KK’s Priestに見る派生メタルバンド
昨日のアーカイブです。
KK’s Priestが思ったよりプリーストだったのはさすがだなと思った。
まあKKダウニングはプリーストの創立メンバーなので彼もメタルゴッドなわけである。
みんなが求めるサウンドを作れるかもしれない。
KKがプリーストを辞めた時、円満な脱退だと思っていた。
お互いがそれらについて多く語らなかったからだ。
ところが最近いろんな情報が飛び込んできて、挙句の果てにはPriestの名前を冠したバンドを作る始末。
『俺こそ真のプリースト』という自負があるという意思表示だろう。
KKのWikipediaによると、2012年にホテルの経営に失敗している模様。
プリーストに絡んだ原因は恐らくお金の問題もあるかと。
なかなか副業で稼ぐのはメタルゴッドでも難しいようだ。
バンドとは人間関係で出来ている。
演奏技術はもちろんあるが、お互いの信頼が最も大事だ。
KKはグレン・ティプトンが治療のため休養したときに自分に声がかからなかったのが不満だったようだ。
しかし自分から離れた人間がいきなり元の鞘に収まろうとしても、抜けられた側からすると都合のいい時だけ戻ろうとしやがって!と思うのは至極当然。
だってジューダスプリースト側からすれば、バンドをピンチに陥らせた事実は変わりないのだから。
しばらくジューダスプリーストとKKが接点を持つことはないだろう。
しかしいつかは雪解けの時期がくるはずなので、今はKKは個人で頑張っていただきたい。
どこかのフェスで共演して、スペシャルゲストでKKが一緒の壇上に上がる日がいつか来るかもしれない。
会社は入社するときよりも退職するときの方が労力がいる。
結婚は、する時よりも離婚する時の方がストレスが半端ない(らしい)。
それはバンドも同じ。
辞めるとき、辞められた時はお互いにかなり大きなダメージがある。
デイヴ・ムステイン、オジー・オズボーン、ウド・ダークシュナイダー、マイケルシェンカー等、クビにされたり脱退したりした人がいる
その状態から新たにバンドを作るのはかなりの労力である。
僕がツインテールをクビにされたら、果たして音楽を続けるだろうか?
そう思ってしまうぐらいバンドを新たに結成するのはしんどい。
正直考えたくもない。
しかしその恨み(?)とも言えるパワーは確実にバンドに、そして自分自身のモチベーションに変わる。
あの俺を虐げたバンドを潰す!!という気持ちは楽曲に載る。
苦労すればするほど本気の怒りがギターに宿る、歌声に宿る。
オジーに至っては、最終的にブラックサバスを取り込んでしまったのだから。
最悪な状態でもあきらめてはならない。
『何もない』とは『何でもある』と同意語。
自分の器は死ぬまで誰も分からないのだ。
サポートいただければツインテールの活動がより円滑に動きます! それはつまりジャパニーズヘヴィメタルが動くということだ!