
練習、練習、また練習
ベーシストの友達が昔、MR.BIGのビリー・シーンのベースクリニックに行った。
超絶技巧プレイを披露し、観客を驚嘆させたのは言うまでもない。
質問コーナーがあり、客の一人が
「どうやったらそんなに力強いプレイが出来るようになるんですか?」
の質問に対して、
右手をパタパタ(練習という意味)
と回答したそうだ。
『練習』、結局それしかないのだろう。
先日、ツインテール4人でスト5の配信をした。
僕とテツロウは低ランク帯だが現役プレイヤー。
コースケは最近復活した元プレイヤー。
マシモは3週間ほど前に始めた初心者である。
まずは動画を見ていただきたい。
復活したコースケをメインにするつもりだったが、完全にマシモに主役を奪われた。
彼は性格なのか努力家なのかは分からないが、アホみたいにスト5のオンライン対戦をやっていた。
対戦数は3週間でテツロウを越え、1度のログインで8時間ぐらいやるらしい。
オンライン対戦をして、待ち時間にギターの運指をするという方法でひたすら実戦を繰り返した。
やったことのある人は分かると思うが、オンライン対戦ゲームは、かなり精神力を使う。
長時間するのは狂気の沙汰なのだ。
でもそれを苦も無くできる人種も存在する。
ギターを室内で永遠と弾ける男は、絶対格闘ゲームをやっても同じように永遠とプレイできる。
練習、訓練、鍛錬、言い方はいろいろあるが積み重ねは必ず身になる。
音楽にしろゲームにしろ筋トレにしろ、こんな反復練習をしていて一体何の意味があるのか?と思うことはある。
半年ぐらい続けても何の変化も感じられないことなど珍しくないからだ。
「それ意味あるの?」と他人に言われて気持ちが沈むことも過去に何度もあった。
しかし嫌味を言ってきた人間が助けてくれたことは一度も無かったが、練習などの積み重ねは常に自分を助けてくれる。
成果を感じるまでは時間はかかる。
ほとんどの人はその前で止めてしまう。
しかし止めてしまったら「それ意味あるの?」と言ってきた人間の意見が正しかったことを自ら証明することになる。
それだけは認めたくない。
僕の原動力は、安全圏から意見を言ってくる人間に対しての反発心だけかもしれない。
だから今日も練習する。
だからお前も練習しろ。
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