサービスを連発!?」

GoogleがAIを活用した生成サービスを連発しています。1月26日にはテキストを入力すればその意味に合わせて作曲してくれる「MusicLM」を発表。

さらに30日には入力された歌声にあわせた伴奏を生成するAIモデル「SingSong」も発表しています。

もちろん画像生成AIでは「Muse」を発表しているし、生成AIブームのシンボルでもある「ChatGPT」に対抗すべきチャットボットにも着手を始めており「Apprentice Bard(見習い吟遊詩人)」と名付けられているといいます。

今年は「生成AIブーム」真っ盛り。「MusicLM」では28万時間におよぶ音楽データを学習させ、発表ページではたとえば「歪んだギターリフの上に乗るメロウなバイオリンの旋律」という文章に忠実度の高い音楽を生成するモデルとあり、具体的には「スローテンポ、ベース&ドラム主導のレゲエソング。(Slow tempo, bass-and-drums-led reggae song. )・・・」という楽曲を聞くとまさにそのもの。

「SingSong」では、さまざまな素のボーカル音声に対してAIが自動で伴奏をつけてくれています。その精度たるや機械がつけたとは思えぬ素晴らしさ。なんとラジカセに録音されたボーカル音声にでも伴奏が自動でつけられてしまうそうです。

https://storage.googleapis.com/sing-song/singsong_vocadito_new/0033.mix.wav

もはや作曲家は必要なくなってしまうくらい音楽表現もお見事。。。ちなみに「OpenAI」は「ChatGPT」で生成した文章かどうかを判断するための判定ツールまで提供することになったようですが、この音楽についても、人が作ったものか、AIが作ったものか判別するツールが必要になってくるんでしょうか。生成AIブームはまだまだ続きそうです。


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