レート1680到達の超次元MRC(ND)
こんにちは。
青緑カスケードを開発したものの、研究を全く進めてこなかったつぶあんトーストです。
〇はじめに
レートが1480まで下がっちゃいましたが、そこからMRC1本で無事1680台に乗せることができました✌️(8月24日16:18)
最初は、エレンさんのMRCを使っていたのですが、自分なりに改造して超次元型を完成させました。
今回はそんな超次元型MRCを徹底解説していきたいと思います。
(エレンさんのMRCの記事を貼っておきます。とてもわかりやすいのでこちらも是非読んで見てください!!)
〇リストと各種採用カード
このデッキの特徴は
MRCによる、強力なビートとワンショット
再現性の高さ
大量のトリガークリーチャーによるカウンター性能
ミッドレンジなのに対応力が非常に高い
フィニッシャーが「MRC」依存ではありますが、その分、着地してしまえば、劣勢から優勢に変わったり優勢がさらに超優勢になります。ここで覚えておいてほしいことは、「MRC」を2回着地させられればだいたい勝てます。(蜂かな?)
このデッキは、再現性が非常に高いです。下のグラフをご覧ください。初動である、3コストのクリーチャーをドローできる確率となっています。グラフからわかるように、先攻だと85%越え、後攻だと90%にもなります。さらに、速攻対面で、相手が盾を割ってくるのであればさらに確率は上がります。
特徴3である、大量のトリガーによるカウンターも大きな強みです。ミッドレンジでトリガーが多いデッキは、だいたい強かったですよね?『ガントラビート』や『ボルシャック・NEX』、最近だと『ラッカ超次元ビート』でしょうか。トリガーが多くなれば必然的に速攻に勝ちやすくなるので、隙の少ないデッキになりやすいです。
トリガーを多く採用することで、相手は盾を割ることで逆リーサルがかかってしまうリスクを考えながらプレイしなくてはいけなくなります。そうなるとこちらの動きをより押し付けやすくなるのです。
さらに、このデッキ除去がかなり豊富なので、コントロールチックに動くことも可能です。条件付きでトリガーにもなる「ヤミノオーダー」、安定して強い「デーモン・ハンド」、そしてタップされたクリーチャーを破壊できるクリーチャーとして「ブラック・ガンヴィート」です。さらに、除去呪文は、「MRC」で再度唱えることもできます。
そして今回は、「デッドリー・ラブ」が不採用の代わり「ミカド・ホール」を採用しました。
「デットリー・ラブ」による、除去と盤面の整理も強いのですが、打てるタイミングが試合限定的で、序盤に引いて腐ることが多々あったので今回は不採用としました。
その代わりに「ミカド・ホール」を採用することにより、対応力が上がり、デッキパワーをあげることに成功しました。
ここからは各種採用カードの解説をしていきたいと思います。
>ディミトリ卿
初動1種類目です。このカードの役割は、
主に1番目が重要です。そのため、速攻などのビート対面では、「ベリアル・ワーム」よりも優先してプレイいきたいカードです。
また、パワー4000のブロッカーであることが非常に優秀で、赤白速攻の「カゲキリ」や「ヤヌス」と相打ちを取れる点が非常に魅力的です。さらに、『ラッカ超次元』の「ボルシャック・ホール」や『ライゾウ』の「アカギガルムス」の破壊対象にならないことも強みです。
ただし、バトル後必ず破壊されてしまうので、1回きりのブロッカーだということを覚えておいてください。
>ベリアル・ワーム
初動2種類目のカードです。このカードは、先程の「ディミトリ卿」とは異なり、パワーラインが低い代わりに、1ターンに2枚も墓地を肥やすことが出来ます。
「MRC」の早期着地が、勝利への鍵となるので、間に合うのであれば「ディミトリ卿」よりも優先してプレイすることが多いです。
ただし、自分のように調子にのって出しすぎるとアウトしてしまうので注意です。
>プライマル・スクリーム
このデッキの墓地は実質マナになるので、このカードは、化け物です。書いてあることは、「5マナブースト」です。
4コストでそんなことして言い訳がありません。(犯罪です)
また、仮に3コストの初動を引けなかった場合、4ターン目に唱えることで、墓地から回収できることがあります。結構よく使うプレイなので覚えておきましょう。
ただし、『呪文ネクラ』対面では、「お清めトラップ」警戒で、手札に貯めることが多いです。
>ヤミノオーダー
条件付きでトリガーになるクリーチャーで、4コストなので手打ちでも強いです。
3ターン目に「ディミトリ卿」が出ていると、3コスト以下の確定除去、「ベリアル・ワーム」が出ていると4コスト以下の確定除去になります。
4コスト以下だと『ラッカ超次元』の「ヤヌス」、『キリコ』の「ワイルド・リリ」を破壊できます。
プレイングして、「バルカディアス」の唯一の回答になりますので、対面によってはキープした方がいいです。
>ヴィルジニア卿
ワンショットに欠かせないカードの1枚です。「ディミトリ卿」などのカードで墓地に落とした「MRC」を出すことができるため、「MRC」着地手段を増やしてくれる万能クリーチャーです。
手札に「MRC」と「ヴィルジニア卿」があり、このターンでどちらかは出せるという状況になった場合は、「ヴィルジニア卿」を優先して出しましょう。次のターン以降のアタッカーとなり非常に強力です。
>ミカド・ホール
本当になんでもできるカードで、このデッキの対応力をあげてくれたカードです。
「ブラック・ガンヴィート」を出すことで、最大2面除去ができます。
「ランブル」を出すのも、とてもおもしろいです。「MRC」から唱えれば、ボトムが固定されるので、次の自分のターンまで生き残れば、ほぼ確定で覚醒できます。
「ディアスZ」は、ミラーで大活躍します。特に先攻で出すと強くて、相手の墓地を減らしながら相手を妨害できます。こちらの「MRC」着地は遅れますが、こちらが着地することが全然できないという状況で意外と仕事をしてくれます。
また、『カスケード』に対する明確な勝ち筋にもなります。盾の「スパーク」や「コルテオ」をどうしてもケアできない状況で光ります。『カスケード』というデッキタイプは、例外を除き、だいたい「ディアボロスZ」に覚醒することができればだいたい勝てます。
>インフィルノ・サイン
トリガーで墓地からクリーチャーを立てられることが非常に強力です。
「タイガー・グレンオー」で、全体除去をしたり、「ヤミノオーダー」で確定除去をしたりできます。
ワンショットでも使うことが多いカードですね。
>煉獄と魔弾の印
トリガーがついてない代わりに蘇生したクリーチャーをSAにできる強みがあります。
1体目の「MRC」で、墓地から唱えて、「ヴィルジニア卿」をだして2体目の「MRC」を出すことでリーサルをかけることができます。
>デーモン・ハンド
気になって調べて見たんですが、「MRC」から打つ選択肢で1番多かったです。
シンプルな確定除去ってだけでかなり強力な1枚なのでしょうか。
やっぱり黒トリガーの代表って感じです。
>タイガーグレンオー
何回「タイガー、タイガー」と叫んだことか。それくらい盾から出ると強力な1枚です。
コントロール対面では刺さりにくいですが、アグロを止められるのはもちろん、処理が難しい「アンタッチャブル」を除去してくれるのが非常に優秀です。
>煉獄邪神M・R・C・ロマノフ
M・ロマ実装が困難だったため、3神が合体した、マッドロックチェスターとして実装したみたいですね。
そんなマッドロックチェスターは、このデッキの唯一のフィニッシャーなだけあって非常に強力です。
軽減効果は、自分の墓地だけでなく、相手の墓地も参照することは忘れないように。
〇各対面の相性とプレイング
ここからは、相性とプレイングについて、解説していきます。各対面NKよってプレイングが大きく異なるのでよく読んでいただけると幸いです。
自分の各対面での勝率を記録した画像があるので、共有しておきます。だいたい10日分くらいです。
(その他のデッキは除外しました、種類が多すぎたので)
>呪文ネクラコントロール
このデッキはもちろんガン不利。
キツいカードは、「お清めトラップ」「ドロヴィタ」「バルカディアス」です。
このデッキの墓地メタ、呪文メタ、全体除去が全部詰まっちゃってるので全てケアすることがとても難しいです。
墓地メタは、システムクリーチャーを立てて無限に墓地を貯められるようにする、「バルカディアス」対策で「ヤミノオーダー」をキープするなどたくさんの対策が必要です。
そのため、何かしらを割り切ってプレイすることが大切になってきます。
話が抽象的でわかりにくいので、具体的に試合を見ながら解説します。
>>3ターン目
相手は、殴って来ないので、「ベリアル・ワーム」を優先してだしていきます。
>>4ターン目
ここは、「お清めトラップ」対策で、「ディミトリ卿」をプレイします。「プライマル・スクリーム」は、墓地が無くなった瞬間に打つ動きが非常に強力なので残します。
>>5ターン目
システムクリーチャーが一体だと心細いので、「プライマル・スクリーム」で回収しにいきます。ここで、「お清めトラップ」を打たれなければ、「インフィルノサイン」からの展開が見えてきます。
>>6ターン目
墓地リセットがかからなかったので、攻めていきます。基本的に「MRC」で盾行けば、相手に除去を要求できるため、「お清めトラップ」をケアすることもできます。
濁ることを阻止するために、「インフィルノ・サイン」「プライマル・スクリーム」「デーモン・ハンド」の順で唱えます。
MRC分身を確実に作るために、3枚墓地に送りました。
分身2体目で、「ランブル」を出し、次のターンに覚醒できるようにしました。おそらく、ここまでこれば除去も関係なくなりそうです。
>ネクラグレイトフル
このデッキは互角!!
『呪文ネクラ』よりも盾が薄いことや、呪文回収がないことで、「お清めトラップ」や「ドラヴィタホール」が打たれにくいところが大きなポイントです。
プレイングは、基本的に『呪文ネクラ』と同じような感じです。
>トリーヴァグレイトフル
ガン有利です
基本的に自分の動きを押し付けていけば勝てます。トリガーもこちらの方が上回ってますし、強気に殴りに行きましょう💪
ただし、「Jイレブン」には要注意ですね⚠️
>速攻
先攻か後攻、自分のトリガー次第で相性は変わります。なので、今回は間をとって互角にします。
相手は、早期に殴ってくるので、トリガーを多くしたいので、「ディミトリ卿」を優先して出していきたいですね。
できれば、「ディアスZ」を覚醒させたいですが、間に合わないことが多いと思うので、リーサルがかかれば、相手のトリガーは割り切って攻めていきましょう。
ラッカ超次元ビート
微有利です。
こちらが「ミカドホール」を採用したことで、対応力が上がりより戦いやすくなったと思います。
基本的に赤白速攻の時のように「ディミトリ卿」を出すのが丸いです👍
>スノーフェアリー
有利対面です。
勝ち筋は、2通りあって、1つ目が、単純に盾を早期に割に行くプラン、2つ目が「ディアスZ」の覚醒です。
クリーチャーのパワーが、5000以下に設定されているため、かなり刺さります。
>エンペラーキリコ
こちらも有利対面です
ブロッカー軍団でサファイアから盾を守ったり、「ヤミノオーダー」で細かく除去したりで時間を稼ぎます。
盾が非常に弱いデッキタイプなので、トリガーを割り切ってワンショットして勝ちましょう!
〇ミラーの考え方
ここでは、タイトルにもある通り、ミラーでの戦い方を見ていきます。
大切なことは以下3つのことです。
早期に自分の墓地にクリーチャーを3枚orクリーチャー3体+「MRC」を設置する
1,2ターン目先の墓地の枚数を予測して、墓地の枚数を調整する
相手よりも先にMRCを出して殴る
かなり、難しいですが、要するに「チキンレース」みたいなものです。さらに先攻が有利です。
試合を見て、具体的に解説していきます。
>試合① (後攻で事故なし)
>>3ターン目
初動は「ベリアル・ワーム」を出せず、こちらは「ディミトリ卿」が初動です。
>>4ターン目
「ヤミノオーダー」で相手の「ベリアルワーム」を処理しました。墓地の合計がまだ9枚で、手出しの「MRC」は出ないです。
ここでは、相手の「ヴィルジニア卿」はケアできないので割り切ります。
>>5ターン目
相手がめちゃくちゃに動いてきて、「ランブル」を立てられました。次のターンに覚醒がかかっています。
ですが、ここで、MRC着地が成功したので、「ディアスZ」覚醒を狙いました。相手の墓地に、ハンドがもうなかったので、相手は次のターンにリーサルはありません。
>>6ターン目
MRC2体目が着地したので無事勝利です✌️
>先攻 (手札事故)
>>4ターン目
3コストの初動も「プライマル・スクリーム」も何もなし。唯一のカードが「ヤミノオーダー」でした。
>>5ターン目
相手の墓地が、まだ6枚のことが救いです。MRCが出てきてもそんなに強くはありません。
ここでは、返霊で相手の墓地の強いカードを戻せたらいいなと期待を込めて出しました。
>>6ターン目
ここは、盾に行くことにしました。「ヤミノオーダー」で1点いきブロックされたら、「ディアスZ」でトンカチします。
運良くトンカチできました。ここで、返霊を使ったことにより、相手は、ギリギリMRCを着地することができなくなりました。
>>7ターン目
着地したので、3点行きました。
手札に「エターナルサイン」があるので、強気にプレイできます。
>>8ターン目
「エターナルサイン」から、2回目のMRC着地を成功させたのでほぼ勝ちです。
2枚以上トリガー踏んでたら負けてましたが、1回目のアタックでたくさん踏んだので、踏まずにそのまま勝ちです。
MRCを作成して、使ってみて学んだことを付録としてまとめました。
是非ご覧ください。
〇付録1 ランクマッチの考え方
まず、絶対おさえておいて欲しい言葉があります。
「全てに勝とうとする必要はない」
ということです。
ランクマッチでは、バトルアリーナとは異なり、ある程度の勝率を叩き出せば、レートは上がっていきます。
1500帯:5割越えくらい?
1550帯:5.5割~6割
1600帯:6割~6.5割
1650帯:6.5割~7割
1670帯:7割~7.5割
1690帯:7.5割~
体感はこんな感じです。
(どんなレートの方と当たるかという運はあります)
ここからわかることは、やはりレートをあげるためには勝率9割や10割は必要ないと言うことです。
つまり、苦手なデッキは割り切っても良いということになります。
MRCを例にあげて考えていきます。
MRCは、『呪文ネクラ超次元』が苦手ですが、他の対面は、5分以上に戦えるというデッキタイプです。
BEANSさんのグラフを見る限り、『呪文ネクラ超次元』は16.5%います。
単純にそれ以外の対面は、83.5%ですから、それを全部勝ち切ることができれば勝率8割越えです。
それは理想にすぎませんが、有利対面ですのでかなり高い勝率は手に入れられると思います。
また、『呪文ネクラ超次元』にも勝てないという訳ではないので、頑張って抗い、少ないですが勝利を獲得していきましょう。
そうしていくうちに勝率は8割に満たなくても7割は超えていると思います。
〇付録2 デッキを構築をする上で
デッキ構築は、勝率にとても大きく関わってきます。その1枚で、勝率が変わって来るかもしれません。
デッキを作成する上で大切なことは、
自分の動きを優先、メタカードはその次
ラダーをしていく上で、安定して動くことができるか
幅広い対面を見ることができるか
これらが全てだと思います。
メタをたくさん積んで、全てに勝てるかと言いますとそうではないです。メタカードを積む弊害と致しまして、自身のデッキパワーを下げることになりかねません。
例外はありますが、基本的にメタカードは、メインデッキのおまけ程度に考えればいいと思います。ただし、メタカードのせいで自分の動きが制限されてはいけません。
例えば超次元を使うデッキに「マグナム」を入れるとかです。
デッキの安定性も非常に大切です。
『30%の確率で100点満点の動きをするのに対して70%の確率で30点以下の動きしかできないデッキ』
『80%の確率で60点程度の動きをするのに対して20%の確率で40点くらいの事故に抑えられるデッキ』
どちらがランクマッチで強いでしょうか?
神レベルの強運の持ち主であれば前者だと思いますが、一般的には後者です。
最大火力は、低くてもしっかり勝っていけるデッキパワーがあれば60点くらいでも全く問題ないのです。(100点満点はオーバーキルな気がします)
ランクマッチでは、多種多様なデッキとマッチングするので、幅広い対面を見れるデッキが勝ちやすいです。
Tire1のデッキは、メタられやすいですが、幅広いデッキを見れるかつメタを超えていけるだけのポテンシャルがあるので安定して強いと言うわけです。
抽象的な話で、分かりにくかったと思いますので具体的例としてMRCを見ていきましょうか。
デッキを構築しながら考えていきます。
①デッキの核を決定
まず、デッキのメインギミックを設定します。今回のコンセプトは、MRCを安定して着地させるということです。ですので墓地に干渉できるカードを多く採用しています。
②デッキパワーをあげる
MRCを着地手段として、「ヴィルジニア卿」を絡める方法がよく使われます。
それを安定させるかつ、MRCから打って強い呪文が「インフィルノ・サイン」と「エターナルサイン」と言うわけです。
そして、MRCから打って強い呪文をもう1枚入れたいとなったので、今回は「ミカドホール」を採用しました。
その他にも「デッドリー・ラブ」や「ガブラ・ハンド」「ソウル・アドバンテージ」などがあげられます。ここは、環境を見て決めると良いですが、自分の手に1番馴染むものを選べばいいと思います。
扱うのは自分ですので、やはり自分が1番扱い安いと感じたものを使うのがベストだと感じます。
③メタカード搭載
今回は、『スノーフェアリー』や「アンタッチャブル」を使う『ラッカ超次元』や『アグロ』のメタとして、「タイガーグレンオー」を採用しました。
理由は、単純に低コスト獣をたくさん展開された時の回答が欲しかったからです。
単体の除去に関しては、非常に強力だったのですが、どうしても小型まで除去できないと感じたので、「タイガーグレンオー」を採用する結論に至りました。
「ディアスZ」と一緒にだして、小型を全部除去できれば「ディアスZ」覚醒まで持っていけます。
メタカードなのに腐る場面が少ないのは強いですね。
終わりに
ここまで読んでくださりありがとうございます。noteが不慣れで、文章にまとまりがないのは許してください🙏
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