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アルバム作成秘話vol.2

曲作りが完成し、マシモ主導でアルバム作成に着手した。
演奏のクオリティも大事だがもうひとつ重要なことがある。
そう、アルバムジャケットである。

ネットを経由して聴くのが当たり前になっている昨今、CDというのは過去の遺物になりつつある。
年々CDの売り上げは世界規模で小さくなっているのも事実。
しかし、メタルファンだけはCDを求める人が多い。
となると我々もヘヴィメタルバンドの端くれ、作らないわけにはいかない。

デザインを誰に頼もうか?とバンド内で話した時に、自然とハルノキさんに頼もうとなった。
ハルノキさんには以前ツインテールのTシャツを作ってもらっている。
ファンアートで描いてくれたものを正式にお願いしたものだ。
今でも気に入っている。

ライヴ会場限定Tシャツロゴ

迫力もあってポップな絵柄。我々のアルバムにはピッタリのものができるだろう。
早速仕事依頼をして快諾していただいた。
2日後にオンライン上で作成会議を行った。
僕はTシャツのような雰囲気のアルバムをお願いしようと思っていた。
ところがハルノキさん
「実は依頼を受けた時にこんなの作ったのですけど…。」

え、怖い…。

なんすかこのバケモノ(笑)
今回のアルバムに入っている曲、Sanctionを以前聴いてインスピレーションが浮かんだとか。

絵の上手い人のこういうラフ大好き

「何か」が地球を襲っている。
神なのか悪魔なのか異星人なのか、環境破壊や災害のイメージなのか、それとも人の業なのか。
見る人によって解釈の変わる「何か」が地球を滅ぼそうとしている。
そんなデザインである。
即OKした。

よくこんなものが描けるもんである(褒めてます)。
そして驚くほど速い時間で仕上げていただいた。
1曲作るのに死ぬほど時間がかかる僕とは大違いである。
数日ごとに完成に向けた絵を送ってくれるのだが、このままではアルバムのデザインに曲が負けてしまうと思ってしまった。ある意味楽曲制作にプレッシャーがかかってしまったよ。
で、完成品がこれ

CDはライヴ限定で売っています。

アルバムタイトルは「Trial by Shadows」ですが、日本語で付けるとしたら
「裁きの歌声」
です。絵が締らないので英語にしました。デザインに日本語って難しいよねぇ。

ダウンロード販売も開始され好調です。
皆さんありがとう。

いろんなことがありますが、みんなの活躍のおかげでなんとかツインテールは活動できています。
アルバムジャケットも画面を通して見るより実際手に取ってみた方がデザインを味わえて良いよ。
是非とも11月16日はメロディア東京でアルバムを手に取ってみてね。ついでにツインテールを見に来てね。

チケットはイープラスで売っています。

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twintail yas
サポートいただければツインテールの活動がより円滑に動きます! それはつまりジャパニーズヘヴィメタルが動くということだ!