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東京遠征ライヴ

1年ぶりの遠征ライヴをやってきました。
いまライヴ関連のメンバーシップ限定動画を作っているところです。

東京で会う小学校同級生3人


ライヴが終わったあとにホテルに行く。
ほんとに何の変哲もない普通のビジネスホテルだがライヴ後にホテルに泊まれるというのはとてつもない贅沢なのである。

ホテルに泊まれるイコール、『売り上げがある』ということなのだ。

ツインテールは過去何度か遠征をしているが、お客さんがいない時期はホテルに泊まってしまうと収益が大幅にマイナスになってしまうので泊まらずに車で引き返していた。
ライヴの後は汗だく。メンバー全員服を着たまま風呂に入ったような状態。
売り上げが無い状態で汗で濡れた身体で遠征を終えるやるせなさ。
なんのために音楽をやっているのか分からない気分になる。

普通に就職していれば働いた分だけお金が入ってくる。
しかしバンドなどの興行となると、どれだけ熱意があっても集客できなければ赤字になる。
そして明確に集客する方法を知っている人は誰もいない。
ライヴをすればするほどお金は無くなっていく。
バンド解散まっしぐらである。

ライヴの後にホテルに泊まれるというのは勝者の証。
どんなボロ宿でも最高の気分になれるのだ。
多くのイメージだと遠征バンドは各地方の美味しいものを食べたり飲んだりしているだろうが、現実は違う。
ライヴ後に完全撤収する時間は深夜近いので、どうしてもチェーン店や牛丼などになりがち。
それでも興行が成功した後なら美味い。
大阪でも食える牛丼でも勝者の味に変わる。

ライヴをやってお客さんが盛り上がってくれているのを見た時に
「あ~バンドやってて良かったなぁ~」
と思うのだが、ホテルについて風呂に入っている時も
「あ~バンドやってて良かったなぁ~」
と思う。

今回はライヴ後に深夜までやっているもつ鍋屋を発見できたのは良かった。
疲労しきった身体にモツとニラが染み渡ったよ。

幼稚園の同級生とモツ鍋(シメのチーズ雑炊)を食べる


普通のご飯で感動できるこの状態を保って活動していきたい。
変に舌が肥えたり贅沢に染まってしまうと初心をわすれそうで怖い。

成功した興行は楽しいよ。
これがあるからバンドが止められないのだ。

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twintail yas
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