MR.BIGと日本のバンド少年達
昨日のアーカイブです。
中学1年生の時に聴いたバンドのひとつ、それがMR.BIG
それまでミスタービッグといえば龍虎の拳に出てくるハゲの棒術使いのオッサンでしかなかった。
ところがMR.BIGのカッコよさというか清潔さというか、とにかくシビれた。
演奏も抜群に上手い。
その頃は技術のことなんてまったく分かっていなかったが、素人の耳でも凄いことは解った。
僕の中学生時代はヴィジュアル系の全盛期。
スクールカースト上位の人達はバンドを始めるとその辺をカヴァーしていた。
ところが彼らでもMR.BIGは知っていた。
それぐらい今聴かなければならないバンドだった。
ヤングギターに年に数回はポールギルバートが表紙を飾っていた。
そういう売り込みも功を奏したのかもしれない。
そしてそういう時のヤングギターはハズレが無い。
だってみんなDaddy, Brother, Lover, Little Boyを弾きたいしねぇ(笑)
僕も未だにポールギルバートが表紙のヤングギタービギナーズを持っているし。
マイケルアンジェロのような、やる気も起きないような難しすぎる曲ではなく、めちゃくちゃ頑張ったらカヴァーの不可能ではない曲の数々。
どこかポップでキャッチーな雰囲気は、ハードロックやメタルが好きじゃない人でも取っ付きやすい。
マシモの学生時代の先輩方もMR.BIGを弾いたら随分とモテたようだ。
そういう風潮をものともせずに自分の好きな曲を弾き続けたマシモはある意味尊敬するけど。
中学1年の時に聴いた衝撃は今でも覚えている。
一度解散はしているが、各メンバーがずっと一線で活動し続けているのは確かな技術があってのものだろう。
GHOST-STREAMINGで話すために改めて観たけどやっぱりカッコいいわMR.BIG
バンドのバランスが完璧。
誰が欠けてもダメという理想像だと思う。