
精神をニュートラルに戻そう
先ほど和歌山の潮岬キャンプから帰ってまいりました。
けっこうな人気スポットだったらしく、グループでキャンプする人々が多かったです。
潮風を感じながら乗るバイクは格別でした。
人間何をしようが行き詰まることがある。
どんなことでも必ずそういう日が来る。
問題の解決に向けていろいろ取り組んでもなかなかうまくいかない。
好きで初めたことでさえ自分の人生の邪魔に感じるときがある。
そういう時はどうするか。
僕の場合は、バイクに乗ります。
えっ、バイクに乗って問題が解決するのか?
いえ、しません。
立ちふさがる問題はそのままの大きさで、僕の人生の邪魔をしています。
ではなぜバイクに乗るのか。
無心になれるからです。
高速道路に乗ったり、郊外や田舎に行ってただバイクを流す。
その瞬間何も考えていない。
路面状況を見ながら『仮面ライダーBLACK RX』を前奏とギターソロ付きでひたすら歌っているだけである。
意味なんてない。
でもこれが非常に大事。
何かを考えて続けているとき、僕の感覚では脳がバーベルなどの重いものをリフトアップしている感覚がある。
当然疲れる。
そりゃ辞めたくもなる。
無心になると脳はバーベルを下す。
フリーになった身体は自由を実感する。
精神的に行き詰まっている人は頑張って脳を使いすぎている。
まずは脳内のバーベルを下ろそう。
無心になっても問題は残ったままなのだが、問題を少し離れたところから見ることができる。
俯瞰で見ると、意外な部分から問題解決を見つけられるかもしれない。
どっちにしろ、精神的に安定していないと問題なんて解決できない。
無心になれるなら何でもいい。
裁縫でもお菓子つくりでも陶芸でも登山でも釣りでも何でも。
良いことも悪いことも含め、何も考えない瞬間こそ大事なのである。
バイクに乗ってキャンプ場へ行き焚火を永遠と眺めていると、さすがに無心の時間が多すぎて、「このまま俺はアホになってしまうのではないか?」若干心配してしまう。
家に帰ってきて問題に向き合うと、行く前よりもリラックスした状態で取り組める。
とりあえずいけそうです。
バックするにしてもまずは精神のシフトをニュートラルにしなければ。
本当は願わくばキャンプに行っているときに自然と問題が解決してくれていたらなぁと思っていたが、そのまま残っていました。
人生そう甘くはない。
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