キーマップについて
今回はキーマップについてです。keyball61についてというよりは、色々と試す中で良いと思ったパターンについての紹介です。
数字を片手にまとめる
keyballでは標準でテンキー風に数字がまとまったレイヤーがあったかと思いますが、個人的にあまりテンキーがなじまないのもあり、採用していませんでした。keyball61では数字キーが最上段にあるので不要だったというのもあります。ただ、Ienko42cで左手2段に数字がまとまった配列を体感して、とても良いと感じました。
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数字と同じ位置で別レイヤーにFnを置く
これはKeyball61だと標準だったかと思いますが、Ienekoでは数字の位置とFnの位置は別でした。数字と合わせられるのはF10までなので、11以降は別途考えないとならないのですが、基本的に数字とFnの位置が一致していると楽に感じました。なお、私はF11以降を最上段に横に並べました。
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矢印を配置し、別レイヤーにPageUp系を置く
個人的に矢印は矢印キーとして一般的な並びであってほしく、このように配置しています。Helix Pico時代は横一列の←↓↑→という配列も使いこなしてはいたのですが、やはりこの配列のほうがしっくりきます。そして、矢印の位置に合わせて別レイヤーにHome,PageUp,PageDown,Endを配置するのはけっこうおすすめです。
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カッコを左右対称に配置する
これは好みが分かれるかもしれませんが、「{( と )}」 のように左右対称に並べるのも直感的でわかりやすかったです。
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必要なキー数
うすうす感づいてはいたのですが、61キーは冗長だと思っております。数字キーが物理的に存在しているのは良い時もあるのですが、レイヤー切り替えで十分対応できる場面がほとんどだと思っております。もともと大は小を兼ねると思い、keyball61を購入しましたが、本体が大きいと持ち運びケースも大きくなりますし、大きいということはデメリットもそれなりに多いと感じています。keyballとしては44がバランスが良いのではないかと思っております。39も良いとは思うのですが、個人的にtab, ctrl, shiftが端にないのはさすがにきついだろうと考えております。
最後に
キーマップは個々の好みでカスタマイズするものだと思いますが、ネット上で見かけて取り入れたものを含めて、個人的なおすすめパターンをまとめてみました。また何かいいパターンがあったら追記します。
この記事はIeneko42cで書きました。
追記
色々なキーボードを使いまわすようになると、記号の配置がそれぞれ異なり、覚えづらいです。最近参考にしているのは、記号用のレイヤーを設けて、アルファベットと紐づけるという方法です。
こちらを参考にしております。個人的には、数字キーのShiftで出せる!や$まで配置しなくても良いと思いますが、@や_、|や~などはこの配置をしておくと楽だと思います。