でも嘘をついてもバレます。
誰もが自分をよく見せたい。その通りである。
嘘は人間誰もが持っている武器。
美しくない人や似合わない服装をしている人に、そのまま言ってしまうと戦争になる。
だから人を傷つけないためにつく嘘は悪ではない。
バンドとは嘘をつくものである。
人気があるように見せる。
良い演奏ができるように見せる。
そしてライヴが盛り上がっているように見せる。
多くのバンドが知り合いや友達、バンド仲間を呼んで集客ができるように見せる。
「凄い!とても人気のあるバンドなんだ!」と彼らは見られていると思っているが、バレてます。
仕込んだお客もどきが義務や忖度や哀れみで盛り上がっているフリをしている空気は一般の人にも強烈に伝わる。
だって絶対良くないもん、そんなバンドの演奏。
一般人の感性をバカにしてはいけない。
バンドの身の丈に合っていない大きいライヴハウスでやるバンドもいる。
「ここで演奏できるような凄いバンドなんだぞ」というわけだ。
しかしライヴ終了後に得る売り上げはいつもと同じなのに、いつも以上に場所代を払うことになるので高確率でメンバーのうち1人は活動に疑問を抱き辞めます。
その人の替えがいないためバンドは停滞、そして解散。
すべては人を欺いた末路。
インターネットの普及によって更に嘘をつくことが容易になった。
HPで、ブログで、youtubeのコメントで、アマゾンのレビューで嘘を書きまくれる。
しかし、バレてますよ。
その評価が本当なら今頃メタリカ規模になってないとおかしいじゃない。
なのにアクション起こさないのは何故?
御多分に漏れず、バンドとは何かしら嘘をついているもの。
バンドも組織である以上、会社などと同じで顧客に完璧な真実など言えるわけがない。
最初に言ったとおり、人を傷つけないためにつく嘘は悪ではない。
しかし度を越した嘘は確実に返ってくる。
「僕たちは人気も集客もできないゴミバンドです」と発言しろとか、卑屈になれといっているのではない。
人を欺いてはならないだけ。
真摯に真面目に、ステージで最高の演奏をして裏で泣きながらバンドを続けるべし。
たった一人でも真のファンがいてくれたら、バンドは頑張れるものだろ?
最後に集客できるかバンドかそうでないか、HPやブログなどに貼っている写真で判別できる方法を教えます。
参考までに。
ロングショット 撮影
超接写
ロングショットするとお客がいないことがバレてしまうため、接写してごまかすしかないのです。
そして2006年頃のツインテールのライヴ写真をご紹介します。
ライヴは大盛況!コールアンドレスポンスの嵐でした!
とは言えねぇわな(笑)
ロングショットするとこうなります。
でも、たった一人のお客さんに汗だくになりながら全力で演奏したのは誇りです。
コロナ過が終わってツインテールのライヴが行われ、お客さんがアナタだけだったとする。
アナタ一人に向けてセットリストを全力で演奏することをお約束します。