ブラジル結集会〜都内編〜③
③ブラジルダイアリー最終幕
おはようございます。
最終日の出来事を書いていきます。
最後の日はメインイベントってイベントは
ひとつだけだったんで、それを重点的に書ければと思います。
あ、虫注意。オタク注意。視線注意。頭割り注意。
前回の記事…②
前々回の記事…①
というワケで、
3日目
前日と同じ10時起きでチェックアウト。
チェックアウトは機械にルームキーを入れて秒で終わる。
ロビーで集合…修学旅行かよ。
今日は12時にお店を予約していたので早速現地へと向かう一行。
馬車道→横浜→浅草橋という道程。
馬車道駅、何度も行きすぎて通勤みたいになってた。
どんな店を予約していたかというところですが、きちんと調理された「虫」や「ジビエ」を食せるというANTCICADAっていう店を予約してました。
じがよめないちゅうそつのひとたちにもよめるようにかいておくね。
このおみせは『あんとしかだ』ってよむんだよ。
『』←これはにじゅうかぎかっこひらきっていうじをめだたさせるためにつかったきごうだよ、おぼえておいてね。
この店はきるさんが予約してくれていた所で、
予約必須のコース料理と予約不要のコオロギラーメンがあります。
場所は馬喰町の閑静な住宅街のなかにポツンと
佇んでおります…詳しくはサイトを見てくれ。
我々は位置的に浅草橋駅が近いなと思ったのでそこから行ったんですが他にアクセス良い場所あるかもしれん。
ここにフラッと入っていったら怖すぎて
泣いちゃうかもしんない
ちゃんとコース料理なので高いのと、食材が食材なので行くメンバーとそうでないメンバーで別れた。
イク: ペロ・子供・モナー・鯖・もり・KEI・たるみ
イきません:みょ・ちく穴・ロペ
だったと思います。
マジで場所は分かりづらいから、もし行きたいとかあったら下調べしとかないとギリギリで行ったら分かりづらすぎてシベリアまで行っちゃって予約に間に合わないかもしらんので注意。
少し早く着いたのでしばし待つことに。
周囲に暇を潰せるようなところは正味ないです、ちょっと歩けばコンビニがあるけどやや距離あり。浅草橋駅からまっすぐ行くと秋葉原に着くので流石に色んなものがあるがそこまで行くか？って感じ。
コンビニで金を下ろしつつ、ハナクソほじりながら待っていたらいつの間にか時間に。
怪しげな暗がりへとオタク数人で入ってゆく様は側から見れば異常であろうが大半の人間はオタクに微塵も興味がないので見られることはほぼほぼないのが救いか。
そして、入店。
入るとおおよそオタクには似つかわしくないシックな雰囲気の店内。
マジで今から何されるんだ。
コース料理なので最初に出てくる料理のメニューが渡されて
それらが順に出てくるシステム。
店内の客は私含めオタクの群れとひとり女性がいました。
なんか、すんません。
メニューもなんかオサレだし解錠用のアイテムみたいな石もオサレで
水も青いときたんで今なら始解できるかも！
多分こんくらいの大きさだったと思います
ちなみにコース料理は『地球を味わう』っていうテーマで統一されていて何も虫を食べられる〜みたいなことではなく虫を使わない料理も中にはあって普段あまりクローズアップされない生き物や植物などを使って楽しむっていうものでした。ペアのドリンクもオプションで追加できてそれぞれの料理がストーリーに沿って解説されながら提供されていきます。
「この食材はどこどこで採った〜」って裏話も込みで楽しかったっす。
ワテクシときるさんはアルコールペアドリンクで他はノンアルペア。
どちらもきちんと色々考えられながら提供されていてしゅごい。
あとカクテル作ってるとこ間近で見たの多分初めてだからビビった。
どうも、いなかっぺお兄ちゃんです。
メニューは上記。
まあこんな風に料理ひとつひとつに題名があり順番に運ばれてくる。
材料も書いてあるが嘘でしょ？っていう食材も目につくと思う。
正直、こういうコース料理って「量とか少ね〜し気取ってんじゃあねェ〜の〜？」って舐めてたんだけどそういうことじゃねんだなって分からされました。
くやし〜💕わたしがざぁこ💕てか本当に余談なんだけど『メスガキ』が状況優位を見て「だっさ〜い」って言ってきたり「雑魚」って言葉使うの微妙なんだよな、とりあえずこっちのことを罵倒してきてそのうえで使う言葉は「ばか」とか「あほ」とか「ウンコ」くらいで語彙少ないほうが幼くていいだろ
アントシカダさんがこのページをもし見たら俺はどう謝れば許される？
軌道修正、1品目から感想を軽く添えて。
ひとつひとつに込められたメッセージを私の陳腐な言葉では言い表せないのでシンプルにいきます。
コース料理食べてきた感想
画像の上が料理の題名と一緒に出てくるペアドリンクの名前。
ところどころうろ覚えなんで言葉を濁す。
『平均年齢75歳』
YASO JIN FOREST SHOWER 2023
こちらはなんとざざむしを使った料理でそれを山芋と混ぜてペースト状にしていてバジルと一緒にアイスのヘラでいただくもの。
パッと見、虫を使った料理には見えないですよね。
こんな感じでちゃんとコース料理なんです。
生息域である自然をイメージしていて独特な味でしたが嫌な風味は一切無く、ちゃんと美味しかった。ザ・前菜っていう軽さ。
ドリンクは野草を元にしたジンでこれも演出に一役買っていました。
題名はざざむしを採っている人らの平均年齢が元とのこと。
ざざむしが水場にいるんで結構重労働らしく跡取りがいないらしい。
おい、そこのアンタ。
『イナゴンピック』
会津娘 無為信 熱燗
2品目。名前の通りよく見るといます。けどイナゴって元々食べられてるんでそんなに遠い存在でもないかと。それをキノコや野菜と共に大根で巻いてパクリ。大根は大根なんですけどなんか柔らかい感じがして不思議だった。
横に袋があるんですけどこれはイナゴ凝縮液です。舐めてみるとめちゃくちゃダシ汁、全然虫っぽくない。これをつけながら食べます。
汁は普通に完飲しちゃった。熱燗もあんま飲まないけどよかった。
名前の由来は実際にそういうイナゴを取りまくる催しがあるみたいです。
捕まえたイナゴをレースさせる企画もあるらしく面白そう。
けして流行りものばっか描く奴を拉致る企画ではございません。
『ピュアなアホ』
伊根満開、フラミンゴオレンジ
名前のインパクトがすごい3品目。
肉ですね、鳥肉。ダチョウの鳥刺しなんですがそれ大丈夫なの？
聞くとダチョウって雑菌的なのがほぼ無く生でいけるらしい。もちろんある程度の下処理をしたうえでだろうけど。
あと体格の割に脳みそがちっせくてすんげーバカらしい、題名ですね。
ソースはムール貝を元にしたものでアクセントで食べられる花が添えられておりました。美味しかったです。
殻を触らせてもらったんですが、中身抜かれてたのにそこそこの重量感でしかも硬かった。
ドリンクは題名下の2つのお酒のカクテルで、すこぶるフルーティーでした。
『どっち？』
ANTLOPE Ginger Cat 2
どっち？え？ん？あ？へ？お？
こっちです。4品目は蜂の子使った料理で、ナッツやかぼちゃのニョッキが混じってるんで正体を見極めながら喰らっていくもの。全体的に蜂蜜感がありお酒も蜂蜜酒です、めっちゃハニーでした。
ぶっちゃけ蜂の子って前から興味あったから一番気になってたかも。子供だし。
蜂の子の味は話に聞く感じだとミルキーとよく聞きますが確かにコクを感じました。うまい。ニョッキもんまかった。
これも良いんですけどこの後に出てきたシクレがかなり良くてオタクにも評判よかった！下のコレです。
これパンなんですけど、すげー濃厚で美味しかったです。
上にかかってるのは花粉です。
皿に蜂蜜が残ってるんでそれつけていただきます。
セミの気持ち
ここで小休止の5品目。
えっ？市原仁奈？！
になちゃんをいただけるんですか？？
た、楽しみすぐる・・・！
飛んでる時のアトムの足？
これなんだと思います？
分かんないですよね、気になりますよね？
横にある鉄みたいな棒何なのかな…
そうですよね…意味不明ですよね…
何がセミなんでしょうね…不思議ですよね…
え、答えが気になる…？どうしても分からない…？
じゃあ、一生分からないですね…
来店すれば分かるのかな…
『旨すぎる外来種』
桜毛虫アマーロ、燻製黒オリーブ
6品目。う、うまほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ！！！
とは正直初見ではならないってのが私の第一印象ですが、ひとくち食べてみると確かに美味しかったです。食材がアメリカナマズなんですが何か生臭そうって印象とは裏腹にかなり癖なくすっきりとした味。そのくせボリューミーでビビる。洋梨が裏にいて一緒に食べるんですけど、ナマズ1匹だと淡白な味を甘味と酸味で飽きることなくいただけます。
そのほかハーブがめちゃくちゃ載っかってるんでダメな人はダメかもしれん、私は別にハーブいけるけどパクチーが載ってたら終わってた。
お酒は桜の成分を元にしたリキュールで、あと名前の通り毛虫が使われてます、よく桜の木にいるやつ。
といっても本体を使ってるわけでなくそれのウンティーを混ぜたものなんですけどそいつらは桜しか食べんので不純物がなくめちゃ桜の匂いがします。実際嗅がせてもらったんですが臭くなかったです。
『雪山』
辨天娘 純米酒 鳥姫 R2BY、ANTLOPE 久美子
7品目。雪山という名を冠した鹿肉のステーキ。
これが今回の主菜です、ガウシカ狩ってきた？
まあ、美味しかったです。いわゆるジビエですけど全然臭みとかはなくて肉！！って味で嬉しい。
見辛いっすけど白いやつの横にべって伸ばされてる黒いのが黒にんにくでその末端にあるものが青みかんの胡椒漬け、まあ平たく言えば柚子胡椒っすね。白いのがなんなのか正直覚えてないですがその下にあるのは白菜です。
付け合わせを変えながらいただくもので、いちばん評判が良かったのは柚子胡椒のやつです。
お酒は確か米酒をワインで割ったもの。あっさりしていて良かったです。
迫ってくる鹿肉と白いやつ
『コオロギラーメン』
WAKAZE 蚕沙どぶろく
8品目、アントシカダさんではいちばん有名な一品なんですかね。
名前の通り、コオロギでありとあらゆる調味をしているラーメン。
この1杯だけで実に100匹以上のコオロギが使われているらしく、我々の人数を考えると700匹以上のコオロギをいただいているということになる。
こおろぎさとみもこれには「たいやい！」と驚きのコメント。
これが出てくる前に虫かごの中で元気に飛び跳ねているコオロギくんたちを見せてもらったんですけど、そのあとに出てきたものがこちらでした
南無三。
まあ弱肉強食ってこういうことです。
めちゃくちゃガッツリ虫なんですがピントブレてて残念！
味なんですけど普通に美味しかったというか、並のラーメンより美味しかったです。
ベースは多分醤油寄りだと思います。サイト見たらコオロギ醤油っていうのがあったので恐らくそういうことです。
お酒はどぶろく、SEKIROでも出てきた一心お気に入りのアレ。
初めて飲んだけどアルコール入り甘酒みたいな感じ。
ちなみに蚕のンチ入りです。やった〜♪
『栗と蛹』
天狗櫻 ジョイホワイト、珈琲
9品目、栗のジェラートに熱を加えた蚕の蛹（さなぎ）をまぶしたもの。
甘すぎずしっとりとした感じ、蛹は香ばしい。
よいデザートですね。
ドリンクは芋焼酎に珈琲をブレンドしたもので甘さにちょうどよい苦味。
普通にこの飲み物欲しい。
『虫見大福』
蚕の糞茶 桜、栗
小学生がこれ見たら面白すぎちゃうかも
10品目、ラスト。
餅と茶。
どっちにも蚕の糞を使ってます。
まあここまで読んだならわかると思いますが、全然余計なものが入っていないピュアウンコです。
最後の腹の重しにちょうどよかった。ゴチでした。
ずっと桜しか食べてない蚕と栗食の蚕で全然風味が違くて面白い。
桜の方が好評だったかと。
以上だも〜んげ
ありがとう アンシカ、ありがとう んちち
未知の食体験でした、こういうのはガキンチョの頃に父親の弟の結婚式に行った時に出たメシ以来で、大きくなってからは初めてだったんで見方が変わったし食べ終わったあと普通に満足感あった。
予約してくれたきるさんもあざす。でもやっぱ三ツ星レストランとかのソースを皿にベロンベロンにしたやつとか改めて画像で見ると嘘くせえな。コオロギラーメンは日曜に行くと普通に食べられるらしいので是非。
コースで出てきたのは特別濃くしてるらしいから味は違うかもしんない。
スープの色とかこないだ食べた竹岡式ラーメンとそんな変わらんね。
ってな感じでそんなに抵抗なく食べられると思いますよん。
旅行とは一切関係がないが、
これはこれでうまかった
3日目ラスト
ドキドキ☆食体験も終わり旅も終盤に。
といってもマジでメインイベントは大体終わっていたのであとは各々用事があったりで散り散りに。
どうか×2皆さん あの雲の上でまた会えたらと。
ちなみにアンシカ行かなかった組はちくわさんがキャンプトークでブイブイいわせてたらしいです。き、聞きてー！
私はペロ・鯖・穴・モナ・もり・ロペでとりあえず浅草寄ってみるかということに。
「面白い」
まわるかぎり
人いっぱいいた！！！せんべとだんご食った！！！！！！
おしり
お疲れ様でした。
3日間の旅程でしたが、去年の京都編も結構色々あったが
あの時より充実してました。
単純に行動量が多かった、飯もスゲー食った。
オタクたちもありがとうございました。
まあ本当に最後の最後で特筆することもあんまりないのでここで終わりです、最後は浅草駅で別れの儀。
黄金櫃に封印されていたカードは…
あらしたー
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