なんでも再現できる”ペーパークラフトエンジニア!” TikTokクリエイターの「B.B.korry」さんにインタビュー!!
今回はB.B.korryさんにお話しを伺いました!他人とは一味違う、動きも再現するペーパークラフトを作ることが出来る彼の背景にあるものとは?制作途中の話も含めて、様々な点で質問してみました!
根底にあるのは「ものづくり」
・B.B.korryさんの名前の由来は?
korryは小学生のころからついていたあだ名で、もともとはコリーで活動してました。今はDIYっぽいことをしているが、昔はゲームのプログラムを作っていた。その時にキャラクターを動かすために使っていた関数のBitBlitからとって、B.B.korryと名乗っています。10年くらいは使ってますね。
・ペーパークラフトを始めたきっかけは?
中学生のころに、帰宅部だったんです。趣味もなかったので、趣味探しをしている際に、ペーパークラフトをし始めたのがきっかけ。中学2年生のころ(15年くらい前)中学生のころにロボットが好きで、高専ロボコンをよく見ていて、ものをつくることへの興味はその頃からありましたね。実際に自分も高専に入って、ロボコンをずっとしていた。5年間ロボコン部に所属していた。工業高専だったこともあり、学校の知識をもとに作っていました。
・TikTokを始めたきっかけはなんですか?
2018年ごろに、会社への行きの車の中で流れていたラジオをもとに、TikTokが流行ってることを知りましたね。その時は若い子を中心に、ダンス系の投稿が流行っているという内容でした。それを知って、自分の活動を色々な人にもっと広めたいと思っていたことと、TikTokがダンス系しかまだ流行っていないなら、DIY系もこれから流行るんじゃないかと思い、新しいファンの獲得のためにも手を出してみたって感じですね。
・TikTok始めてみての感想はありますか?
やっぱりSNSがちがうと人の層が違うんだなというのが率直な感想ですね。他のSNSだと自分と同年代か上の層とのやり取りが多いんですが、TikTokだと10代の方が多いですね。10代の方にもペーパークラフトに興味がある人がいるというのは驚きでしたね。
様々な作品を制作している
・普段はどのような投稿をしていますか?
ペーパークラフトやモノづくり系の動画をメインで投稿してます。
これで言うと2週間で作ってます。色は紙の色そのままで、汚れている部分などはアイシャドーなどの化粧品を使って色を表現していますね。最近作っているのはこういったものですね。
・投稿する上で工夫していることはありますか?
試行錯誤はしていますが、基本的には工程を細切れに見せて、流れを見せた後に完成形の作品を公開するといった感じですね。設計図などは特になく、最初に全部分解をしたうえで、個々のパーツはどこに使えそうかを考えて、最終的に形を作っていくイメージですね。基本的には作るもののジャンルだけは予め考えてますね。
・メインの活動はなんですか?
メインはTwitterで、作品を作っていく進捗を報告していくために使っていますね。完成したら各種動画サイトで発信するといった感じです。基本的に時間のかかる大きなものを時間をかけて作りながら、小さなものも合間合間に作っています。大きなものは1,2か月くらいかけていますね。最近は月一で何か作ろうと思っていて、その月をテーマにしたものを作っています。例えば6月だとグミの箱を使って紫陽花を作りました。
この程度のものなら2,3日で作成できるので、大きなものをつくりながらって感じですね。
・今進めている大きなものは?
ペーパークラフトじゃないんですけど、メカっぽいのを作ろうと思っていて、置き時計を作っている最中ですね。「マイコン」という小さいパソコンをつくって、時計のプログラム部分から再現しようと思ってます。
・作品を作るノウハウはどこから?
高専で学んできた知識は結構大きいですね。本業も工場の設備を作るような工業系の仕事をしているので、ペーパークラフトやDIYに活かされていると思います。
一体どのように作品を制作しているのか
・題材や材料の決め方は?
基本的には題材から決めることが多いんですが、題材が決まった後に、コンビニやホームセンターなどを練り歩いて題材にマッチしたものを探して色味が合うものなどを直感で選んでますね。たまに材料からつくる場合があるんですけど、その時には例えばモーターみたいに動く材料に決まったらどうやってその材料が動くのかという動き方を考慮して、モーターなら車輪だなと決めて題材を決めたりしますね。
・一番バズった投稿は?
一番のものだとお城をつくったものですね。
賞味期限シールでお城を作ってます。10万枚ほど使いました笑。同じ材料をたくさん使って、作品を作るという挑戦をしていて笑、この投稿はそのシリーズの一つです。
ホームセンターの業務用スペースに束で置いてあったのを見つけて、意外とかさばらないなと思ったので、とりあえず1万枚を10セット買いました笑。買った後にどうしようかと思い、考えていると赤と白のコントラストがあることや、シールの貼り方によって見せ方が変えられることを知って、ヨーロッパのお城に似ているなという発想で制作しました。これは1か月くらいかけて作りましたね。ひたすらシールを貼り続ける1か月でした笑。
・TikTokの反応はどうでしたか?
投稿して1か月くらいで300万再生までいって、いいねは25万とか言ってましたね。
動画の見せ方として最初は賞味期限シールが折られただけの様子。次は賞味期限シールでちっちゃい家が出来た様子。最後にお城が出来上がっている様子を順番に見せたので、「最初と最後で全然違っていて面白い」という声が結構多かったですね。
デジタルだけでなく、アナログの良さを知ってほしい
・今後はどのような活動をしたいと考えていますか?
今までは東京で展示会や出店などもしていたんですけど、コロナで出来なくなって、代わりにオンラインのインタビューや取材が増えてきたので、もっとTwitterやTikTokの投稿を増やしていって、オンラインで出来ることに注力できるようにしたいですね。これまでよりもっと色々な層の方に見てもらいたい。
・作品を通してファンの方に伝えたいことはありますか?
今はCGのようなデジタルな作品が流行っていますが、デジタルな時代だからこそアナログな作品の良さをもっと知ってほしいです。作品作りを始める人がいたら尚更嬉しいですね。
B.Bkorryとは
・自身の強みはなんですか?
工業系の観点でものづくりやペーパークラフトが出来るので、より本物に近い動きが出来るものを作れるのが強みですね。例えば、実際に音を鳴らすことが出来る電子ドラムのペーパークラフトもつくれたり、実際の動きと同じ動かし方の出来るものを作れるので、見た目だけじゃなく、中身も作りこめるのは強みだと思っています!
・ご自身の活動を一言で表すならなんですか?
「ペーパークラフトエンジニア」なんて感じですかね笑。ペーパークラフトを使って、基本的になんでも再現できちゃうのが僕の活動です
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