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ITニュースWEB 23/04/14

インターネットで飛び交う、今週1週間のIT・科学・経済のニュースを 独自の視点で振り返る「ITニュースWEB」は、、、

先週の月面着陸を目指す新宇宙飛行士の発表に続き、今週は日本の民間製月探査機がいよいよ月面着陸まぢかと発表!成功すれば世界初!

昨年12月米スペースX社のファルコン9ロケットで打ち上げられた、日本の宇宙ベンチャー「ispace(アイスペース)」が開発した月面探査プロジェクト「HAKUTO(ハクト)-R」の着陸機が、予定通り行けば、4月26日午前1時40分に月面着陸を果たすと発表しました。

民間月探査機、26日に着陸 成功なら世界初、国内ベンチャー開発(04/12)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023041200780

成功すれば民間では世界初となるそうです。日本の月面探査機が世界初で一番乗りするなんてすごいじゃないですか。「HAKUTO-R」では、独自のランダー(着陸機)とローバー(探査車)を開発しており、今回のMission1ではランダー(着陸機)を安全に月面着陸させるのが目的。2024年にはMission2としてローバー(探査車)で月面を走りまくる予定だそうです。

HAKUTO-R公式ページ
https://ispace-inc.com/hakuto-r/

因みにランダーには、JAXAやタカラトミーなどが開発した月面探査ロボットや、アラブ首長国連邦の月面探査車などが搭載されており、アポロ計画以来53年ぶりの月面探査となります。その最初のプロジェクトが日本のプロジェクトとはまさに奇跡です。

そしてその搭載されたJAXAやタカラトミーなどが開発した月面探査ロボット「SORA-Q Flagship Model」の1/1スケールモデルも4月13日に発表、予約受付が開始されています。

月面探査ロボット「SORA-Q」、タカラトミーが商品化–「宇宙兄弟」モデルも用意(04/13)
https://robotstart.info/2023/04/13/sora-q-flagship-model.html

発売は2023年9月2日(土)で、希望小売価格は27,500円(税込)。さらには「SORA-Q」の「宇宙兄弟」スペシャルコラボモデルSORA-Q Flagship Model-宇宙兄弟 EDITION-」も発表こちらは希望小売価格33,000円で4月28日から予約受け付け開始だそうです。ご家庭で月探査の感動体験を楽しむことができる日も近いです。

上場2日目のispaceの初値1000円、公開価格の3.9倍(04/13)
https://jp.reuters.com/article/ispace-ipo-idJPKBN2WA045

これをきっかけに「ispace(アイスペース)」は東京証券取引所グロース市場に12日上場を果たし、初日は値が付かず、公開価格(254円)の2.3倍の585円買い気配で取引を終了。しかし翌日13日には公開価格の3.9倍の1000円と上々な滑り出しとなりました。宇宙ベンチャー企業としては国内初上場。

米宇宙企業のヴァージン・オービットが破産申請、ロケット成功も資金繰り悪化(04/07)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230405-2645738/

その一方、リチャード・ブランソン氏率いる英ヴァージン・グループの「ヴァージン・オービット(Virgin Orbit)」(米国)は、同社が運用する「ローンチャーワン(LauncherOne)」ロケットの度重なる打ち上げ失敗で資金繰りが悪化。4月4日には連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請。日本でいうところの民事再生法適用。

ブランソン氏、宇宙飛行に成功-来年の商業旅行開始に向け前進(21/07/12)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-11/QW357BT0G1KX01

因みに2021年7月に同じくリチャード・ブランソン氏が仲間と搭乗して宇宙旅行に成功した、ヴァージン・ギャラクティックの宇宙船「ユニティ(VSS Unity)」は健在。

宇宙からアマビエが帰還! Space BDがプロジェクト成功を江島神社に奉告(04/13)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000050164.html

最後は、2021年の新型コロナが猛威を振るう最中にその終息を願うための疫病封じとして江ノ島の江島神社で祈願し、22年2月20日にISS国際宇宙ステーションに輸送、同年3月には船外に露出させておよそ9カ月の間宇宙線や紫外線を浴びさせた、アマビエの姿を刻印した大きさは30(幅)×60(高さ)×0.5(厚さ)mmの「アルミ板アマビエ像」が無事4月07日に、地球に帰還し江島神社にて奉納奉告祭が執り行われたと、宇宙ベンチャーのSpace BDが発表。

宇宙を9カ月も旅した「アマビエ」、黄色くなって帰還(04/13)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2304/13/news128.html

地上約400kmの上空を厄花月間、秒速7.9kmで飛行したということでシルバーだったアルミ板も黄色く変色。見るからにご利益満載の「アマビエ像」をぜひ江ノ島に拝みに行きましょう。

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